DUEL:007 無駄なセンス　作：死霊王ドーハスーラ

※注意事項をしっかり読もう。ルールを守って楽しくデュエル‼
　前回のあらすじ
　遊淵は自らの肉片を与える契約として｢命の決闘者｣秋元蓮華にデュエルを申し出る...

　『本編』

遊園『デュエル!!!』

　TURN:01 遊淵のターン

遊淵「まずは俺の先攻！まず手札から魔法カード発動！「古のルール」！手札からレベル5以上の通常モンスター1体をｔ特殊召喚するッ！この効果で「エビルナイト・ドラゴン」を特殊召喚！」
　　　　　　　　　　　　　　（エビルナイト・コール）
遊園「そして速攻魔法発動！「邪悪なる騎士の呼び声」！自分フィールドに「エビルナイト・ドラゴン」が存在するので、デッキからレベル４以下の「エビルナイト」モンスター１体を特殊召喚する！」

蓮華「ならば、その効果に対して手札から「灰流うらら」を捨てて効果発動...その効果を無効にする...」

遊淵「なに⁉「灰流うらら」だと⁉そんな伝説のカードを持っていたとは...なかなかやるな！」

蓮華「...」

遊淵（..ん？なんかあんま楽しくなさそう...あんなカード使ったら普通は気持ち良くなれそうなのに...）

遊淵「おい、蓮華。おまえ、もしかしてデュエルを楽しめていないのか？楽しくないならやめるか？」

蓮華「いや...やめなくてはいいの...それは条件だから...それと逆に貴方はやめてしまっていいの...？」

遊淵「そりゃ本当はやめたくなんかないさ...けどお前が楽しくなさそうにしていると我も楽しくなくなる。おい、ていうかなんで楽しくないんだ？もしかして、あんま楽しくなれないようなことがデュエルであったのか？」

蓮華「いや、デュエルが楽しくない訳では無いの...ただ、貴方もディープデュエリストがデュエルで倒した人はあまりの衝撃で気絶してしまうことはわかっているでしょう...」

遊淵「そんなの命の決闘者の能力で治療すればよくないか？...そうか、もしかして、そもそも命の決闘者の力を上手く使えないのか？」

　そういうと、蓮華は少しの間は目を泳がせたが、直ぐに正直に話した。

蓮華「そう...そうなのよ...私は命の決闘者としての力を上手く扱えないの...私は...だからデュエルが嫌い...いや、デュエルをしたくないの...だって私は無駄にデュエルのセンスがありすぎた...そのせいでデュエルをするたびに目の前の人が傷ついていく...そんなの見ていられないじゃない！...私は本当は他の人に傷ついてほしくないの...だから本当は自分の目的の為だけに貴方の肉片を奪うなんてことはしたくなかった...」

遊淵「...俺はモンスター1体をセットし、カードを1枚をセットしてターンエンド...」
　　　　　　　　　　　LP　蓮華:4000
　TURN:02　蓮華のターン　遊淵:4000

蓮華「私のターン、ドロー！まず手札から「世界樹の種」を召喚...」

　世界樹の種(レベル１/地属性)
　ATK:0/DEF:0
　植物族/効果
このカードが墓地に送られた場合に発動できる。自分フィールドに「世界樹トークン（植物族/通常/攻守:0）」1体を特殊召喚する。このトークンはL素材にする場合、植物族LモンスターのL素材にしかできない。
　
蓮華「そして1体でリンク召喚....リンク1、「リンクリボー」...そして世界樹の種の効果で世界樹トークン1体を特殊召喚。さらに2体でリンク召喚...リンク２「アンディアの世界樹」...」

　アンディアの世界樹（リンク２/地属性)
　ATK：?　マーカー：右斜め前、左斜め後ろ
　植物族/リンク/効果
①このカード名のモンスターはフィールドに１枚しか存在できない。②この相手がモンスターを召喚・特殊召喚したときに発動できる。自分のデッキから「アンディア」モンスター１体を特殊召喚する。③自分フィールドにこのカード以外の「アンディア」モンスターが存在する限り、このカードは攻撃対象にはならず相手カードの効果の影響を受けない。

　to be continued...

次回予告
　蓮華の「アンディア」デッキに追い込まれる遊淵。蓮華は勝ちたくないと叫ぶが、遊淵はそのとき蓮華にらしくない言葉を言いかける...
　　　次回「そんなんじゃ全然ダメだ」