第32話 捕らわれた秀代 海皇の軍勢　作：マジかっ！

前回のあらすじ
遊斗と雪菜は蠱惑魔の巣にいる
秀代と池島と大乗寺は海岸へといる
遊斗はトリオンとのデュエルに勝ち新たな場所へと向かった




秀代「遊斗達は何処にいるんだ？」

大乗寺「この近くを探そう」

池島「腹減ったな〜」

すぐ近くに魚が大量に置かれてた

池島「こんな所に魚が⁉︎」

秀代「本当だ。なんでここに？」

池島「みんなで食べましょうよ！」

大乗寺「ここは精霊界だぜ。いくら魚だからって何の魚かわからないぞ」

秀代「ちょっと見てみよう」

秀代が魚に近づいた瞬間、弓が飛んで来た

秀代「うわっ！」

池島「ひえ〜！」

大乗寺「誰だ！」

⁇「ポセイドラ様の食べ物を狙ってたな！」

池島「も、も、モンスター⁉︎」

長槍兵「我々は海皇軍の長槍兵」

狙撃兵「狙撃兵だ。お前達は重罪を犯した。ポセイドラ様の食べ物を奪う者は連行する」

秀代「ちょっ…話を聞け！」

池島「秀代さんが連れて行かれる〜」

秀代「助けてくれ〜！」

秀代は長槍兵に連れてかれた

大乗寺「追うぞ！」

池島「どうやって？」

大乗寺「…」


⁇「お〜いそこのお二人さん」

大乗寺「今度は誰だ！」

⁇「ここじゃよ…ここ」

巨大な岩から聞こえる

池島「だ、誰？」

巨大な岩が動いた

3万年の白亀「ワシじゃ」

大乗寺「なんだ。亀か」

白亀「困ってる様じゃな」

大乗寺「いろいろあってな」

池島「つまり……」



白亀「成る程、友達を助けたいのか」

大乗寺「もちろんだ」

白亀「いいじゃろう。連れてって行こう」

池島「マジで！」

白亀「けど、腹減ったの〜」

大乗寺「奴らが忘れてったあの魚をあげよう」

池島「俺の飯が…」




白亀「ふぅ〜満足じゃ」

大乗寺「じじいのくせによく食うぜ」

白亀「で、お二人は何してるの？」

池島「だから秀代さんを助けたいの！」

白亀「そうじゃったな。行くぞ」

池島「海の中に入るの？うわっ！って…あれ？大丈夫だ？」

大乗寺「いろんな魚が居るんだな」

レインボーフィッシュやスペースマンボウなどが泳いでいる

白亀「もう少しかかるからな」





海皇の住処

龍騎隊「何だそれは。新しい魚か？」

長槍兵「ポセイドラ様の食べ物を狙ってた愚かな奴です」

秀代「だから狙ってないって！」

狙撃兵「黙れ！」



長槍兵「牢屋に入ってろ！」

重装兵「それは？」

狙撃兵「ポセイドラ様の食べ物を狙ってた者だ」

秀代「糞ー！出せ〜！俺のここから出せ〜！」

重装兵「うるさいぞ！」

秀代「…」

⁇「あんた！人間か⁉︎」

秀代「え？誰だ！お前は…」




白亀「あと少しじゃ」

池島「こっからどうするの？」

大乗寺「…突撃」

池島「うそ〜！」

白亀「若い者にはまだまだ負けん！」

龍騎隊「な、なんだ⁉︎」

龍騎隊をぶっ飛ばして先に進んだ

池島「待ってて下さいね〜秀代さん！」


⁇「何やら騒がしいなぁ〜？」


第32話終わり


33話予告
長槍兵「お前を捕獲する！」

大乗寺「やれるならやってみろよ。俺の新しいデッキを倒して」

池島「すごい！これなら勝てる！」

長槍兵「ポセイドラ様を舐めちゃダメだぜ！」

次回遊戯王DR「海皇の進撃 ポセイドラの脅威」

池島「これがポセイドラ…」