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第4話:1-1 作:光芒
卒業した遊希さんの後を継いで、俺は生徒会デュエル委員になった。デュエル委員は遊希さんが三年生の時に新設された役員であり、学内全体のデュエルを統括する責任ある立場だ。時に生徒の代表として学校側ともデュエルについて交渉する必要があるため、俺一人ではまず務まらない重い仕事といっても過言ではない。
もちろんそれは俺より遥かに経験豊富な遊希さんにも言えたことで、遊希さんはそのサポート役として俺を抜擢してくれた。少なくとも遊希さんが俺を見出してくれなかったら今の高海 遊大というデュエリストはまず存在していないと言っていいだろう。そして俺にもまた、今後のセントラル校を担えるだけの人と一緒にこの職務に臨みたい、という気持ちがあった。
「……というわけで、結衣さんにこの仕事をお任せしたいんだけど」
俺が白羽の矢を立てたのは現役プロデュエリストである結衣さん。彼女は一年生でも有数の実力者であり、プロということもあって知名度も抜群だ。生徒会でデュエルモンスターズについての広報紙を発行する仕事もあるため、デュエル委員は何より顔が知られていなくてはならない。
「私で良ければお受けします。ですが……」
ありがたいことに、結衣さんは前向きなようだった。だけど、そんな前向きな彼女は不機嫌そうに右の方へと視線を逸らす。彼女の右隣にはまた、目をキラキラと光らせた女の子が座っていた。
「はいはいはーい! アタシもデュエル委員やりたいでーす!☆」
風花 遊舞さん。結衣さんのルームメイトにして【ゲイルアイズ】という謎のデッキを使いこなす女の子。俺は結衣さんだけを呼んだつもりだったけれど、何処かで結衣さんを呼び出した理由を嗅ぎ付けたのか、彼女も一緒に生徒会室までやってきていた。
「なんでいるんですか? あなたには何も言っていなかったはずです」
「水臭いよゆいゆい。アタシとゆいゆいは竹馬の友じゃん☆」
「あなたと竹馬の友になるくらいなら、私は片方の竹馬で棒高跳びをしてその場から離れます」
鬱陶しがっているように見えながらもしっかりと返しているあたり、この二人の仲は決して悪くないように思えた。今年度の首席入学者であり、入学式のデュエルでは結衣さんを倒した遊舞さんなら実力としては申し分ない。何よりやる気になっている人を迎え入れないというのは、俺としては避けたかった。
「私としてはデュエル委員の数は何人でも大丈夫ですよ?」
生徒会長のベアトリス・オルレアン先輩は俺たちの様子を見ながら、助け舟を出すかのようにそう言った。確かにデュエル委員の数に規定はない。そもそもできて2年しか経っていないんだから規定も何もあったもんじゃないと言っていいだろう。
「ですが、やはり学内のデュエルを統括する立場にあるのがデュエル委員です。ならばそれ相応の力を見せてもらう必要があると思います!」
一方で留学生委員になった美鈴さんはやや強めの語気でそう言った。どうしてそんなに怒っているのかはよくわからなかったけど、彼女もまた結衣さんと遊舞さんの二人を同時に俺のサポートとして迎えることについては反対していない。
「わかった。じゃあ遊舞さん、俺とデュエルをしようか」
「えっ、アタシとセンパイがデュエル?」
「うん。ただ、このデュエルは勝ち負けじゃない。俺とデュエルをしてその内容であなたをデュエル委員に迎えるかどうかを判断するから。ちなみにデッキだけど……【ゲイルアイズ】を使ってもらえるかな?」
彼女と以前デュエルをした時、遊舞さんは【サンダー・ドラゴン】デッキを使っていた。ゲイルアイズと違って一般に流通しているデッキだけど、キーカードである《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が制限カードに指定されている現状を考えると、その実力を完全に発揮できるかは未知数なところがある。
それなら彼女のゲイルアイズデッキとデュエルをすることで、遊舞さんの本当の力を見定めた方が俺としてはありがたかった。謎の多いゲイルアイズ、というデッキも直接対峙した方がその実情をよく知れる。俺は上級生として、一人のデュエリストとして、彼女のことをよく知る必要があった。
「わかったよ☆ 言っておくけど、全力で行かせてもらうからね!」
「うん。遊舞さんの全力……楽しませてもらうよ」
デュエルを始めるにあたって先攻後攻の決定権がデュエルディスク内蔵のコンピューターによって決められる。その決定権は俺に与えられ、俺は遊舞さんに先攻を譲った。
「えっ、アタシが先攻でいいの?」
「うん。いいよ」
もちろん先輩としての優しさ、というのもあるけれどもちろんそんな優しさだけで先攻を譲ったつもりはない。遊舞さんのエースカード《ゲイルアイズ・アトモスフィア・ドラゴン》はどちらかというと後攻ワンキルを得意とした効果を持っており、彼女もそれはよく理解しているはずだ。それなら先攻を取った場合彼女のデッキはどう動くのか、俺はそれも見てみたかった。
「よし! じゃあ行くよ☆」
「いつでもおいで」
「「デュエル!!」」
先攻:遊舞【ゲイルアイズ】
後攻:遊大【オッドアイズ】
遊舞 LP8000 手札5枚
デッキ:35 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)
遊大 LP8000 手札5枚
デッキ:45 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)
☆TURN01(遊舞)
「じゃ、アタシの先攻で! アタシは《ゲイルアイズ・ブリーズ・ドラゴン》を召喚!」
この間の結衣さんとのデュエルでは【WW】モンスターを絡めて展開してきた遊舞さんだけど今回は違った。なんと彼女はアトモスフィア・ドラゴン以外の【ゲイルアイズ】モンスターを使ってきたのだ。
《ゲイルアイズ・ブリーズ・ドラゴン》
効果モンスター(オリジナルカード)
星1/風属性/幻竜族/攻0/守0
「ゲイルアイズ・ブリーズ・ドラゴン」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度までしか発動できない。
(1):このカードの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキから「ゲイルアイズ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが「ゲイルアイズ」カードの効果を発動するために手札に戻った場合に発動できる。自分のデッキからレベル6以下の幻竜族モンスター1体を手札に加える。この効果で手札に加えたモンスターが「ゲイルアイズ」モンスターだった場合、手札に加えずそのまま特殊召喚できる。
ブリーズ(そよ風)の名を持つ小さな翠色のドラゴンが現れる。攻守の値は0だけど、遊舞さんはそんなモンスターを何の策もなしに召喚するデュエリストではない。それよりも俺としてはまた別のことに興味を惹かれていた。
「ゲイルアイズモンスター……やっぱり他にもいたんだね」
アトモスフィア・ドラゴン以外のゲイルアイズモンスターが存在している、ということは、彼女のデッキにはデッキを組めるほどゲイルアイズというカードが存在しているということでもある。俺がオッドアイズ・レイジング・ドラゴンだけを持っていたのとはまた訳が違ってくる。
「召喚に成功したブリーズ・ドラゴンの効果を発動! デッキからゲイルアイズ魔法・罠カード1枚を手札に加えるよ。アタシが手札に加えるのは罠カード《ゲイルアイズ・ヘッドウィンド》。アタシはカードを3枚セットして、ターンエンドだよ☆」
遊舞 LP8000 手札2枚
デッキ:34 モンスター:1(ゲイルアイズ・ブリーズ・ドラゴン)魔法・罠:3 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)
遊大 LP8000 手札5枚
デッキ:45 モンスター:0 魔法・罠:0 墓地:0 Pゾーン:青/赤 除外:0 EXデッキ:15(0)
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ゲイルアイズってエースじゃなくてカテゴリだったのか。そよ風から始まりどうなるのか?いきなり3伏せも今時珍しい気もする。 (2019-09-20 19:24)
仰る通り【ゲイルアイズ】はカード単体ではなくカテゴリーされたものになっています。特徴としては風属性・幻竜族でセルフバウンスに絡んだ効果を多数所持しています。また、名前には風や大気の用語も含まれていますね。
>いきなり3伏せも今時珍しい気もする。
昨今は【オルタ―ガイスト】とかしかいないですからね……
(2019-09-24 08:06)