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第6話 砕かれた志 作:こんにゃく
目をさますとそこは見慣れた場所だった
「ここは・・・家?」
「おはようユート、目が覚めたか?」
「父さん・・・どうして・・・?」
「なんでもお前中学生相手にデュエルしてまけたんだってなぁ!ハッハッハッ!!」
「・・・」
「・・・うーん?いつものお前ならなんだと!!ってつっかかってくるのになぁ」
「・・・お前のデュエルはデュエルじゃないって、押し付けているだけだって・・・」
「そう、その中学生に言われたのか?」
「・・・うん」
「そうか、確かにお前の腕じゃあまだまだだなはっきり言って、だからと言ってお前は悪くない
いいか?どんな状況でも笑顔にできるやつってのはほんの一握りだ今すぐに誰でもできるわけじゃない
そんなやつがいるんだったら俺も会ってみたいよハッハッハ」
「父さん・・・」
「ユート、時と場合ってやつだ相手が真剣に悩んでるんだったら受け止めてやれ、正直お前はどんな時でも笑顔にするって
いうのはぶっちゃけ向いてねぇだったらやることは一つ!」
スゥと息を吸い込み
「お前は相手のことを信用しろ、お前はそういうことは得意だろ?」
「相手を信じる・・・」
「そうだ、お前は友達思いだからなぁハッハッハ相手がどう思っているのかを察するの大変だ、だけどお前ならできるなんせ俺の息子だからな」
「・・・ありがとう父さん、なんか吹っ切れたよ」
「おう・・・さぁ、飯だ飯!!もう7時だ」
そうしてユート一家の夜は更けていった・・・
翌日 day2 校門にて
「おはよう瑠璃」
「あっおはようユート!昨日は大丈夫だった?」
「ああ、何とかな、それより昨日俺が気を失った後、どうなったんだ?」
「・・・それが、途中で凌牙がいなくなっちゃったの・・・それで中止に・・・」
「なんだと?それはほんとうか?」
「それに・・・」
そういうと周りから奇妙な噂話が耳に入ってきた
「おいシャークのやつがまたやったらしいぜカードカツアゲ」
「まじかよ!?もう一週間連続だぜ?」
「はぁ~落ちたもんだなぁあいつも」
「・・・こんな感じで凌牙の悪い噂が・・・ってユート!!」
「なぁお前達、今の話聞かせてくれないか?」
「?あぁ別にいいけどよ、なんでもシャークのやつがカードをカツアゲしてるんだとよ」
「カツアゲ?」
「あぁ、デュエルで負けた相手のエクシーズを奪っちまうらしいそれも一週間前からだぜ?まったく・・・」
「・・・」
「それに昨日もだ!!俺の友達もシャークにやられたって話してたんだ!」
「・・・わかったありがとう」
「ユート・・・」
「どうしてシャークのやつはそんなことを・・・」
「もしかしたら・・・」
「瑠璃、何か知っているのか?」
「えぇ、凌牙に妹がいてね?璃緒っていうんだけどその子病気なの・・・それも重い・・・」
「病気・・・」
「うん、もしかしたらそれが関係してるのかも」
「・・・」
≪別につまらないわけじゃねぇよ・・・ただ・・・≫
≪いや・・・なんでもねぇよ・・・≫
≪いいか?楽しむだとか!楽しませるだとかそんなもん人に押し付けるんじゃねぇよ・・・俺は今こんなことしてる場合じゃあねぇんだよ!≫
「・・・決めた」
「え?」
「瑠璃ちょっと来い」
「え!?わっちょっと!!引っ張らないで!!ユート!!」
「おい!次元!!いるか!!」
「いるも何も同じクラスじゃないですかユート君、まったく君はクラスの醜態をさらしたと自覚しているんですか?あんなまk・・・」
「次元、お前ネットに強いよな?」
「え?」
「っ!もう!!ユート一体なんなのよ!!なにが『決めた』なの!?」
「・・・次元、この一週間でカードカツアゲ被害にあった場所・・・わかるか?」
「・・・えぇわかりますが・・・まさかシャーク関係ですか?」
「あぁ」
「できますが・・・カツアゲ被害はこの町ではそこそこにありますし・・・」
「エクシーズだ、デュエルで負けたやつからエクシーズを奪ってるらしい」
「・・・わかりましたできるだけシャークが関係してるようなものだけをピックアップしましょう、正直時間がかかりますがいいですか?」
「あぁ、かまわない」
「それともう一つ、もしかしてシャークにリベンジですか?屈辱の」
「いや」
「・・・そうですかなら喜んで協力しましょう、みっともなく『負けたから悔しい!!』なんて言われたらどうしようかと思ってましたよ」
「俺がそんなこと言うとでも?」
「いや、普通に言いますよ、あなた」
「・・・そうだな」
「ちょっと『決めた』って何する気!?」
「よし、じゃあわかったら教えてくれ」
「ちょっとぉ!!聞いてる!!?」
そうして時間が過ぎて行った・・・
夕方
「ほら、ユート君これがシャークに関する事件と思しきもののピックアップだ」
「早いな、まだ学校だぞ?」
「まったく・・・授業中までやっていたんです、感謝してほしいですね!」
「あぁ、サンキュウ」
「・・・そんな言葉使うんですね」
そういわれると少し照れくさくなったが、軽く咳払いをし改めて資料に目を通す
(なるほど・・・犯行は8時~9時の1時間が一番多い・・・それにここ2日間はこの地域が多いのか・・・)
「次元・・・本当に助かった恩に着るよ」
「えぇ・・・それはなにより・・・っと」
「ユートォ?」
「っ瑠璃!?まだいたのか?」
「まだいたのか?じゃあないわよ!!あんたまさか凌牙に会う気じゃないでしょうね!!?」
「・・・ああそうだ」
「あんたね!!」
「仮に!仮にシャークが妹のためにこんなことをやっているんだとしてもこれは見逃せない」
「・・・ユート」
「重い病気か・・・俺には分からない・・・シャークの気持ちも!だけど!!」
≪いいか?楽しむだとか!楽しませるだとかそんなもん人に押し付けるんじゃねぇよ・・・俺は今こんなことしてる場合じゃあねぇんだよ!≫
「あいつにこんなことをさせちゃいけない!そんな気がするんだ・・・」
「・・・うんわかったよユート、あたしはユートがやりたいこと・・・信じてることを信じる」
「瑠璃・・・あっところで瑠璃この後空いてるか?」
「えっこの後って・・・えっ///」
(って何勘違いしてんの///あたし///これは凌牙のことよ!!)
「んっんーん、え↑え空いてるわよ?」
「?なんで声裏返ってるんだ?」
「///んもう!!なんでもいいでしょ!!このバカ!!!!」
ドゴォ
「!?うぐぁぁっっっ!?」
「もうっほらいくわよ!」
「・・・なっなんで俺は殴られた・・・」 いいから行くわよ はい・・・
「・・・あーあコーヒー飲みましょうか・・・ブラックで」
そして一度、瑠璃と別れたユートは8時過ぎにまた合流していた
「ここって・・・」
「あぁここはハートランドでも治安が悪いところだな・・・とはいっても最近じゃあめっきりそういう話を聞かない・・・が」
場所は海岸沿い、コンテナが積まれたような場所だった
「あっ!あれを見て!」
「あれは・・・シャークか」
ユートと瑠璃の前には凌牙ともう一人見慣れない男がいた
「さぁさっさと始めようぜ・・・」
「ヒッヒッヒ・・・そうだなぁ約束通りぃ貴様が負けたら貴様のエクシーズはもらう」
「あぁお前が勝てればな」
「待て!!!」
「ああ?」
「そこまでだシャーク!!」
「てめぇは・・・」
「おいおいシャークぅどういうことだぁ?このガキは一体・・・」
「悪いな今日のところはこの話は無かったことにしてくんねぇか?こいつは俺に用があるらしい」
「・・・ヒッヒッヒそうかよ・・・俺も面倒事に付き合うきはねぇからなぁ」
「そういってもらえると助かるよ・・・で?てめぇは一体俺に何の用だ?」
「シャーク・・・お前がカードをカツアゲしているっていう噂を聞いてな」
「それで俺を追って・・・くっくっくハッハッハ!!お前wまさか俺を止めにでも来たwっていうのか?」
「あぁそうだ、お前を止めに来た」
「・・・」
「お前のその行為は決して許されることではない・・・たとえ妹の為でも」
「!?」
すると凌牙の目線の先に遠くで姿を隠していた瑠璃が歩いて近づいてきた
「・・・はぁなるほど黒咲妹、てめぇがこいつに言ったのか」
「ごめん・・・でもあんたが璃緒のためにこんなことをしているのならなおさら!」
「『こんなこと』?こいつは『こんなこと』なんかじゃねぇ!あいつは!璃緒には時間がねぇんだよ!!もう時間がねぇんだ・・・」
「・・・お前の妹の状況は俺には分からない、だが人から奪ったカードを使って何かしようっていうのならそいつは間違ってる」
「間違ってるねぇ・・・ずいぶんな口をきいてくれるじゃねえか・・・確かに俺のやってることは正しいとは言えねぇだがフェイカーに会うには金が要るんだ・・・」
「フェイカー?金?」
「知ってるだろ?このハートランドを造った天才科学者フェイカー・・・そいつなら璃緒を治せるかもしれねぇ」
「その為にカードを奪って売っていたってことか・・・」
「そうだよ・・・どうだ?これでも結構稼げたんだぜ?」
「そんなこと間違ってる!凌牙、あんたそのフェイカーってやつに会うのだって他に方法があるんじゃないの?」
「さぁな・・・そんなこと俺には少なくとも思いつかねぇな」
「お前がこれからもこんなことを続けるっていうのなら俺はお前を止める」
「・・・へぇ言うじゃねえかそういえばてめぇもエクシーズを持っていたよな?あいつは金になりそうだ・・・どうだ?賭けねぇか?」
「賭ける?」
「ああ、この勝負お互いのエクシーズを賭ける負ければ奪われるアンティルールだ」
「・・・俺はお前のエクシーズはいらない・・・ただお前は負けたらもうこんなことはしないって約束しろ」
「・・・ああいいぜ」
「ユート・・・凌牙・・・」
「「デュエル!!」」
「今回は先行は俺から行くぜ、俺は手札からナイト・シーサーペントを召喚」
ナイト・シーサーペント レベル3 攻撃力1300
「そして手札からフィールド魔法、深海底国アトラグーンを発動する」
ユートと凌牙の周りにはコンテナの積まれた場所だったがそこは一瞬で海に沈み、魚たちが泳ぎだす
「すげぇよなぁソリッドビジョンもここまでくれば現実と区別がつかねぇ・・・こいつを造ったのもフェイカーらしいが」
「シャーク・・・」
「まぁそんなことはどうでもいい、俺はアトラグーンの効果を発動このフィールド内では魚族は攻撃力が300アップする、俺はターンエンド」手札3
「・・・」
「さぁお前のターンだぜ?昨日みたいにはならないでくれよ?」
「俺のターン!!!」
(俺はこの間・・・考えもなしにデュエルしていた・・・だが今は違う!シャークを・・・シャークの何か手助けをしたい)
その時再びユートは光に包まれる・・・今度の光は以前よりは軽くすぐにその光は消えた
(この感覚・・・ダークリベリオンの時みたいなそんな暖かい感じがする・・・でも今は正気を保っていられる!!今なら)
「俺はフィールドにモンスターが存在しない時、手札から幻影騎士団 ステルス・ジャンパーを特殊召喚」
ステルス・ジャンパー レベル3 攻撃力500
「そしてさらに幻影騎士団 ラギット・グローブを召喚!!!」
ラギット・グローブ レベル3 攻撃力1000
(エクストラデッキが!?光っている!やはり前の時と・・・!!)
「・・・俺はレベル3のステルス・ジャンパーとラギット・グローブでオーバレイ!!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!!
エクシーズ召喚!現れろ!!ランク3幻影騎士団 ブレイク・ソード!!!」
その者に顔はなくあるのは頭部の部分の蒼き炎、戦場からよみがえった漆黒の騎士が今現れる
FIN
次回予告
新たなモンスターを召喚した俺はそのモンスターでシャークに挑む、それぞれの思いがぶつかる中、ついに決着がつく
次回「戦いの果てに」
「ここは・・・家?」
「おはようユート、目が覚めたか?」
「父さん・・・どうして・・・?」
「なんでもお前中学生相手にデュエルしてまけたんだってなぁ!ハッハッハッ!!」
「・・・」
「・・・うーん?いつものお前ならなんだと!!ってつっかかってくるのになぁ」
「・・・お前のデュエルはデュエルじゃないって、押し付けているだけだって・・・」
「そう、その中学生に言われたのか?」
「・・・うん」
「そうか、確かにお前の腕じゃあまだまだだなはっきり言って、だからと言ってお前は悪くない
いいか?どんな状況でも笑顔にできるやつってのはほんの一握りだ今すぐに誰でもできるわけじゃない
そんなやつがいるんだったら俺も会ってみたいよハッハッハ」
「父さん・・・」
「ユート、時と場合ってやつだ相手が真剣に悩んでるんだったら受け止めてやれ、正直お前はどんな時でも笑顔にするって
いうのはぶっちゃけ向いてねぇだったらやることは一つ!」
スゥと息を吸い込み
「お前は相手のことを信用しろ、お前はそういうことは得意だろ?」
「相手を信じる・・・」
「そうだ、お前は友達思いだからなぁハッハッハ相手がどう思っているのかを察するの大変だ、だけどお前ならできるなんせ俺の息子だからな」
「・・・ありがとう父さん、なんか吹っ切れたよ」
「おう・・・さぁ、飯だ飯!!もう7時だ」
そうしてユート一家の夜は更けていった・・・
翌日 day2 校門にて
「おはよう瑠璃」
「あっおはようユート!昨日は大丈夫だった?」
「ああ、何とかな、それより昨日俺が気を失った後、どうなったんだ?」
「・・・それが、途中で凌牙がいなくなっちゃったの・・・それで中止に・・・」
「なんだと?それはほんとうか?」
「それに・・・」
そういうと周りから奇妙な噂話が耳に入ってきた
「おいシャークのやつがまたやったらしいぜカードカツアゲ」
「まじかよ!?もう一週間連続だぜ?」
「はぁ~落ちたもんだなぁあいつも」
「・・・こんな感じで凌牙の悪い噂が・・・ってユート!!」
「なぁお前達、今の話聞かせてくれないか?」
「?あぁ別にいいけどよ、なんでもシャークのやつがカードをカツアゲしてるんだとよ」
「カツアゲ?」
「あぁ、デュエルで負けた相手のエクシーズを奪っちまうらしいそれも一週間前からだぜ?まったく・・・」
「・・・」
「それに昨日もだ!!俺の友達もシャークにやられたって話してたんだ!」
「・・・わかったありがとう」
「ユート・・・」
「どうしてシャークのやつはそんなことを・・・」
「もしかしたら・・・」
「瑠璃、何か知っているのか?」
「えぇ、凌牙に妹がいてね?璃緒っていうんだけどその子病気なの・・・それも重い・・・」
「病気・・・」
「うん、もしかしたらそれが関係してるのかも」
「・・・」
≪別につまらないわけじゃねぇよ・・・ただ・・・≫
≪いや・・・なんでもねぇよ・・・≫
≪いいか?楽しむだとか!楽しませるだとかそんなもん人に押し付けるんじゃねぇよ・・・俺は今こんなことしてる場合じゃあねぇんだよ!≫
「・・・決めた」
「え?」
「瑠璃ちょっと来い」
「え!?わっちょっと!!引っ張らないで!!ユート!!」
「おい!次元!!いるか!!」
「いるも何も同じクラスじゃないですかユート君、まったく君はクラスの醜態をさらしたと自覚しているんですか?あんなまk・・・」
「次元、お前ネットに強いよな?」
「え?」
「っ!もう!!ユート一体なんなのよ!!なにが『決めた』なの!?」
「・・・次元、この一週間でカードカツアゲ被害にあった場所・・・わかるか?」
「・・・えぇわかりますが・・・まさかシャーク関係ですか?」
「あぁ」
「できますが・・・カツアゲ被害はこの町ではそこそこにありますし・・・」
「エクシーズだ、デュエルで負けたやつからエクシーズを奪ってるらしい」
「・・・わかりましたできるだけシャークが関係してるようなものだけをピックアップしましょう、正直時間がかかりますがいいですか?」
「あぁ、かまわない」
「それともう一つ、もしかしてシャークにリベンジですか?屈辱の」
「いや」
「・・・そうですかなら喜んで協力しましょう、みっともなく『負けたから悔しい!!』なんて言われたらどうしようかと思ってましたよ」
「俺がそんなこと言うとでも?」
「いや、普通に言いますよ、あなた」
「・・・そうだな」
「ちょっと『決めた』って何する気!?」
「よし、じゃあわかったら教えてくれ」
「ちょっとぉ!!聞いてる!!?」
そうして時間が過ぎて行った・・・
夕方
「ほら、ユート君これがシャークに関する事件と思しきもののピックアップだ」
「早いな、まだ学校だぞ?」
「まったく・・・授業中までやっていたんです、感謝してほしいですね!」
「あぁ、サンキュウ」
「・・・そんな言葉使うんですね」
そういわれると少し照れくさくなったが、軽く咳払いをし改めて資料に目を通す
(なるほど・・・犯行は8時~9時の1時間が一番多い・・・それにここ2日間はこの地域が多いのか・・・)
「次元・・・本当に助かった恩に着るよ」
「えぇ・・・それはなにより・・・っと」
「ユートォ?」
「っ瑠璃!?まだいたのか?」
「まだいたのか?じゃあないわよ!!あんたまさか凌牙に会う気じゃないでしょうね!!?」
「・・・ああそうだ」
「あんたね!!」
「仮に!仮にシャークが妹のためにこんなことをやっているんだとしてもこれは見逃せない」
「・・・ユート」
「重い病気か・・・俺には分からない・・・シャークの気持ちも!だけど!!」
≪いいか?楽しむだとか!楽しませるだとかそんなもん人に押し付けるんじゃねぇよ・・・俺は今こんなことしてる場合じゃあねぇんだよ!≫
「あいつにこんなことをさせちゃいけない!そんな気がするんだ・・・」
「・・・うんわかったよユート、あたしはユートがやりたいこと・・・信じてることを信じる」
「瑠璃・・・あっところで瑠璃この後空いてるか?」
「えっこの後って・・・えっ///」
(って何勘違いしてんの///あたし///これは凌牙のことよ!!)
「んっんーん、え↑え空いてるわよ?」
「?なんで声裏返ってるんだ?」
「///んもう!!なんでもいいでしょ!!このバカ!!!!」
ドゴォ
「!?うぐぁぁっっっ!?」
「もうっほらいくわよ!」
「・・・なっなんで俺は殴られた・・・」 いいから行くわよ はい・・・
「・・・あーあコーヒー飲みましょうか・・・ブラックで」
そして一度、瑠璃と別れたユートは8時過ぎにまた合流していた
「ここって・・・」
「あぁここはハートランドでも治安が悪いところだな・・・とはいっても最近じゃあめっきりそういう話を聞かない・・・が」
場所は海岸沿い、コンテナが積まれたような場所だった
「あっ!あれを見て!」
「あれは・・・シャークか」
ユートと瑠璃の前には凌牙ともう一人見慣れない男がいた
「さぁさっさと始めようぜ・・・」
「ヒッヒッヒ・・・そうだなぁ約束通りぃ貴様が負けたら貴様のエクシーズはもらう」
「あぁお前が勝てればな」
「待て!!!」
「ああ?」
「そこまでだシャーク!!」
「てめぇは・・・」
「おいおいシャークぅどういうことだぁ?このガキは一体・・・」
「悪いな今日のところはこの話は無かったことにしてくんねぇか?こいつは俺に用があるらしい」
「・・・ヒッヒッヒそうかよ・・・俺も面倒事に付き合うきはねぇからなぁ」
「そういってもらえると助かるよ・・・で?てめぇは一体俺に何の用だ?」
「シャーク・・・お前がカードをカツアゲしているっていう噂を聞いてな」
「それで俺を追って・・・くっくっくハッハッハ!!お前wまさか俺を止めにでも来たwっていうのか?」
「あぁそうだ、お前を止めに来た」
「・・・」
「お前のその行為は決して許されることではない・・・たとえ妹の為でも」
「!?」
すると凌牙の目線の先に遠くで姿を隠していた瑠璃が歩いて近づいてきた
「・・・はぁなるほど黒咲妹、てめぇがこいつに言ったのか」
「ごめん・・・でもあんたが璃緒のためにこんなことをしているのならなおさら!」
「『こんなこと』?こいつは『こんなこと』なんかじゃねぇ!あいつは!璃緒には時間がねぇんだよ!!もう時間がねぇんだ・・・」
「・・・お前の妹の状況は俺には分からない、だが人から奪ったカードを使って何かしようっていうのならそいつは間違ってる」
「間違ってるねぇ・・・ずいぶんな口をきいてくれるじゃねえか・・・確かに俺のやってることは正しいとは言えねぇだがフェイカーに会うには金が要るんだ・・・」
「フェイカー?金?」
「知ってるだろ?このハートランドを造った天才科学者フェイカー・・・そいつなら璃緒を治せるかもしれねぇ」
「その為にカードを奪って売っていたってことか・・・」
「そうだよ・・・どうだ?これでも結構稼げたんだぜ?」
「そんなこと間違ってる!凌牙、あんたそのフェイカーってやつに会うのだって他に方法があるんじゃないの?」
「さぁな・・・そんなこと俺には少なくとも思いつかねぇな」
「お前がこれからもこんなことを続けるっていうのなら俺はお前を止める」
「・・・へぇ言うじゃねえかそういえばてめぇもエクシーズを持っていたよな?あいつは金になりそうだ・・・どうだ?賭けねぇか?」
「賭ける?」
「ああ、この勝負お互いのエクシーズを賭ける負ければ奪われるアンティルールだ」
「・・・俺はお前のエクシーズはいらない・・・ただお前は負けたらもうこんなことはしないって約束しろ」
「・・・ああいいぜ」
「ユート・・・凌牙・・・」
「「デュエル!!」」
「今回は先行は俺から行くぜ、俺は手札からナイト・シーサーペントを召喚」
ナイト・シーサーペント レベル3 攻撃力1300
「そして手札からフィールド魔法、深海底国アトラグーンを発動する」
ユートと凌牙の周りにはコンテナの積まれた場所だったがそこは一瞬で海に沈み、魚たちが泳ぎだす
「すげぇよなぁソリッドビジョンもここまでくれば現実と区別がつかねぇ・・・こいつを造ったのもフェイカーらしいが」
「シャーク・・・」
「まぁそんなことはどうでもいい、俺はアトラグーンの効果を発動このフィールド内では魚族は攻撃力が300アップする、俺はターンエンド」手札3
「・・・」
「さぁお前のターンだぜ?昨日みたいにはならないでくれよ?」
「俺のターン!!!」
(俺はこの間・・・考えもなしにデュエルしていた・・・だが今は違う!シャークを・・・シャークの何か手助けをしたい)
その時再びユートは光に包まれる・・・今度の光は以前よりは軽くすぐにその光は消えた
(この感覚・・・ダークリベリオンの時みたいなそんな暖かい感じがする・・・でも今は正気を保っていられる!!今なら)
「俺はフィールドにモンスターが存在しない時、手札から幻影騎士団 ステルス・ジャンパーを特殊召喚」
ステルス・ジャンパー レベル3 攻撃力500
「そしてさらに幻影騎士団 ラギット・グローブを召喚!!!」
ラギット・グローブ レベル3 攻撃力1000
(エクストラデッキが!?光っている!やはり前の時と・・・!!)
「・・・俺はレベル3のステルス・ジャンパーとラギット・グローブでオーバレイ!!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!!
エクシーズ召喚!現れろ!!ランク3幻影騎士団 ブレイク・ソード!!!」
その者に顔はなくあるのは頭部の部分の蒼き炎、戦場からよみがえった漆黒の騎士が今現れる
FIN
次回予告
新たなモンスターを召喚した俺はそのモンスターでシャークに挑む、それぞれの思いがぶつかる中、ついに決着がつく
次回「戦いの果てに」
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- 09/16 20:38 デッキ シンクロ・フェローズ
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- 09/16 19:29 一言 そういえば、ここのサイトに投稿したSSってハーメルンとかにも投稿して…
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