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【第十一話】闇の中の城 作:うおさ123
「決闘!!」
紫のローブを着た男と龍亜が叫ぶ。
「と、言いてえトコだが、こんな小さい場所で戦うんじゃつまんねえ。どっか広いトコねえのかよ、チビシグナー?」
その男は変わらない、軽い口調で言う。そう、ここはただの保健室で、決闘するには少し狭い。しかし、問題はそれだけではない。
――龍可もあいつは危険だって言ってたし、ここで戦うのは危険だ。何より学校のみんなも危ない目に合わせちゃう。ここはあいつの言ってることに従おう。
「分かったよ、近くの山まで案内する。ここから30分位かかるけど……」
「いや、そんなにかかんねえ~……よ!!」
男は龍亜の言葉を途中で遮ると、龍亜を担ぎ上げ、窓の外に向かって飛び上がった。
「うおっ!」
「龍亜!」
龍亞と龍可が叫んだ。
「安心しろよ、別に決闘以外でこいつに何かしようなんて思っちゃいねえよ。」
「龍亜ー!!」
そういったのが最後、男と龍亜は完全にその場所から消えた。
―とある空間―
その場所は暗くじめじめした、正直人が住む場所のようには見えない奇妙な城だった。だがそれも当然といえば当然で、そこに住むのは人ではないからだ。
「帰ったぞ。」
その一室、城の頂上にあるおそらく城主の部屋であるその場所に、黒いローブを着ている男が突如現れ、そう言った。暗くてよく見えないが、横に青いローブを着た小柄な人物もいた。しかし何も喋らなかった。
「帰っただと、ろくな成果も上げずにおめおめと帰ってきおって。」
部屋の中に太い男の声が響く。喋り方は古臭いが、老いている声ではない。さっきの男の声が響かなかった事から、この人物は何かが違うのだろう。音源は明かりもついていない部屋の奥から聞こえる。暗すぎて輪郭すら見えない。
「貴様、何故ジャック・アトラスを逃がした。それにシーニ、あの程度の者に何故負けた? シヴァが使えないとはいえ、お前が負けるような相手ではなかろう。」
「不動遊星は危険な男、だからこそ精霊と接触出来ないにもかかわらずナンバー2に選ばれた。下手に倒して奴の成長を促しては大変な事になる。確実に殺すためには神獣の力が必要不可欠。」
シーニと呼ばれた、青いローブを着た女が端的に喋る。
「いつもより饒舌だな。だがまあ奴は、敗北によって力をつけた事が何度か確認されている。慎重になっても損は無かろう。」
男はある程度は納得したように呟く。
「だが問題は貴様だ、ジード。いくら奴が計画の妨げになりえん存在とはいえ、無視はできない相手だ。何を考えている。」
「何、手負いの虎をやるのも興が醒める、そう思っただけさ。」
高飛車な口調を崩さず、ジードという名であろう黒いローブを着た男はそう言う。
「ふん、まあいい。だがジャック・アトラスの生存が今後の計画に支障をきたす様なら、その時は責任を持って貴様が始末しろ。」
「解っている。」
男は半分あきらめたようにジードに忠告する。
「それと優先ナンバー3の龍可のもとには、ディアロを送り込んで置いた。」
「いいのか、奴は腕は立つが、「面白い事」にしか動かないはずだが。そんな精霊使いの、決闘向けの敵でない者の抹殺なら尚更だ。」
「ふ、それに関しては心配ない。龍可のを守っているのは優先ナンバー1の者だ。奴にはうってつけの任務だろう。」
男がニヤリと笑ったような気がしたが、何も見えない暗闇にただ不気味さが増しただけだった。
―裏山―
ドサッ
デュエルアカデミアからひとっ跳びで来た紫のローブを着た男は脇に抱えた龍亜を草の上に落とす。
「いでっ!」
龍亜はいきなり落とされたことに反応できなかったため、受け身をとれずに頭から落ちた。が、ようやくボー、としていた頭が回り出したようで、今いる場所を認識した。ここはデュエルアカデミアの1キロ先にある小さな山で、ここもデュエルアカデミアの所有地である。たまに郊外でデュエルするために使用されるが、ほとんど誰も来ない。
―――ここなら誰も巻き込まないですむ。
「待ちくたびれたぜ! 早く決闘しようぜ!」
そう言い終わるよりも早く、デュエルディスクを構える。この距離の移動がひと飛びというところからも解ると思うが、軽い口調で喋るその男の雰囲気は異常、いや狂っているとも言える物だ。
「解ってるよ! 俺も最初っからそのつもりだ!」
龍亜もデュエルディスクを構え、気合を入れ直す。
「決闘!!」
決闘が始まる。
続く
アレ?? この回は決闘シーン満載のはずだったのに、何故こうなった!?
という筆者の気持ちは放って置いて下さい。(さすがに次回は決闘シーン大量です……)
紫のローブを着た男と龍亜が叫ぶ。
「と、言いてえトコだが、こんな小さい場所で戦うんじゃつまんねえ。どっか広いトコねえのかよ、チビシグナー?」
その男は変わらない、軽い口調で言う。そう、ここはただの保健室で、決闘するには少し狭い。しかし、問題はそれだけではない。
――龍可もあいつは危険だって言ってたし、ここで戦うのは危険だ。何より学校のみんなも危ない目に合わせちゃう。ここはあいつの言ってることに従おう。
「分かったよ、近くの山まで案内する。ここから30分位かかるけど……」
「いや、そんなにかかんねえ~……よ!!」
男は龍亜の言葉を途中で遮ると、龍亜を担ぎ上げ、窓の外に向かって飛び上がった。
「うおっ!」
「龍亜!」
龍亞と龍可が叫んだ。
「安心しろよ、別に決闘以外でこいつに何かしようなんて思っちゃいねえよ。」
「龍亜ー!!」
そういったのが最後、男と龍亜は完全にその場所から消えた。
―とある空間―
その場所は暗くじめじめした、正直人が住む場所のようには見えない奇妙な城だった。だがそれも当然といえば当然で、そこに住むのは人ではないからだ。
「帰ったぞ。」
その一室、城の頂上にあるおそらく城主の部屋であるその場所に、黒いローブを着ている男が突如現れ、そう言った。暗くてよく見えないが、横に青いローブを着た小柄な人物もいた。しかし何も喋らなかった。
「帰っただと、ろくな成果も上げずにおめおめと帰ってきおって。」
部屋の中に太い男の声が響く。喋り方は古臭いが、老いている声ではない。さっきの男の声が響かなかった事から、この人物は何かが違うのだろう。音源は明かりもついていない部屋の奥から聞こえる。暗すぎて輪郭すら見えない。
「貴様、何故ジャック・アトラスを逃がした。それにシーニ、あの程度の者に何故負けた? シヴァが使えないとはいえ、お前が負けるような相手ではなかろう。」
「不動遊星は危険な男、だからこそ精霊と接触出来ないにもかかわらずナンバー2に選ばれた。下手に倒して奴の成長を促しては大変な事になる。確実に殺すためには神獣の力が必要不可欠。」
シーニと呼ばれた、青いローブを着た女が端的に喋る。
「いつもより饒舌だな。だがまあ奴は、敗北によって力をつけた事が何度か確認されている。慎重になっても損は無かろう。」
男はある程度は納得したように呟く。
「だが問題は貴様だ、ジード。いくら奴が計画の妨げになりえん存在とはいえ、無視はできない相手だ。何を考えている。」
「何、手負いの虎をやるのも興が醒める、そう思っただけさ。」
高飛車な口調を崩さず、ジードという名であろう黒いローブを着た男はそう言う。
「ふん、まあいい。だがジャック・アトラスの生存が今後の計画に支障をきたす様なら、その時は責任を持って貴様が始末しろ。」
「解っている。」
男は半分あきらめたようにジードに忠告する。
「それと優先ナンバー3の龍可のもとには、ディアロを送り込んで置いた。」
「いいのか、奴は腕は立つが、「面白い事」にしか動かないはずだが。そんな精霊使いの、決闘向けの敵でない者の抹殺なら尚更だ。」
「ふ、それに関しては心配ない。龍可のを守っているのは優先ナンバー1の者だ。奴にはうってつけの任務だろう。」
男がニヤリと笑ったような気がしたが、何も見えない暗闇にただ不気味さが増しただけだった。
―裏山―
ドサッ
デュエルアカデミアからひとっ跳びで来た紫のローブを着た男は脇に抱えた龍亜を草の上に落とす。
「いでっ!」
龍亜はいきなり落とされたことに反応できなかったため、受け身をとれずに頭から落ちた。が、ようやくボー、としていた頭が回り出したようで、今いる場所を認識した。ここはデュエルアカデミアの1キロ先にある小さな山で、ここもデュエルアカデミアの所有地である。たまに郊外でデュエルするために使用されるが、ほとんど誰も来ない。
―――ここなら誰も巻き込まないですむ。
「待ちくたびれたぜ! 早く決闘しようぜ!」
そう言い終わるよりも早く、デュエルディスクを構える。この距離の移動がひと飛びというところからも解ると思うが、軽い口調で喋るその男の雰囲気は異常、いや狂っているとも言える物だ。
「解ってるよ! 俺も最初っからそのつもりだ!」
龍亜もデュエルディスクを構え、気合を入れ直す。
「決闘!!」
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続く
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