第13話　舞う乙女　作：こんにゃく

ＤＥＹ６

ユート「それじゃあ行ってくるよ」

ユート父「ああ・・・気をつけて行けよそれとコロンちゃんもな」二コッ

コロン「ええまけせて頂戴！ユート！ハートランドに行くわよ！！」

ユート「ああ！」








瑠璃「あっ！ユートやっと来た！」

ユート「悪い少し準備に時間がかかって…」

コロン「もうデッキ調整にすんっごーい時間かけてたんだから！！」

瑠璃「フフッユートらしいわね」

ユート「//別にいいだろうっ！」

隼「お前らこんなところいたのか」

ユート「隼・・・やっぱりお前も出るのか」

隼「当たり前だろう・・・それにしても瑠璃お前は出ないのか？」

瑠璃「今回はパス・・・ユートと一緒にいることにするわ（そのほうがユートと一緒に入れるし///）」

隼「・・・そうかそれならいいが・・・」

コロン「！ユート！あれ！！」

ユート「ん？あっ！！」

凌牙「あ？」

ユート「シャーク！お前もフューチャーハートカップに！いやそれより妹はどうなったんだ！！？」

凌牙「ああもう！一気に質問してくんじゃねーよ！」

ユート「す・・・すまない」

凌牙「天城カイトに会った」

ユート「！？」

凌牙「そこでこのくだらねぇ大会に出れば妹を治すと条件を出された・・・たくっ何考えてるのかわからねぇがとにかく璃緒はここの近くの病院に移されて今は安静にしてるよ」

瑠璃「よかったぁ」ホッ

凌牙「・・・じゃあなここからはお互いに敵同士だ会ったら容赦しねぇぞ」スッ

ユート「・・・当たり前だ」

凌牙「あっユート」

ユート「？」

凌牙「・・・そのサンキューな」スタスタ

ユート「！」

瑠璃「よかったじゃない！あんたのがんばり認めてもらって！」

ユート「ああそうだな」

子供たち「にいちゃーん」

？？？「おう！お前たち来てたのか！！」

ユート「あれは・・・恋次！」

恋次「ん？おっおめぇはユートじゃねぇか！昨日は世話になったな！！」

愛歌「おはようユート君」

ユート「おはよう愛歌・・・それにしてもこの子供たちは？」

愛歌「この子たちは私達が通っている孤児院たちの子供たちよ？恋次もここで育ってね」

少年Ａ「恋次兄ちゃんは優しいんだ！！俺たちのために大会とかで勝って手に入れたお金をうちに寄付してくれたりすんだ！！」

少女Ａ「それにいつも私たちと遊んでくれるの！！」

ユート「へぇ～そうなのか」

恋次「べっ///別にそんなことどうだっていいだろ！///」

愛歌「恋次ったら照れてる」

恋次「照れてねぇよ！//・・・まぁともかく今回はぜってぇまけねぇからなユート！！」

ユート「俺も負ける気はないさ！」

女アナウンサー『はいはーいみなさん！！聞こえてますか！！』

ユート「！」

女アナウンサー『ついにこの日がやってまいりました年に一度の祭典フューチャーハートカップ！例年より早い開幕となりましたが選りすぐりのデュエリストがしのぎを削りそして優勝者にはキングである天城カイトとのデュエルが実現します！そしてキングに勝った暁にはキングの称号が与えられます！』

ユート「天城カイト・・・」

女アナウンサー『みなさんには今回このハートランド内にてこのハートピースを集めてもらいますそして３つのハートピースを集めた人が決勝へと上り詰めますがハートピースがなくなった時点で失格となりますのでご注意ください』

次元「ふんこの僕なら余裕ですね・・・」

郷田「何が何でも優勝だぁああ！！」

スバル「んっんー僕のエンタメを見せる時が来たんですねぇ！！！」

女アナウンサー『さぁみなさん！もう動きたくてうずうずしていますね！？じゃあ始めますね！！デュエルスタート！！』

一斉に走り出す参加者たち・・・今フューチャーハートカップが始まった






ユート「結構散ったな・・・」

瑠璃「そうね・・・コロンも隼もいつの間にかいなくなったし・・・」

ユート「あの二人なら大丈夫だろ・・・それより俺達も相手を探さなくちゃな」

？？？「よっほっ！」

男Ａ「おっなんだ？」

男Ｂ「ジャグリング・・・大道芸ってやつか？」

？？？「それー♪」シュバッ　ポンッ

女Ａ「すごーい！全部お花になっちゃった！」

女Ｂ「綺麗～」

？？？「はーいこれはみんなにプレゼントしますよぉ～」

瑠璃「あたしももらってこようかなぁ」

？？？「！あっそこの君！」

ユート「ん？俺か？」

？？？「そうそう君君！ねぇ君これ持ってる？」ハートピース

ユート「それは！ハートピース！」

？？？「あはっ♪その反応は持ってるのね！よし私は詩音あなたは？」

ユート「俺はユート」

詩音「うん！ユートよろしくね♪それじゃあさっそくだけどデュエルしよっか？」

ユート「望むところだ！！」

詩音・ユート「「デュエル！！」」

周りの人々「なんだなんだ・・・デュエルか？」

詩音「きゃは♪うんうんいいね！観客がいたほうが盛り上がるもんね！」

ユート「そうだな」

詩音「じゃあ私から行かせてもらうね！！私のターン！私は慈愛の乙女コスモスを召喚！！」

コスモス「やあ！！」攻撃力１６００　レベル４

詩音「コスモスが召喚に成功した時デッキからレベル・属性が違うレベル４以下の乙女を特殊召喚できる！きて再拝の乙女ラフシア！」

ラフシア「テャアっ！」攻撃力１０００　レベル２

詩音「ラフシアは特殊召喚に成功した時相手に５００ポイントのダメージを与える！！フレストーム！」

ユート「くぅっ１ターン目からダメージを！！」ライフ３５００

詩音「まだ終わりじゃないわ！私は手札から乙女劇場を発動！！このカードは自分フィールドのモンスターを任意に着飾ることでデッキからカードをその枚数だけドローできる！私はラフシアを選択！！」

ラフシア「きゃはっ♪」

ラフシアはピンクのスカートに大きめの可愛らしい帽子を身にまとう

少女Ｂ「可愛い～」

そしてそのままラフシアは舞い踊る、その姿に観客は引き込まれていった

詩音「やっぱりデュエルには笑顔が一番！みんなの笑顔が私のモンスターに力を与えてくれるの！私はカードを１枚ドローしてターンエンドよ！」手札３

ユート「笑顔が力に・・・」

詩音「そう！笑顔を見ていれば私たちも笑顔になれる・・・でしょ？さぁ！ユート！今度はあなたが着飾る番よ！！」







ユート父「こいつは一体・・・」スッ

周りには誰もいない・・・ただ無残にもカードが散らばっているだけだった

ユート父「何が起こっていやがる・・・ただ事じゃねぇのは確かだが・・・」

散らばった多くのカードはおそらく所有者のデッキであろう・・・しかし

ユート父「持ち主は一体どこへ・・・？」


？？？「」スッ










次回予告

詩音のデュエルは人々を笑顔にする楽しげなデュエルだった、俺は彼女に何が大切なのかを学ばせてもらうのだった
次回「笑顔の力」

今回からは短く切りますね
ユートの幻影騎士団ＯＣＧ化おめでとう！！！めっちゃうれしくて泣きそうです。遅れて申し訳ないです、物語も佳境なので一気に終わらせたいですねアニメもシンクロ次元が終わりそうですし