04　#2　煉獄の0と無限の0　作：ささくれ

「現れるのですわ！リンク4！インフィニット‐インフェルニティ！」
照葉が呼び出したのは『異形』という言葉が相応しいモンスターだった。
身体の半分がインフィニット‐マジシャン、もう半分はインフェルニティ・デーモンで所々に素材になったインフィニット‐ソウルやインフェルニティ・リベンジャーの特徴が現れている。

「うえぇ…気色悪いモンスターだな…。」
「同感だ…。」
気味悪がる天子たちをよそに照葉は…
「ああ…！美しいですわぁ…！」
自分の世界に入ってしまっているようだ。
「いけない…。デュエルでしたわね。インフィニット‐インフェルニティの効果発動！このカードがリンクモンスター以外を素材にリンク召喚に成功したときに手札が0枚の場合、デッキからカードを1枚除外して残りを墓地へ送りますわ！」
「デッキを0枚にした！？」
「うふふ。さらに素材にしたモンスターの数×500攻撃力アップですわ！(攻0→2000)」
「そして更なる効果！デッキ・手札ともに0枚の時相手の手札1枚を除外して相手のターン終了時まで攻撃力3000アップですわ！(攻2000→5000)
わたくしのターンは以上ですわ。」
「攻撃力5000…！透真引くんだ…あのカードを！」
「ああ！わかってる。俺のターン、ドロー！よし！
まずは強欲で金満な壺を発動！EXデッキから6枚をランダムに裏側除外する。そして2ドロー！
「手札からオシリスの側近を見せて効果発動！デッキからテテュスを裏側除外して自身を特殊召喚！側近のもう1つの効果を発動！デッキからオシリスの天空竜を手札に加える。
さらにおろかな埋葬発動！効果でデッキからオシリスの供物を墓地へ。供物の効果！手札を1枚裏側除外することで墓地から特殊召喚！冥界の宝札を発動して
俺は供物と側近を生け贄に、オシリスの天空竜を召喚！(攻2000)冥界の宝札の効果で2ドロー！(攻2000→4000)」
俺は1枚伏せてターンエンド…。(攻4000→3000)越えられねえ…！だが、お前のデッキは0枚、ドローフェイズでお前の負けだぜ。」
「わたくしがそこまで愚かに見えているのですわね…。
わたくしのターン、ドロー！と行きたいところですが先ほどのターンインフィニット‐インフェルニティの効果を使用したとき実はもう1つ効果が発動していましたわ！それは、次の自分スタンバイフェイズまで自分はカードをドローできない。ですわ！」
「ちっ…。ていうことは一時休戦も無駄ってことか…。」
「その通りですわ！そして先ほどのターンに除外したカード、インフィニット‐ループを手札に加えますわ！
インフィニット‐ループを発動！そしてフィールドのインフィニット‐ループを除外して効果発動！次の相手ターンをスキップしますわ。」
「嘘だろ！？」
「そして墓地のインフィニット‐クラッシュの効果発動ですわ！相手フィールド上の魔法・罠カードを1枚除外しますわ！さらにインフィニット‐インフェルニティの効果で相手の手札を1枚除外して攻撃力アップ！(ｵｼﾘｽ攻2000)(ｲﾝﾌｪﾙﾆﾃｨ攻5000)
バトルですわ！インフィニット‐インフェルニティでオシリスの天空竜に攻撃！
インフィニティ‐インフェルノ！」
「ぐああ！(LP8000→5000)」
「ターンエンドですわ。でも、透真殿のターンはスキップされていますわ！
わたくしのターン、このターンもドローできませんわ。インフィニット‐インフェルニティの効果！(攻5000)
バトルですわ！インフィニット‐インフェルニティで透真殿にダイレクトアタックですわ！」
「何もできないのかぁぁぁ！？(LP5000→0)」
Winner
伊集院寺照葉



to be continued・・・

次回「友達から」

題名、内容は余儀なく変更する場合があります。ご了承を・・・|дﾟ)



最後に…暁さん、オリカ使用を許可していただき本当にありがとうございました！数あるインフィニットの中で少ししか使用できませんでしたがデッキを考えるのがとても楽しかったです。