LORD89　黒羽の思い　作：のりってぃ

前回のあらすじ
海馬の手先の男の策略によって囚われの身となったマーサ
マーサを救うべく勝負を挑むジャックとクロウだったが男のライフが０になるとマーサの命も危険だという事が告げられた
ジャックとクロウは無事にマーサを救い出す事ができるのか？
PS今回のプレミアムパックは主ののぞみが叶い漫画版ZEXALのNo.たちがOCGかしてくれました　八雲の使用ナンバーズもたくさんOCG化　ただ…

デ　ッ　ド　リ　ー　・　シ　ン　は　？





ジャック　 手札３　LP５００　場１（レモン）　伏せ０

クロウ　手札２　LP８００　場１（シルバー）伏せ３

下っ端　手札４（うち２枚Sp）　LP７００　場１（ダー）伏せ１（司法権）

自分たちが勝てばマーサの命はない
その状況が充満し緊迫した雰囲気が続く


ジャック「俺のターン！」


spc
ジャック９→１０　クロウ２→３　下っ端１→２


ジャック「俺は『Sp−シンクロ・バリア』を発動！俺のspcが５つ以上ある場合このターン俺の場のシンクロモンスターは破壊されない！バトルだ！『レッド・デーモンズ・ドラゴン』！『ダークネス・ジャッジ』に攻撃！」

下っ端「さっきのSpの効果で私のモンスターだけを破壊する策略か　だが無駄だ！私は手札から『シカバネコ』の効果発動！相手モンスターの攻撃宣言時手札のこのカードを相手モンスターに装備する！そしてこのカードを装備したモンスターは攻撃できなくなる！」

ジャック「何だと！？」

下っ端「せっかくの作戦も無意味だったな！」

ジャック「俺はカードを１枚伏せてターンエンドだ」


別のところ


遊星「あれは…マーサ！それにクロウも！」

遊星は遠くの方でデュエルしているジャックとクロウそして捕われているマーサを発見した

遊星「まさかふたりは…待っていろマーサ　今助けてやる！」


クロウ「俺のターン！」


spc
ジャック１０←１１　クロウ３→４　下っ端２→３


クロウ「俺は『BF−谷風のバレー』（ATK1600）を召喚！そして『谷風のバレー』は場の『BF』をリリースする事で相手モンスターを破壊できる！俺は『谷風のバレー』をリリースし『ダークネス・ジャッジ』をぶっ飛ばす！」

下っ端「そうはさせない！私は手札から『ダミーアキャット』の効果発動！自分の場のモンスターが破壊される場合代わりに手札のこのカードを墓地に送る！」

クロウ「何！？」

下っ端「残念だったな！」

クロウ「く…俺はこれでターンエンドだ」


ビルの上


マーサを捕らえている３人の男がジャックたちのデュエルを傍観していた

下っ端の下っ端１「このデュエルもう我々の勝利は確定のようだな」

下っ端の下っ端２「ああ　こちらに人質がいる限り奴らは迂闊に手出しできんからな」

下っ端の下っ端３「先にこっちが片付けるか奴らが勝手に自爆するか　どっちに転んでも面白い」


そのとき遊星のDホイールが飛び出してきた


下っ端の下っ端１「なんだ！？」

下っ端の下っ端２「貴様は不動遊星！どうやってここに！？」

マーサ「遊星！」

遊星「俺とデュエルしろ！そして俺が勝ったらマーサを離してもらう！」

下っ端の下っ端３「デュエル？いいだろう　だが我々のライフが０になればこのビルに仕掛けられた爆弾が…」

遊星「こんな簡単名作りの爆弾　解体しろと言っているようなもんだ」

遊星は解体済みのむ数の爆弾を地面に捨てた

下っ端の下っ端１「何だと！？」

下っ端の下っ端２「まぁいい　我々がこいつを倒せばいい事！」

下っ端の下っ端３「いくぞ！」

４人「デュエル！！！」

下っ端の下っ端１「私のターン！私は永続魔法『ライフ・バーン』を発動！このカードはどちらかのプレイヤーがライフを回復したとき相手プレイヤーは回復した分のダメージを受ける！そして『グラナドラ』（ATK1900）を召喚！このカードの召喚に成功したとき私は１０００のライフを回復する！」


下１　LP４０００→５０００

下っ端の下っ端１「そして『ライフ・バーン』の効果でお前に１０００のダメージを与える！」


遊星「ぐ！」LP４０００→３０００


下っ端の下っ端１「私はこれでターンエンド」

遊星「俺のターン！『スピード・ウォリアー』（ATK900）を召喚しカードを１枚伏せてターンエンド」

下っ端の下っ端２「私のターン！私は『グラナドラ』を召喚！その効果で１０００のライフを回復しお前に１０００のダメージだ！」LP４０００→５０００

遊星「ぐ！」LP３０００→２０００

下っ端の下っ端２「私はこれでターンエンドだ」

下っ端の下っ端３「私のターン！私も『グラナドラ』を召喚！そして効果発動！」LP４０００→５０００

遊星「ぐ！」LP２０００→１０００

下っ端の下っ端３「私はこれでターンエンドだ」

遊星「俺のターン！マジックカード『神の威圧』発動！場にいる全ての攻撃表示のモンスターを守備表示にする！」


グラナドラATK1900→DEF700


遊星「『ジャンク・シンクロン』（ATK1300）を召喚！」


　　レベル２『スピード・ウォリアー』にレベル３『ジャンク・シンクロン』をチューニング！
　　集いし☆が新たな力を呼び起こす！光さす道となれ！
　　シンクロ召喚！いでよ！『ジャンク・ウォリアー』！（ATK2300）


遊星「そして３枚の装備魔法『メテオ・ストライク』『ジャンク・アタック』『オーバー・パワー』を装備！そして罠カード『シンクロ・ストライク』を発動！このカードの効果で『ジャンク・ウォリアー』の攻撃力は１０００ポイントアップする！」


ウォリアー　ATK2300→3300


遊星「バトルだ！『ジャンク・ウォリアー』で『グラナドラ』に攻撃！」

下っ端の下っ端１「ぐうう！」LP５０００→２４００

下っ端の下っ端２「なぜダメージが！？」

遊星「『メテオ・ストライク』を装備したモンスターが鮪モンスターを攻撃したとき守備力を超えた分だけ相手に貫通ダメージを与える」

下っ端の下っ端３「何だと！？」

遊星「そして『ジャンク・アタック』を装備したモンスターが相手もsぬたーを戦闘で破壊したとき破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える」

下っ端の下っ端１「ぐううう！」LP２４００→１４５０

遊星「さらに『グラナドラ』が破壊された事でそのプレイヤーは２０００のダメージを受ける！」

下っ端の下っ端１「ぐわあああ！！」LP１４５０→０

遊星「さらに『オーバー・パワー』を装備したモンスターが相手に２０００以上のダメージを与えたときもう一度攻撃ができる」

下っ端の下っ端２「なんだと！？」

遊星「いけ！『ジャンク・ウォリアー』！」

下っ端の下っ端２「ぐわあ！」LP５０００→２４００

遊星「『グラナドラ』と『ジャンク・アタック』の効果で終わりだ！」

下っ端の下っ端２「ぐあああ！！」LP２４００→０

遊星「『オーバー・パワー』の効果発動！」

下っ端の下っ端３「なに…」

遊星「いけ！」

下っ端の下っ端３「ぐわあああ！！」LP５０００→０

マーサ「遊星！」

遊星「マーサ！大丈夫か？」

マーサ「ああ、それよりジャックとクロウが…」

遊星「待っていろ・・ふたりとも…」


下っ端「私のターン！」


spc
ジャック１１←１２　クロウ４→５　下っ端３→４


下っ端「私は手札から『Sp−ダーク・クラック・ダウン』を発動！私のspcが４つ以上で私の場にレベル１０以上の闇属性モンスターが存在するときこのターン表側表示のカード効果は無効となる！」

クロウ「何だと！？」

下っ端「そして私は『Sp−オーバー・フォース』を発動相手とのspcのさが５以上あるとき私のモンスター１体の攻撃力は１０００アップしこのターン二回攻撃ができる！さらに貫通ダメージも与える！」


ジャッジ　ATK3300→4300


ジャック「攻撃力４３００だと！」

下っ端「バトルだ！いけ！『ダークネス・ジャッジ』！『シルバー・ストーム』に攻撃！」

クロウ「くぅ…」

クロウのライフが尽きるかと思われたとき１台のDホイールが飛び出してきた

遊星「ジャック！クロウ！マーサはもう無事だ！もうお前達を縛るものはない！」

クロウ「遊星！？」

下っ端「何だと！ち、使えない奴らが！まぁいい今更あのものが救われようと私の勝ちは変わらん！」

クロウ「罠発動！『シンクロ・エヴォリューション』！俺の場のシンクロモンスターを墓地に送りそのモンスターと同じ属性でレベルが２つ高いシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する！」

下っ端「何！？」

クロウ「俺はレベル６の『シルバー・ストーム』を墓地に送りエクストラデッキからレベル８の『ブラックフェザー・ドラゴン』（ATK2800）を特殊召喚する！」

下っ端「今更そんなモンスター出したところで無意味だ！」

クロウ「まだだ！俺は手札の『BF−新風のウォーム』の効果発動！俺がシンクロモンスターを特殊召喚したとき手札のこのカードと墓地の『BF』を除外する事でシンクロ召喚ができる！」

下っ端「このタイミングでシンクロ召喚だと！」

ジャック「今なら『司法権』の効果の範囲外　考えたなクロウ」

クロウ「俺は墓地から『焰のピリカ』を除外する！」


　　レベル１『焰のピリカ』にレベル２『新風のウォーム』をチューニング！
　　黒き旋風よ！新たなる地平へと飛翔せよ！
　　シンクロ召喚！吹きすさべ！『BF−神速のストーム』！（ATK500）


下っ端「シンクロチューナーだと！？」

クロウ「『焰のピリカ』がシンクロ素材となったとき相手の場の魔法・罠を全て破壊する！」

下っ端「何！？」

ジャック「これであの『司法権』がなくなった！」

クロウ「さらに罠カード『緊急同調』を発動！このカードの効果でバトルフェイズ中にシンクロ召喚ができる！」


　　クリアマインド！！
　　レベル８！『ブラックフェザー・ドラゴン』にレベル３！『BF−神速のストーム』をチューニング！！　
　　黒き神風よ！秘めたる願いを翼に乗せ曇天を裂き！天地創造の息吹を舞い上げろ！！
　　アクセルシンクロォォ！舞い上がれ！『ブラックストーム・ドラゴン』！（ATK3500）


下っ端「ち、そのカードは戦闘に破壊されない能力とダメージを無効にする能力がある…なら場先にジャックアトラスから始末せねば…」

クロウ「そうはさせるかよ！罠カード『黒羽の思い』発動！俺の場と墓地から同じ種族で同じ属性のシンクロモンスター二体を相手の場に特殊召喚する事で相手のターンを終了させる！」

下っ端「何だと！？」

クロウ「俺は『ブラックストーム・ドラゴン』と『ブラックフェザー・ドラゴン』をジャックの場に特種召喚する！」

ジャック「クロウ！…お前…」

クロウ「ただしこの効果で俺は１０００のダメージを受ける…」

ジャック「クロウ！！」

クロウ「ジャック！後は頼んだ！お前の力であのゲス野郎をぶっ飛ばせ！」LP８００→０

ジャック「クロオオオオ！！」

下っ端「ち、私のターンが終了した事で『ダークネス・ジャッジ』の攻撃力は元に戻る」


ジャッジ　ATK4300→3300


ジャック「クロウ…お前の思い無駄にはせん！俺のターン！」


spc
ジャック１２　下っ端４→５


ジャック「俺は『Sp−シンクロ・フラット』を発動！手札のモンスターを墓地に送りこのターン俺の場のモンスターは全て墓地に送ったモンスターと同じレベルになる俺はレベル４の『リフ・デーモン』を墓地に送り全てのモンスターのレベルを４にする」


レモン　BFD　BSD　★４


ジャック「墓地の『リフ・デーモン』を除外する事で『ブラックフェザー・ドラゴン』をこのターンの間チューナーとする！」


　　レベル４『レッド・デーモンズ・ドラゴン』にレベル４『ブラックフェザー・ドラゴン』と『ブラックストーム・ドラゴン』をダブルチューニング！
　　王者と悪魔！今ここに交わる！荒ぶる魂よ！天地創造の叫びを上げよ！！
　　シンクロ召喚！！いでよ！紅蓮の悪魔！『スカーレット・ノヴァ・ドラゴン』！（ATK3500）


ジャック「『スカーレット・ノヴァ』の攻撃力は墓地のチューナー１体につき５００アップする！俺の墓地には５体のチューナーがいる！よって攻撃力は２５００アップする！」

スカノヴァ　ATK3500→6000


ジャック「バトルだ！『スカーレット・ノヴァ・ドラゴン』！『ダークネス・ジャッジ』に攻撃！！[バアアアニングソオオル]！！」

ジャックの叫びとともに炎まとったスカーレットノヴァが男に向かって攻撃する

下っ端「ぐわああああ！！！」LP７００→０

遊星「やったな！ジャック！」

ジャック「当然だ　それよりクロウ…」

クロウ「俺の事なら気にすんな　ほんとはお前達と決勝トーナメントでやりたかったけどしょうがねぇよ」

ジャック「心配するな　たとえお前が異様といまいと俺の優勝は変わらん」

遊星「相変わらずだな、ジャックは」


海馬「やはりあいつではダメだったか…まぁいいまだまだ手はある…ふふふ…」


オリカ紹介


①　シカバネコ　★２　闇属　ATK200/DEF300
アンデッド族
相手モンスターの攻撃宣言時にその攻撃モンスター１体を対象として発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターは攻撃できない。


②　BF−谷風のバレー　★４　闇属　ATK1600/DEF1100
鳥獣族
１ターンに１度自分の場の「BF」と名のついたモンスター１体をリリースし相手モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。


③　ダミーアキャット　★２　闇属　ATK300/DEF400
獣族
自分の場のモンスターが破壊される場合代わりに手札のこのカードを墓地に送る事ができる。


④　ライフ・バーン　永続魔法
どちらか片方のプレイヤーがライフを回復した場合に発動する。
回復したプレイヤーから見て相手プレイヤハーは回復した数値分だけダメージを受ける。


⑤　神の威圧　通常魔法
場に攻撃表示で存在するモンスター全てを表側守備表示にする。


⑥　オーバー・パワー　装備魔法
このカードを装備したモンスターが戦闘で相手に２０００以上のダメージを与えたとき装備モンスターはもう１度攻撃ができる。


⑦　Sp−ダーククラック・ダウン　通常魔法
自分用のspcが４つ以上で自分の場にレベル１０以上の闇属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このターン場に表側表示で存在するカード効果全てを無効にする。


⑧　Sp−オーバー・フォース　通常魔法
自分用のspcが相手用のspcより５つ以上少ないときに自分の場のモンスター１体を選択して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで攻撃力が１０００アップしこのターン２回攻撃できる。
またそのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した時その守備力を攻撃力が超えていればその数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


⑨　シンクロ・エヴォリューション　通常罠
自分の場のシンクロモンスターを墓地に送り発動できる。
そのモンスターと同じ属性でレベルが２つ高いシンクロモンスターをエクストラデッキからシンクロ召喚扱いで特殊召喚する。


⑩　BF−新風のウォーム　★２　闇属　ATK500/DEF500
鳥獣族・チューナー
自分がシンクロモンスターを特殊召喚した場合に発動できる。
手札のこのカードと墓地の『BF』と名のついたモンスターを除外する事でシンクロ召喚ができる。
ただしこのカード以外のモンスターのレベルを１と扱う。


⑪　黒羽の思い　通常罠
自分の場と自分の墓地から同じ種族、属性のシンクロモンスター２体を選択して発動できる。
そのモンスター２体を相手の場に特殊召喚し相手のターンを終了させる。
その後自分は１０００のダメージを受ける。


⑫　Sp−シンクロ・フラット　通常魔法
自分用のspcが８つ以上ある場合に手札のモンスター体を墓地に送って発動できる。
自分の場のモンスターのレベルを全てこの効果で墓地に送ったモンスターと同じレベルにする。


⑬　リフ・デーモン　★４　闇属　ATK1100/DEF1800
悪魔族
自分の墓地のこのカードを除外し自分の場のチューナー以外の闇属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターをこのターンチューナーとして扱う。


おまけ


遊星「・・・」

ジャック「なんだ遊星　朝から具合が悪そうだな」

遊星「ああ、少し悪い夢を見てな」

ジャック「また悪夢を見たのか　今日は一体どんな夢だ」

遊星「マッスル状態のゴドウィン兄弟の社交ダンスを永遠と見せられる夢だ」

ジャック「それは……悪夢だな……」