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朝生燈厘 その2 作:グレイ
————「きみ」の家————
燈厘>きみ
燈厘>次の休日、ぼくとデュエルして欲しいんだけど
燈厘>いいかな?
OK!<
【まさかデュエルのお誘いが来るなんて、思わなかった。】
【今日は楽しい休日になりそうだ。】
【デッキの調整もバッチリ問題無し、多分。】
【そろそろ約束の場所に向かわないと。】
[行ってきます。]
————街中————
【休日にお出かけ、というこの状況。】
【これはもう、友達と言ってもいいのでは……?】
【しかし、やっぱり休日は人が多い。】
【デュエルするのはいいけど、一体どこで……。】
燈厘「きみ。」
燈厘「お待たせなのです。」
[おはよう、燈厘。]
燈厘「ん。」
燈厘「今日は付き合ってくれて感謝なのですよ。」
燈厘「急に誘って、迷惑じゃなかったのです?」
[大丈夫、むしろありがとう。]
[部活には入ってないから、休日はヒマなんだ。]
燈厘「それなら、よかったのですけど。」
[ところで、これからどこに行くの?]
燈厘「よくぞ聞いてくれたのです。」
燈厘「実は広い個室でデュエルできる、行きたかった施設があるのですよ。」
燈厘「そこの予約を取っておいたので、今から一緒に行くのです。」
[手際がいいね。]
燈厘「どうもなのですよ。」
燈厘「では、早速出発なのです。」
————施設————
[これは……広い。]
燈厘「ここなら、誰にも邪魔はされないのですよ。」
燈厘「思いっきりデュエルができるのです。」
[確かに、ここはいい場所だ。]
[燈厘、よく知ってたね。]
燈厘「ん、ここらでは有名なのです。」
[そうなんだ。]
[引っ越してきたばかりだから、知らなかったよ。]
燈厘「じゃあ、さっそく始めるのです。」
[うん。負けないよ。]
≪デュエル!!≫
[まずはこっちのターンだね。]
[自分のモンスターがいない事で、《バイオレイド・エクスカベーター》を特殊召喚。]
《バイオレイド・エクスカベーター》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・エクスカベーター」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:自分か相手のフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
「バイオレイド・エクスカベーター」を除く、レベル6以上の機械族・闇属性モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
燈厘「!」
燈厘「これは……。」
[カードを2枚セットして、ターンエンド。]
[燈厘のターンだよ。]
燈厘「もしかしてこのモンスターは、『プリフラ!』の……。」
[うん、『ヴィランダー』をイメージしてみたんだ。]
[エクスカベーターは、1話のショベルカーの敵。]
燈厘「きみ……やりますね。」
燈厘「まさかヴィランダーモチーフのデッキを組んでくるなんて……。」
[今から燈厘はプリエアー。]
[みんなを守るために、悪の怪物を倒す正義の味方だ。]
燈厘「なかなかの粋な計らい。」
燈厘「これは、ぼくも応えないといけないのですよ。」
燈厘「ぼくのターン。」
燈厘「まずは《魔法妖精ブロム》を召喚なのです。」
《魔法妖精ブロム》(SSオリジナル)
星1/光/天使/0/0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースして発動できる。
デッキから「魔法少女ラブ」1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、相手がモンスターを特殊召喚した場合、自分フィールドに「魔法少女ラブ」が存在していれば発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合にデッキに戻る。
[魔法妖精……。]
[もしかして、燈厘も『プリフラ!』イメージのデッキ?]
燈厘「『プリフラ!』に限らず、変身ヒロインもの全体をイメージしたのですよ。」
燈厘「ブロムをリリースする事で、効果発動。」
燈厘「デッキから《魔法少女ラブ》を特殊召喚なのです。」
《魔法少女ラブ》(SSオリジナル)
星3/地/戦士/1400/600
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールド・墓地に天使族・光属性・レベル1モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「魔法戦士キュアラブルーム」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
フィールドのこのカードをE元として「魔法戦士キュアラブルーム」1体のE召喚を行う。
燈厘「ラブの効果により、デッキから《ラブリー・ストーム》を手札に加えるのですよ。」
《ラブリー・ストーム》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで半分にする。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「魔法戦士キュアラブルーム」1体をEXデッキに戻して発動できる。
自分は1枚ドローする。
燈厘「このラブリー・ストームを早速発動。」
燈厘「伏せカード1枚を破壊し、さらにエクスカベーターの攻撃力は半分の1000にダウンするのです。」
[除去と戦闘補助を同時に……。]
[なかなかやるね、燈厘。]
燈厘「使えるカードを使っただけで、特に褒められるような事ではないのです。」
燈厘「さあ、バトルフェイズ。」
燈厘「ラブでエクスカベーターを攻撃なのですよ。」
[っ……!]LP4000→3600
[でも、ここでエクスカベーターの効果が発動。]
[レベル6以上の機械族・闇属性、《バイオレイド・ヴェンダー》を特殊召喚。]
《バイオレイド・ヴェンダー》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・ヴェンダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分フィールドに「ロケットトークン」(機械族・闇・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
その後、以下の効果を適用できる。
●フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「ロケットトークン」1体の攻撃力・守備力を2000アップする。
燈厘「これは2話の、自販機……。」
[特殊召喚成功時、ロケットトークンを特殊召喚できる。]
[さらにこのカードを墓地へ送る事で、ロケットトークンは攻守4000になる!]
燈厘「攻守4000、なかなかやるのです。」
燈厘「しかし甘い、墓地のブロムの効果が発動しているのですよ。」
[!]
燈厘「相手がモンスターを特殊召喚した事で、墓地のこのカードを特殊召喚。」
燈厘「さらにラブのさらなる効果で、このタイミングでエレメント召喚を行うのです。」
「バトルフェイズ中に、エレメント召喚を……。」
燈厘「ぼくは魔法妖精ブロムをエレメントとし、魔法少女ラブをアセンション。」
燈厘「見せてやるのです、ぼくの正義を。」
燈厘「天に咲き誇る美しき花、《魔法戦士キュアラブルーム》!」
《魔法戦士キュアラブルーム》
エレメント・効果モンスター
星6/光/戦士/2000/2000
【E素材】天使族・光属性モンスター1体
【E元】「魔法少女ラブ」
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力・守備力が半分になり、効果は無効化される。
②:「魔法妖精ブロム」をE素材としてE召喚したこのカードの攻撃力・守備力は500アップする。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、このカードのE元としていた自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
[キュアラブルーム……。]
[これが燈厘のエースモンスター……ってところかな。]
[でもその攻撃力は2000。ロケットトークンの4000に敵うかな]
燈厘「もちろん、キュアラブルームの効果発動なのです。」
燈厘「特殊召喚した事で、相手モンスター1体は効果が無効、攻守が半分になる。」
燈厘「これでロケットトークンは攻守2000。」
[攻撃力が並んだ。]
燈厘「まだなのです。」
燈厘「キュアラブルームはブロムをエレメント素材とした事で、攻守が500上昇できる。」
[キュアラブルームの攻守は、2500!]
燈厘「これで上回った、そしてまだぼくのバトルフェイズなのですよ。」
燈厘「キュアラブルームでロケットトークンを攻撃。」
燈厘「魔法奥義・ブルームラブショット!」
[う……]LP3600→3100
燈厘「ぼくはカードを2枚セットして、ターンエン――。」
[ここでトラップ発動、《バイオレイド・アライブ》。]
《バイオレイド・アライブ》(SSオリジナル)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊されたターンに発動できる。
手札・デッキから機械族・闇属性・レベル6モンスター1体を特殊召喚する。
燈厘「――おっと?」
[この効果でデッキから《バイオレイド・バンブー》を特殊召喚。]
《バイオレイド・バンブー》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・バンブー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
[この特殊召喚に成功し、キュアラブルームがいる事で、その伏せカードは全て破壊させてもらうよ]
燈厘「んん……エンドフェイズだから発動できないのです。」
燈厘「今度こそターンエンド、なのですよ。」
[じゃあ、こっちのターン。]
[墓地の《オルフェゴール・クリマクス》を除外する事で、デッキから《バイオレイド・ヘルメット》を手札に加える。]
《オルフェゴール・クリマクス》
カウンター罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドに「オルフェゴール」Lモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる(この効果を発動するターン、自分は機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚できない)。
自分のデッキ・除外状態の機械族・闇属性モンスター1体を手札に加える。
《バイオレイド・ヘルメット》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・バンブー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分フィールドの機械族・闇属性モンスターの数×200だけ、自分フィールドの機械族・闇属性モンスターの攻撃力・守備力はアップし、相手フィールドの攻撃力・守備力はダウンする。
③:このカードは戦闘・効果では破壊されない。
[魔法カード、《ダーク・バイオ・エナジー》を発動。]
《ダーク・バイオ・エナジー》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:手札からレベル6以上の機械族・闇属性モンスター1体を特殊召喚し、自分は1枚ドローする。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、相手の効果では破壊されず、相手はそのモンスターを効果の対象にできない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから機械族・闇属性・レベル6モンスター1体を手札に加える。
[この効果で、手札からバイオレイド・ヘルメットを特殊召喚し、1枚ドロー。]
[その効果で400ポイント、バイオレイド達の攻守がアップし、相手モンスターの攻守がダウンするよ。]
燈厘「攻撃力が、上回られたのです……。」
[さらに手札を捨てて、《アクションマジック-ダブル・バンキング》を発動。]
《アクションマジック-ダブル・バンキング》
速攻魔法
①:手札を1枚捨てて発動できる。
自分フィールドのモンスターは、このターン戦闘で相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。
②:このターンに墓地へ送られていないこのカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
[これでこのターン、戦闘破壊に成功したモンスターは連続攻撃できる。]
[まだまだ、墓地の《バイオストーム》を除外する事で、バイオレイド達の攻撃力はさらに500アップ!]
《バイオストーム》(SSオリジナル)
永続魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの全ての機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②:自分フィールドに機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの全ての機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
[バトルフェイズ、ヘルメットでキュアラブルームを攻撃!]
燈厘「ぐぅ……」LP4000→3200
[これでヘルメットは再攻撃の権利を得るよ。]
燈厘「でも、ここでキュアラブルームのさらなる効果が発動するのですよ。」
燈厘「エレメント元としていた、ラブを墓地から特殊召喚。」
[そんな効果が……。]
[なら、ヘルメットの再攻撃でラブを破壊。]
[そしてバンブーでダイレクトアタック!]
燈厘「うぐっ……」LP3200→300
[これでターンエンド。]
[バイオストームの攻守アップは永続的に続くから、2体とも2900のまま。]
[さらにヘルメットの効果で燈厘のモンスターの攻守は400ダウンしている。]
[そしてヘルメットは戦闘と効果の破壊には耐性がある。]
[燈厘がこれをなんとかできなかったら、勝てないよ。]
燈厘「……訊かないのですか。」
[ん?何を?]
燈厘「急にぼくが、デュエルに誘った理由なのですよ。」
燈厘「ただの気まぐれだとは、思っていないはずなのです。」
[……まあ、確かにそうだね。]
燈厘「なら、どうして……?」
[話したくなさそうだったから、かな。]
燈厘「!」
燈厘「……はぁ。」
燈厘「きみって人は、全くもう。」
[?]
燈厘「決着を付けてやるのですよ、ぼくのターン。」
燈厘「まずは《死者転生》、墓地からモンスター1体を手札に加えるのです。」
《死者転生》
通常魔法
①:手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
燈厘「これでラブを手札に戻して、召喚!」
燈厘「再びラブの効果で、今度は《ブルームラブショット》を手札に加えるのです」
《ブルームラブショット》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの戦士族Eモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
「魔法少女キュアラブルーム」を対象として発動した場合、さらに対象のモンスターの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの数×600アップする。
②:自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
燈厘「さらに《二転召喚》を発動。相手モンスターを手札に戻し、相手に特殊召喚させるのです。」
《二転召喚(ツイストサモン)》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる(この効果の発動に対して対象のモンスターの効果は発動できない)。
そのモンスターを手札に戻す。
この効果で表側表示モンスターが相手の手札に戻った場合、さらに相手は可能な限りそのモンスターを特殊召喚する。
燈厘「ぼくが選ぶのは、ヘルメット。」
[手札に戻して、もう1度手札から特殊召喚。]
[その効果に、一体何の意味が……。]
燈厘「意味ならあるのですよ。」
燈厘「ブロムの効果を忘れたのです?」
[あっ!]
[相手がモンスターを特殊召喚すると、ラブの元に蘇る……!]
燈厘「そう、ブロムを墓地から特殊召喚。」
燈厘「さらに墓地のラブリー・ストームを除外して、効果発動なのです。」
燈厘「墓地からキュアラブルームをエクストラデッキに戻し、1枚ドロー。」
燈厘「再びブロムをエレメントとし、ラブをアセンション。」
燈厘「ふふん、キュアラブルーム再登場!」
燈厘「再び効果を発動、ヘルメットを弱体化するのです。」
[なるほど……でも、キュアラブルームはここまでだよ。]
[トラップ発動、《奈落の落とし穴》!]
《奈落の落とし穴》
通常罠
①:相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。
[これでキュアラブルームは、破壊され除外――。]
燈厘「危ないところだったのですよ。」
燈厘「速攻魔法、《パージ・エレメント》。」
《パージ・エレメント》(既存オリカ)
速攻魔法
①:フィールドのEモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、そのモンスターのE元となっていたモンスターを墓地から対象のモンスターのコントローラーのフィールドに特殊召喚する。
[――!]
燈厘「キュアラブルームを再度エクストラデッキに戻し、そのエレメント元のラブを特殊召喚。」
[くっ、奈落の落とし穴は不発。]
[そしてヘルメットの効果が無効になり、攻撃力が半分に……。]
燈厘「効果が無効になった事で、攻撃力変化も全てなくなるのです。」
燈厘「そして《死者蘇生》で、ブルムを墓地から特殊召喚。」
《死者蘇生》
通常魔法
①:自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
燈厘「何度やられそうになっても、キュアラブルームは立ち上がる。」
燈厘「手札に加えていたブルームラブショットを発動。」
燈厘「これでキュアラブルームは2体のバイオレイドに攻撃でき、攻撃力が1200アップするのです。」
[自身の効果と合わせて、攻撃力は3700……!]
燈厘「さあ、バトルフェイズ。」
燈厘「キュアラブルームで、2体のモンスターに攻撃なのです。」
燈厘「魔法奥義・ブルームダブルショット!」
[……!]LP3100→1500→0
[負けたよ……。]
燈厘「……やった。」
燈厘「ふふん、ぼくの勝ちなのですよ。」
[強いね、燈厘は。]
燈厘「強い……。」
燈厘「……いや、そんな事はないのです。」
[?]
燈厘「勝ったくせに何を、と思うかもしれないのですけど。」
燈厘「このくらいじゃまだ、なーちゃんの足元にも及ばない。」
[なーちゃんって?]
燈厘「ああ、えっと。」
燈厘「なーちゃんは、ぼくの姉……そして憧れなのですよ。」
燈厘「そして、みんなの憧れでもあるのです。」
燈厘「デュエルが強くて、座学も得意。」
燈厘「普段から体を鍛えてて、自分に厳しくて、人には優しい。」
燈厘「ぼく達家族の自慢なのです。」
[凄いお姉さんだね。]
燈厘「うん。」
燈厘「でも、もちろんぼくはなーちゃんほど凄くはないのです。」
燈厘「デュエルも平凡で……。」
燈厘「このままだと、ぼくのせいでなーちゃんの評価も下げてしまうのです。」
[……そっか。]
燈厘「だからぼく、もっとデュエルが強くなりたい。」
燈厘「でもぼくは、会話とか苦手で……。」
燈厘「デュエルの相手も、授業以外だとほとんどいないのです。」
[だから、今日は誘ってくれたんだ。]
燈厘「悪かったのです、こんな理由で急に付き合わせて……。」
[そんな事ないよ。]
[燈厘は自分を信頼して、自分自身の気持ちを伝えてくれた。]
[デュエルには負けちゃったけど、その事が自分は嬉しいんだ。]
燈厘「きみ……」
[だから、燈厘さえ良ければだけど。]
[燈厘がデュエルが強くなれるように、自分も手伝わせてほしい]
[これからもこうやって、自分とデュエルしてくれないかな。]
燈厘「!」
燈厘「そんなの……ぼくも。」
燈厘「ぼくも、嬉しいに決まってるのです。」
[自分ももっと、燈厘に相応しいくらい強くなるから。]
[お姉さんに近付けるように、二人で頑張っていこう。]
燈厘「ふふん、きみってば本当に……。」
燈厘「うん、これからもよろしく、なのですよ。」
[こちらこそ、よろしく。]
【お姉さんのために、燈厘は頑張っているんだ。】
【自分もそんな燈厘のために、もっともっと頑張ってみせる!】
燈厘>きみ
燈厘>次の休日、ぼくとデュエルして欲しいんだけど
燈厘>いいかな?
OK!<
【まさかデュエルのお誘いが来るなんて、思わなかった。】
【今日は楽しい休日になりそうだ。】
【デッキの調整もバッチリ問題無し、多分。】
【そろそろ約束の場所に向かわないと。】
[行ってきます。]
————街中————
【休日にお出かけ、というこの状況。】
【これはもう、友達と言ってもいいのでは……?】
【しかし、やっぱり休日は人が多い。】
【デュエルするのはいいけど、一体どこで……。】
燈厘「きみ。」
燈厘「お待たせなのです。」
[おはよう、燈厘。]
燈厘「ん。」
燈厘「今日は付き合ってくれて感謝なのですよ。」
燈厘「急に誘って、迷惑じゃなかったのです?」
[大丈夫、むしろありがとう。]
[部活には入ってないから、休日はヒマなんだ。]
燈厘「それなら、よかったのですけど。」
[ところで、これからどこに行くの?]
燈厘「よくぞ聞いてくれたのです。」
燈厘「実は広い個室でデュエルできる、行きたかった施設があるのですよ。」
燈厘「そこの予約を取っておいたので、今から一緒に行くのです。」
[手際がいいね。]
燈厘「どうもなのですよ。」
燈厘「では、早速出発なのです。」
————施設————
[これは……広い。]
燈厘「ここなら、誰にも邪魔はされないのですよ。」
燈厘「思いっきりデュエルができるのです。」
[確かに、ここはいい場所だ。]
[燈厘、よく知ってたね。]
燈厘「ん、ここらでは有名なのです。」
[そうなんだ。]
[引っ越してきたばかりだから、知らなかったよ。]
燈厘「じゃあ、さっそく始めるのです。」
[うん。負けないよ。]
≪デュエル!!≫
[まずはこっちのターンだね。]
[自分のモンスターがいない事で、《バイオレイド・エクスカベーター》を特殊召喚。]
《バイオレイド・エクスカベーター》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・エクスカベーター」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:自分か相手のフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
「バイオレイド・エクスカベーター」を除く、レベル6以上の機械族・闇属性モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
燈厘「!」
燈厘「これは……。」
[カードを2枚セットして、ターンエンド。]
[燈厘のターンだよ。]
燈厘「もしかしてこのモンスターは、『プリフラ!』の……。」
[うん、『ヴィランダー』をイメージしてみたんだ。]
[エクスカベーターは、1話のショベルカーの敵。]
燈厘「きみ……やりますね。」
燈厘「まさかヴィランダーモチーフのデッキを組んでくるなんて……。」
[今から燈厘はプリエアー。]
[みんなを守るために、悪の怪物を倒す正義の味方だ。]
燈厘「なかなかの粋な計らい。」
燈厘「これは、ぼくも応えないといけないのですよ。」
燈厘「ぼくのターン。」
燈厘「まずは《魔法妖精ブロム》を召喚なのです。」
《魔法妖精ブロム》(SSオリジナル)
星1/光/天使/0/0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースして発動できる。
デッキから「魔法少女ラブ」1体を特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、相手がモンスターを特殊召喚した場合、自分フィールドに「魔法少女ラブ」が存在していれば発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合にデッキに戻る。
[魔法妖精……。]
[もしかして、燈厘も『プリフラ!』イメージのデッキ?]
燈厘「『プリフラ!』に限らず、変身ヒロインもの全体をイメージしたのですよ。」
燈厘「ブロムをリリースする事で、効果発動。」
燈厘「デッキから《魔法少女ラブ》を特殊召喚なのです。」
《魔法少女ラブ》(SSオリジナル)
星3/地/戦士/1400/600
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のフィールド・墓地に天使族・光属性・レベル1モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「魔法戦士キュアラブルーム」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
フィールドのこのカードをE元として「魔法戦士キュアラブルーム」1体のE召喚を行う。
燈厘「ラブの効果により、デッキから《ラブリー・ストーム》を手札に加えるのですよ。」
《ラブリー・ストーム》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族モンスターが存在する場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、相手フィールドのモンスター1体の攻撃力をターン終了時まで半分にする。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「魔法戦士キュアラブルーム」1体をEXデッキに戻して発動できる。
自分は1枚ドローする。
燈厘「このラブリー・ストームを早速発動。」
燈厘「伏せカード1枚を破壊し、さらにエクスカベーターの攻撃力は半分の1000にダウンするのです。」
[除去と戦闘補助を同時に……。]
[なかなかやるね、燈厘。]
燈厘「使えるカードを使っただけで、特に褒められるような事ではないのです。」
燈厘「さあ、バトルフェイズ。」
燈厘「ラブでエクスカベーターを攻撃なのですよ。」
[っ……!]LP4000→3600
[でも、ここでエクスカベーターの効果が発動。]
[レベル6以上の機械族・闇属性、《バイオレイド・ヴェンダー》を特殊召喚。]
《バイオレイド・ヴェンダー》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・ヴェンダー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分フィールドに「ロケットトークン」(機械族・闇・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
その後、以下の効果を適用できる。
●フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分フィールドの「ロケットトークン」1体の攻撃力・守備力を2000アップする。
燈厘「これは2話の、自販機……。」
[特殊召喚成功時、ロケットトークンを特殊召喚できる。]
[さらにこのカードを墓地へ送る事で、ロケットトークンは攻守4000になる!]
燈厘「攻守4000、なかなかやるのです。」
燈厘「しかし甘い、墓地のブロムの効果が発動しているのですよ。」
[!]
燈厘「相手がモンスターを特殊召喚した事で、墓地のこのカードを特殊召喚。」
燈厘「さらにラブのさらなる効果で、このタイミングでエレメント召喚を行うのです。」
「バトルフェイズ中に、エレメント召喚を……。」
燈厘「ぼくは魔法妖精ブロムをエレメントとし、魔法少女ラブをアセンション。」
燈厘「見せてやるのです、ぼくの正義を。」
燈厘「天に咲き誇る美しき花、《魔法戦士キュアラブルーム》!」
《魔法戦士キュアラブルーム》
エレメント・効果モンスター
星6/光/戦士/2000/2000
【E素材】天使族・光属性モンスター1体
【E元】「魔法少女ラブ」
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力・守備力が半分になり、効果は無効化される。
②:「魔法妖精ブロム」をE素材としてE召喚したこのカードの攻撃力・守備力は500アップする。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、このカードのE元としていた自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
[キュアラブルーム……。]
[これが燈厘のエースモンスター……ってところかな。]
[でもその攻撃力は2000。ロケットトークンの4000に敵うかな]
燈厘「もちろん、キュアラブルームの効果発動なのです。」
燈厘「特殊召喚した事で、相手モンスター1体は効果が無効、攻守が半分になる。」
燈厘「これでロケットトークンは攻守2000。」
[攻撃力が並んだ。]
燈厘「まだなのです。」
燈厘「キュアラブルームはブロムをエレメント素材とした事で、攻守が500上昇できる。」
[キュアラブルームの攻守は、2500!]
燈厘「これで上回った、そしてまだぼくのバトルフェイズなのですよ。」
燈厘「キュアラブルームでロケットトークンを攻撃。」
燈厘「魔法奥義・ブルームラブショット!」
[う……]LP3600→3100
燈厘「ぼくはカードを2枚セットして、ターンエン――。」
[ここでトラップ発動、《バイオレイド・アライブ》。]
《バイオレイド・アライブ》(SSオリジナル)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊されたターンに発動できる。
手札・デッキから機械族・闇属性・レベル6モンスター1体を特殊召喚する。
燈厘「――おっと?」
[この効果でデッキから《バイオレイド・バンブー》を特殊召喚。]
《バイオレイド・バンブー》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・バンブー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが特殊召喚した場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
[この特殊召喚に成功し、キュアラブルームがいる事で、その伏せカードは全て破壊させてもらうよ]
燈厘「んん……エンドフェイズだから発動できないのです。」
燈厘「今度こそターンエンド、なのですよ。」
[じゃあ、こっちのターン。]
[墓地の《オルフェゴール・クリマクス》を除外する事で、デッキから《バイオレイド・ヘルメット》を手札に加える。]
《オルフェゴール・クリマクス》
カウンター罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドに「オルフェゴール」Lモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし除外する。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる(この効果を発動するターン、自分は機械族・闇属性モンスターしか特殊召喚できない)。
自分のデッキ・除外状態の機械族・闇属性モンスター1体を手札に加える。
《バイオレイド・ヘルメット》(SSオリジナル)
星6/闇/機械/2000/2000
自分は「バイオレイド・バンブー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分フィールドの機械族・闇属性モンスターの数×200だけ、自分フィールドの機械族・闇属性モンスターの攻撃力・守備力はアップし、相手フィールドの攻撃力・守備力はダウンする。
③:このカードは戦闘・効果では破壊されない。
[魔法カード、《ダーク・バイオ・エナジー》を発動。]
《ダーク・バイオ・エナジー》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:手札からレベル6以上の機械族・闇属性モンスター1体を特殊召喚し、自分は1枚ドローする。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、相手の効果では破壊されず、相手はそのモンスターを効果の対象にできない。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから機械族・闇属性・レベル6モンスター1体を手札に加える。
[この効果で、手札からバイオレイド・ヘルメットを特殊召喚し、1枚ドロー。]
[その効果で400ポイント、バイオレイド達の攻守がアップし、相手モンスターの攻守がダウンするよ。]
燈厘「攻撃力が、上回られたのです……。」
[さらに手札を捨てて、《アクションマジック-ダブル・バンキング》を発動。]
《アクションマジック-ダブル・バンキング》
速攻魔法
①:手札を1枚捨てて発動できる。
自分フィールドのモンスターは、このターン戦闘で相手モンスターを破壊した場合、もう1度だけ続けて攻撃できる。
②:このターンに墓地へ送られていないこのカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
[これでこのターン、戦闘破壊に成功したモンスターは連続攻撃できる。]
[まだまだ、墓地の《バイオストーム》を除外する事で、バイオレイド達の攻撃力はさらに500アップ!]
《バイオストーム》(SSオリジナル)
永続魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの全ての機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②:自分フィールドに機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの全ての機械族・闇属性・レベル6以上のモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
[バトルフェイズ、ヘルメットでキュアラブルームを攻撃!]
燈厘「ぐぅ……」LP4000→3200
[これでヘルメットは再攻撃の権利を得るよ。]
燈厘「でも、ここでキュアラブルームのさらなる効果が発動するのですよ。」
燈厘「エレメント元としていた、ラブを墓地から特殊召喚。」
[そんな効果が……。]
[なら、ヘルメットの再攻撃でラブを破壊。]
[そしてバンブーでダイレクトアタック!]
燈厘「うぐっ……」LP3200→300
[これでターンエンド。]
[バイオストームの攻守アップは永続的に続くから、2体とも2900のまま。]
[さらにヘルメットの効果で燈厘のモンスターの攻守は400ダウンしている。]
[そしてヘルメットは戦闘と効果の破壊には耐性がある。]
[燈厘がこれをなんとかできなかったら、勝てないよ。]
燈厘「……訊かないのですか。」
[ん?何を?]
燈厘「急にぼくが、デュエルに誘った理由なのですよ。」
燈厘「ただの気まぐれだとは、思っていないはずなのです。」
[……まあ、確かにそうだね。]
燈厘「なら、どうして……?」
[話したくなさそうだったから、かな。]
燈厘「!」
燈厘「……はぁ。」
燈厘「きみって人は、全くもう。」
[?]
燈厘「決着を付けてやるのですよ、ぼくのターン。」
燈厘「まずは《死者転生》、墓地からモンスター1体を手札に加えるのです。」
《死者転生》
通常魔法
①:手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
燈厘「これでラブを手札に戻して、召喚!」
燈厘「再びラブの効果で、今度は《ブルームラブショット》を手札に加えるのです」
《ブルームラブショット》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの戦士族Eモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
「魔法少女キュアラブルーム」を対象として発動した場合、さらに対象のモンスターの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの数×600アップする。
②:自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。
燈厘「さらに《二転召喚》を発動。相手モンスターを手札に戻し、相手に特殊召喚させるのです。」
《二転召喚(ツイストサモン)》(SSオリジナル)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる(この効果の発動に対して対象のモンスターの効果は発動できない)。
そのモンスターを手札に戻す。
この効果で表側表示モンスターが相手の手札に戻った場合、さらに相手は可能な限りそのモンスターを特殊召喚する。
燈厘「ぼくが選ぶのは、ヘルメット。」
[手札に戻して、もう1度手札から特殊召喚。]
[その効果に、一体何の意味が……。]
燈厘「意味ならあるのですよ。」
燈厘「ブロムの効果を忘れたのです?」
[あっ!]
[相手がモンスターを特殊召喚すると、ラブの元に蘇る……!]
燈厘「そう、ブロムを墓地から特殊召喚。」
燈厘「さらに墓地のラブリー・ストームを除外して、効果発動なのです。」
燈厘「墓地からキュアラブルームをエクストラデッキに戻し、1枚ドロー。」
燈厘「再びブロムをエレメントとし、ラブをアセンション。」
燈厘「ふふん、キュアラブルーム再登場!」
燈厘「再び効果を発動、ヘルメットを弱体化するのです。」
[なるほど……でも、キュアラブルームはここまでだよ。]
[トラップ発動、《奈落の落とし穴》!]
《奈落の落とし穴》
通常罠
①:相手が攻撃力1500以上のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。
[これでキュアラブルームは、破壊され除外――。]
燈厘「危ないところだったのですよ。」
燈厘「速攻魔法、《パージ・エレメント》。」
《パージ・エレメント》(既存オリカ)
速攻魔法
①:フィールドのEモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをEXデッキに戻す。
その後、そのモンスターのE元となっていたモンスターを墓地から対象のモンスターのコントローラーのフィールドに特殊召喚する。
[――!]
燈厘「キュアラブルームを再度エクストラデッキに戻し、そのエレメント元のラブを特殊召喚。」
[くっ、奈落の落とし穴は不発。]
[そしてヘルメットの効果が無効になり、攻撃力が半分に……。]
燈厘「効果が無効になった事で、攻撃力変化も全てなくなるのです。」
燈厘「そして《死者蘇生》で、ブルムを墓地から特殊召喚。」
《死者蘇生》
通常魔法
①:自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
燈厘「何度やられそうになっても、キュアラブルームは立ち上がる。」
燈厘「手札に加えていたブルームラブショットを発動。」
燈厘「これでキュアラブルームは2体のバイオレイドに攻撃でき、攻撃力が1200アップするのです。」
[自身の効果と合わせて、攻撃力は3700……!]
燈厘「さあ、バトルフェイズ。」
燈厘「キュアラブルームで、2体のモンスターに攻撃なのです。」
燈厘「魔法奥義・ブルームダブルショット!」
[……!]LP3100→1500→0
[負けたよ……。]
燈厘「……やった。」
燈厘「ふふん、ぼくの勝ちなのですよ。」
[強いね、燈厘は。]
燈厘「強い……。」
燈厘「……いや、そんな事はないのです。」
[?]
燈厘「勝ったくせに何を、と思うかもしれないのですけど。」
燈厘「このくらいじゃまだ、なーちゃんの足元にも及ばない。」
[なーちゃんって?]
燈厘「ああ、えっと。」
燈厘「なーちゃんは、ぼくの姉……そして憧れなのですよ。」
燈厘「そして、みんなの憧れでもあるのです。」
燈厘「デュエルが強くて、座学も得意。」
燈厘「普段から体を鍛えてて、自分に厳しくて、人には優しい。」
燈厘「ぼく達家族の自慢なのです。」
[凄いお姉さんだね。]
燈厘「うん。」
燈厘「でも、もちろんぼくはなーちゃんほど凄くはないのです。」
燈厘「デュエルも平凡で……。」
燈厘「このままだと、ぼくのせいでなーちゃんの評価も下げてしまうのです。」
[……そっか。]
燈厘「だからぼく、もっとデュエルが強くなりたい。」
燈厘「でもぼくは、会話とか苦手で……。」
燈厘「デュエルの相手も、授業以外だとほとんどいないのです。」
[だから、今日は誘ってくれたんだ。]
燈厘「悪かったのです、こんな理由で急に付き合わせて……。」
[そんな事ないよ。]
[燈厘は自分を信頼して、自分自身の気持ちを伝えてくれた。]
[デュエルには負けちゃったけど、その事が自分は嬉しいんだ。]
燈厘「きみ……」
[だから、燈厘さえ良ければだけど。]
[燈厘がデュエルが強くなれるように、自分も手伝わせてほしい]
[これからもこうやって、自分とデュエルしてくれないかな。]
燈厘「!」
燈厘「そんなの……ぼくも。」
燈厘「ぼくも、嬉しいに決まってるのです。」
[自分ももっと、燈厘に相応しいくらい強くなるから。]
[お姉さんに近付けるように、二人で頑張っていこう。]
燈厘「ふふん、きみってば本当に……。」
燈厘「うん、これからもよろしく、なのですよ。」
[こちらこそ、よろしく。]
【お姉さんのために、燈厘は頑張っているんだ。】
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