交流(共通)
メインメニュー
クリエイトメニュー
- 遊戯王デッキメーカー
- 遊戯王オリカメーカー
- 遊戯王オリカ掲示板
- 遊戯王オリカカテゴリ一覧
- 遊戯王SS投稿
- 遊戯王SS一覧
- 遊戯王川柳メーカー
- 遊戯王川柳一覧
- 遊戯王ボケメーカー
- 遊戯王ボケ一覧
- 遊戯王イラスト・漫画
その他
遊戯王ランキング
注目カードランクング
カード種類 最強カードランキング
● 通常モンスター
● 効果モンスター
● 融合モンスター
● 儀式モンスター
● シンクロモンスター
● エクシーズモンスター
● スピリットモンスター
● ユニオンモンスター
● デュアルモンスター
● チューナーモンスター
● トゥーンモンスター
● ペンデュラムモンスター
● リンクモンスター
● リバースモンスター
● 通常魔法
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
永続魔法
装備魔法
速攻魔法
フィールド魔法
儀式魔法
● 通常罠
永続罠
カウンター罠
種族 最強モンスターランキング
● 悪魔族
● アンデット族
● 雷族
● 海竜族
● 岩石族
● 機械族
● 恐竜族
● 獣族
● 幻神獣族
● 昆虫族
● サイキック族
● 魚族
● 植物族
● 獣戦士族
● 戦士族
● 天使族
● 鳥獣族
● ドラゴン族
● 爬虫類族
● 炎族
● 魔法使い族
● 水族
● 創造神族
● 幻竜族
● サイバース族
● 幻想魔族
属性 最強モンスターランキング
レベル別最強モンスターランキング
レベル1最強モンスター
レベル2最強モンスター
レベル3最強モンスター
レベル4最強モンスター
レベル5最強モンスター
レベル6最強モンスター
レベル7最強モンスター
レベル8最強モンスター
レベル9最強モンスター
レベル10最強モンスター
レベル11最強モンスター
レベル12最強モンスター
デッキランキング
【第十一話】闇の中の城 作:うおさ123
「決闘!!」
紫のローブを着た男と龍亜が叫ぶ。
「と、言いてえトコだが、こんな小さい場所で戦うんじゃつまんねえ。どっか広いトコねえのかよ、チビシグナー?」
その男は変わらない、軽い口調で言う。そう、ここはただの保健室で、決闘するには少し狭い。しかし、問題はそれだけではない。
――龍可もあいつは危険だって言ってたし、ここで戦うのは危険だ。何より学校のみんなも危ない目に合わせちゃう。ここはあいつの言ってることに従おう。
「分かったよ、近くの山まで案内する。ここから30分位かかるけど……」
「いや、そんなにかかんねえ~……よ!!」
男は龍亜の言葉を途中で遮ると、龍亜を担ぎ上げ、窓の外に向かって飛び上がった。
「うおっ!」
「龍亜!」
龍亞と龍可が叫んだ。
「安心しろよ、別に決闘以外でこいつに何かしようなんて思っちゃいねえよ。」
「龍亜ー!!」
そういったのが最後、男と龍亜は完全にその場所から消えた。
―とある空間―
その場所は暗くじめじめした、正直人が住む場所のようには見えない奇妙な城だった。だがそれも当然といえば当然で、そこに住むのは人ではないからだ。
「帰ったぞ。」
その一室、城の頂上にあるおそらく城主の部屋であるその場所に、黒いローブを着ている男が突如現れ、そう言った。暗くてよく見えないが、横に青いローブを着た小柄な人物もいた。しかし何も喋らなかった。
「帰っただと、ろくな成果も上げずにおめおめと帰ってきおって。」
部屋の中に太い男の声が響く。喋り方は古臭いが、老いている声ではない。さっきの男の声が響かなかった事から、この人物は何かが違うのだろう。音源は明かりもついていない部屋の奥から聞こえる。暗すぎて輪郭すら見えない。
「貴様、何故ジャック・アトラスを逃がした。それにシーニ、あの程度の者に何故負けた? シヴァが使えないとはいえ、お前が負けるような相手ではなかろう。」
「不動遊星は危険な男、だからこそ精霊と接触出来ないにもかかわらずナンバー2に選ばれた。下手に倒して奴の成長を促しては大変な事になる。確実に殺すためには神獣の力が必要不可欠。」
シーニと呼ばれた、青いローブを着た女が端的に喋る。
「いつもより饒舌だな。だがまあ奴は、敗北によって力をつけた事が何度か確認されている。慎重になっても損は無かろう。」
男はある程度は納得したように呟く。
「だが問題は貴様だ、ジード。いくら奴が計画の妨げになりえん存在とはいえ、無視はできない相手だ。何を考えている。」
「何、手負いの虎をやるのも興が醒める、そう思っただけさ。」
高飛車な口調を崩さず、ジードという名であろう黒いローブを着た男はそう言う。
「ふん、まあいい。だがジャック・アトラスの生存が今後の計画に支障をきたす様なら、その時は責任を持って貴様が始末しろ。」
「解っている。」
男は半分あきらめたようにジードに忠告する。
「それと優先ナンバー3の龍可のもとには、ディアロを送り込んで置いた。」
「いいのか、奴は腕は立つが、「面白い事」にしか動かないはずだが。そんな精霊使いの、決闘向けの敵でない者の抹殺なら尚更だ。」
「ふ、それに関しては心配ない。龍可のを守っているのは優先ナンバー1の者だ。奴にはうってつけの任務だろう。」
男がニヤリと笑ったような気がしたが、何も見えない暗闇にただ不気味さが増しただけだった。
―裏山―
ドサッ
デュエルアカデミアからひとっ跳びで来た紫のローブを着た男は脇に抱えた龍亜を草の上に落とす。
「いでっ!」
龍亜はいきなり落とされたことに反応できなかったため、受け身をとれずに頭から落ちた。が、ようやくボー、としていた頭が回り出したようで、今いる場所を認識した。ここはデュエルアカデミアの1キロ先にある小さな山で、ここもデュエルアカデミアの所有地である。たまに郊外でデュエルするために使用されるが、ほとんど誰も来ない。
―――ここなら誰も巻き込まないですむ。
「待ちくたびれたぜ! 早く決闘しようぜ!」
そう言い終わるよりも早く、デュエルディスクを構える。この距離の移動がひと飛びというところからも解ると思うが、軽い口調で喋るその男の雰囲気は異常、いや狂っているとも言える物だ。
「解ってるよ! 俺も最初っからそのつもりだ!」
龍亜もデュエルディスクを構え、気合を入れ直す。
「決闘!!」
決闘が始まる。
続く
アレ?? この回は決闘シーン満載のはずだったのに、何故こうなった!?
という筆者の気持ちは放って置いて下さい。(さすがに次回は決闘シーン大量です……)
紫のローブを着た男と龍亜が叫ぶ。
「と、言いてえトコだが、こんな小さい場所で戦うんじゃつまんねえ。どっか広いトコねえのかよ、チビシグナー?」
その男は変わらない、軽い口調で言う。そう、ここはただの保健室で、決闘するには少し狭い。しかし、問題はそれだけではない。
――龍可もあいつは危険だって言ってたし、ここで戦うのは危険だ。何より学校のみんなも危ない目に合わせちゃう。ここはあいつの言ってることに従おう。
「分かったよ、近くの山まで案内する。ここから30分位かかるけど……」
「いや、そんなにかかんねえ~……よ!!」
男は龍亜の言葉を途中で遮ると、龍亜を担ぎ上げ、窓の外に向かって飛び上がった。
「うおっ!」
「龍亜!」
龍亞と龍可が叫んだ。
「安心しろよ、別に決闘以外でこいつに何かしようなんて思っちゃいねえよ。」
「龍亜ー!!」
そういったのが最後、男と龍亜は完全にその場所から消えた。
―とある空間―
その場所は暗くじめじめした、正直人が住む場所のようには見えない奇妙な城だった。だがそれも当然といえば当然で、そこに住むのは人ではないからだ。
「帰ったぞ。」
その一室、城の頂上にあるおそらく城主の部屋であるその場所に、黒いローブを着ている男が突如現れ、そう言った。暗くてよく見えないが、横に青いローブを着た小柄な人物もいた。しかし何も喋らなかった。
「帰っただと、ろくな成果も上げずにおめおめと帰ってきおって。」
部屋の中に太い男の声が響く。喋り方は古臭いが、老いている声ではない。さっきの男の声が響かなかった事から、この人物は何かが違うのだろう。音源は明かりもついていない部屋の奥から聞こえる。暗すぎて輪郭すら見えない。
「貴様、何故ジャック・アトラスを逃がした。それにシーニ、あの程度の者に何故負けた? シヴァが使えないとはいえ、お前が負けるような相手ではなかろう。」
「不動遊星は危険な男、だからこそ精霊と接触出来ないにもかかわらずナンバー2に選ばれた。下手に倒して奴の成長を促しては大変な事になる。確実に殺すためには神獣の力が必要不可欠。」
シーニと呼ばれた、青いローブを着た女が端的に喋る。
「いつもより饒舌だな。だがまあ奴は、敗北によって力をつけた事が何度か確認されている。慎重になっても損は無かろう。」
男はある程度は納得したように呟く。
「だが問題は貴様だ、ジード。いくら奴が計画の妨げになりえん存在とはいえ、無視はできない相手だ。何を考えている。」
「何、手負いの虎をやるのも興が醒める、そう思っただけさ。」
高飛車な口調を崩さず、ジードという名であろう黒いローブを着た男はそう言う。
「ふん、まあいい。だがジャック・アトラスの生存が今後の計画に支障をきたす様なら、その時は責任を持って貴様が始末しろ。」
「解っている。」
男は半分あきらめたようにジードに忠告する。
「それと優先ナンバー3の龍可のもとには、ディアロを送り込んで置いた。」
「いいのか、奴は腕は立つが、「面白い事」にしか動かないはずだが。そんな精霊使いの、決闘向けの敵でない者の抹殺なら尚更だ。」
「ふ、それに関しては心配ない。龍可のを守っているのは優先ナンバー1の者だ。奴にはうってつけの任務だろう。」
男がニヤリと笑ったような気がしたが、何も見えない暗闇にただ不気味さが増しただけだった。
―裏山―
ドサッ
デュエルアカデミアからひとっ跳びで来た紫のローブを着た男は脇に抱えた龍亜を草の上に落とす。
「いでっ!」
龍亜はいきなり落とされたことに反応できなかったため、受け身をとれずに頭から落ちた。が、ようやくボー、としていた頭が回り出したようで、今いる場所を認識した。ここはデュエルアカデミアの1キロ先にある小さな山で、ここもデュエルアカデミアの所有地である。たまに郊外でデュエルするために使用されるが、ほとんど誰も来ない。
―――ここなら誰も巻き込まないですむ。
「待ちくたびれたぜ! 早く決闘しようぜ!」
そう言い終わるよりも早く、デュエルディスクを構える。この距離の移動がひと飛びというところからも解ると思うが、軽い口調で喋るその男の雰囲気は異常、いや狂っているとも言える物だ。
「解ってるよ! 俺も最初っからそのつもりだ!」
龍亜もデュエルディスクを構え、気合を入れ直す。
「決闘!!」
決闘が始まる。
続く
アレ?? この回は決闘シーン満載のはずだったのに、何故こうなった!?
という筆者の気持ちは放って置いて下さい。(さすがに次回は決闘シーン大量です……)
| 現在のイイネ数 | 92 |
|---|
↑ 作品をイイネと思ったらクリックしよう(1話につき1日1回イイネできます)
同シリーズ作品
| イイネ | タイトル | 閲覧数 | コメ数 | 投稿日 | 操作 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 103 | 【第一話】謎の男 | 1875 | 0 | 2012-12-19 | - | |
| 79 | 【第二話】ダークシンクロ再び | 1846 | 0 | 2012-12-23 | - | |
| 102 | 【第三話】ジャック敗北!? | 1492 | 0 | 2012-12-24 | - | |
| 130 | 【第四話】遊星への刺客 | 1398 | 0 | 2012-12-24 | - | |
| 105 | 【第五話】猛攻 | 1270 | 0 | 2012-12-25 | - | |
| 111 | 【第六話】反撃 | 1331 | 0 | 2012-12-27 | - | |
| 77 | 【第七話】決着 | 1470 | 0 | 2012-12-29 | - | |
| 164 | 【第八話】敵の正体 | 1390 | 0 | 2013-01-03 | - | |
| 99 | 【第九話】対話 | 1476 | 0 | 2013-01-06 | - | |
| 116 | 【第十話】三人目の刺客 | 1485 | 0 | 2013-01-12 | - | |
| 92 | 【第十一話】闇の中の城 | 1213 | 0 | 2013-01-22 | - | |
| 98 | 【第十二話】デモンズVS龍亜! | 1222 | 0 | 2013-01-23 | - | |
| 156 | 【第十三話】モンスター | 1429 | 0 | 2013-01-30 | - | |
| 92 | 【第十四話】龍亜の仲間 | 1300 | 0 | 2013-02-07 | - | |
| 207 | 【第十五話】デモンズ・アニマ | 2573 | 2 | 2013-02-28 | - |
更新情報 - NEW -
- 2025/10/27 新商品 BURST PROTOCOL カードリスト追加。
- 11/05 00:01 デッキ トワイライト・フリューゲル
- 11/04 21:59 評価 10点 《アコード・トーカー@イグニスター》「一言で言い表すなら「異…
- 11/04 21:12 評価 1点 《サイバー・ジラフ》「 【《サイバー・ドラゴン》】のキリン…と…
- 11/04 20:46 評価 7点 《リトル・オポジション》「*《やぶ蛇》の様でComboできるけど下…
- 11/04 15:48 評価 9点 《海亀壊獣ガメシエル》「ガメラがモデルの壊獣。攻撃表示で特殊召…
- 11/04 15:33 評価 8点 《怪粉壊獣ガダーラ》「モスラをモデルとした壊獣。だが攻撃力は送…
- 11/04 15:15 評価 10点 《烈風の結界像》「風属性の結界像。風属性はテーマ、汎用とも層…
- 11/04 14:58 評価 7点 《閃光の追放者》「《マクロコスモス》を内蔵したモンスター。ステ…
- 11/04 14:40 評価 5点 《光の追放者》「後の《マクロコスモス》効果を内蔵したモンスター…
- 11/04 13:33 デッキ アマゾネス
- 11/04 12:55 評価 8点 《超量機神剣-マグナスレイヤー》「《第19層『襲来干渉!漆黒の…
- 11/04 05:04 一言 私達の現実的な広告の選択についての詳細を学び、いかにそれらがあ…
- 11/04 02:06 評価 10点 《深淵の獣ドルイドヴルム》「強すぎる。 近年の遊戯王を見てる…
- 11/04 00:57 デッキ ヴォルカニック・エルフェンノーツ
- 11/03 23:25 評価 10点 《月光銀狗》「総合評価:リクルートに無効化と有用な効果ばかり。…
- 11/03 23:08 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 11/03 21:51 デッキ エクソシスター
- 11/03 19:48 評価 8点 《調獄神ジュノーラ》「《エルフェンノーツ》に属する新たな汎用LV…
- 11/03 18:57 掲示板 オリカコンテスト準備スレ
- 11/03 17:00 評価 6点 《風の天翼ミラドーラ》「相手がEXから2000打点以上をSSした時に出…
Amazonのアソシエイトとして、管理人は適格販売により収入を得ています。
BURST PROTOCOL


THE CHRONICLES DECK-白の物語-
WORLD PREMIERE PACK 2025
LIMITED PACK GX -オシリスレッド-
ストラクチャーデッキ-パワー・オブ・フェローズ-
LIMITED PACK WORLD CHAMPIONSHIP 2025
デッキビルドパック ファントム・リベンジャーズ
DOOM OF DIMENSIONS
TACTICAL-TRY PACK - 黒魔導・HERO・御巫 -
TACTICAL-TRY DECK 退魔天使エクソシスター
TACTICAL-TRY DECK 超骸装部隊R-ACE
遊☆戯☆王OCGストラクチャーズ 10巻
DUELIST ADVANCE
遊☆戯☆王OCG STORIES 5巻
デッキビルドパック ジャスティス・ハンターズ




遊戯王カードリスト
遊戯王カード検索
遊戯王カテゴリ一覧
遊戯王デッキレシピ
闇 属性
光 属性
地 属性
水 属性
炎 属性
風 属性
神 属性