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第5話 事件は唐突に 作:ヒラーズ
僕が自分のくだらない過去話をして数時間、僕たちは公園を出て再び町の中を歩いていた。
「運命から捨てられた者の末路…それがお前の世界で言う能力犯罪者か…とても悲しいな」
まぁ、これは僕自身の問題であって、彼女は関係ないんだけどね。
けど、このままでは暗いままだし紛らわすか。
「でもそれは過去での事、今はこの先どう生きるかの事を考えなくちゃいけない。いつまでも過去に囚われては未来に進めないし、元の世界に帰る方法も見つかりはしない」
もとより帰る気は微塵もないけどね。
「前向きに生きる…それが僕のモットーさ」
その事でチェルノボグは少し笑った。
「そうか…お前は強いのだな」
「人生、何があるかわからない!これだから人間は面白いのさ。こんな能力さえなければ僕はごく普通の学校生活を満喫していたし、思いっきり親に甘え、好きなように怒り、怒られ、喧嘩し、一緒に笑い、泣く、そしてまた笑う、そんな素晴らしい日々を持っている君たちを僕らは羨ましがっていたよ」
「僕ら…となるとお前に仲間がいたのか?」
やべ…言い過ぎた。
どうしよう…言うべきか言わないべきか…。
「うん、いるよ。けどもう会えないけどね」
この際、言ってしまおう。抱えているよりマシだ。
「えと…イカレ研究者と戦闘スキルを極振りした狂軍人、基暗殺者だよ」
「…お前の仲間、常識人はいないのか?つまりお前の友達は頭のネジが抜けた研究員と狂人だな」
うん、まぁ間違ってはいない。一応狂人が常識人なんだけど。
そう言って僕が気を紛らわしていると、一人の男が僕たちの前まで走ってきた。
男は息切れになりながらも僕たちに走り寄り、チェルノボグの前で跪く。
「どうした?」
「もっ…申し上げます…。怪しい者がノルン様とゲーテお嬢様を人質に、イグドラシルの樹の内部に…」
「ノルン様とゲーテが!?」
あらら、いきなり事件が発生か。運命の神は事件を引き起こすのがお好きなようで。
「わかった、すぐ向かう。お前は自警団に報告を、影道、お前は公園で待っててくれ」
そう言ってチェルノボグは走り去って行った。
「…」
さて、どうしたものか。立てこもり事件が発生し、探索は台無し。
おまけに腹ごしらえもなし、まぁ物を喰う必要はないけど。影で出来てるし。
それに公園で待てと言われる始末、それってついてくるなと言っている事。
ついてくるな言われてついてくるのは人間の性。黙ってついていくよ。
君の影になってね。
――――
しばらくして僕たちはイグドラシルという巨大な大樹の根元につく。
無論、僕は気づかれてない。
「待ってろ、二人共…」
ヒーロー気取りかい?かっこわるいな。
「お嬢!」
チェルノボグが内部に入ろうとした時、二人の衛兵に押さえられる。
「離せ!あそこには妹がいるんだぞ!」
姉妹思いも良い所だけど。自分の命も大事にしなくちゃねぇ、取り押さえられて当然だよ。
けど、このままだと互いに硬直状態に陥って犯人がしびれを切らしてくる可能性がある。
「…」
仕方ないなぁ。僕が救出してくるか。
そう思い僕は影の中を移動しつつ、大樹内部に侵入した。
中はRPGでいうダンジョンのようになっていた。
正直、これがゲームならGM(ゲームマスター)の頭の中の思考を疑いたくなる。
「うひゃあ…こりゃあ探すのは一苦労だぞ」
けど、影の皇帝である僕は歩き回る必要ない。
何でかって?人質の影を探して、その影に潜めば犯人の隙を突けるという訳だ。
さてと…おーいたいた。屋上に居るねぇ…誘ってんのかな?
僕がその影に入ろうとした時、犯人と人質の会話が聞こえた。
人質は…ゲーテと金髪ロングで鎧を着ているお嬢様…こいつがノルンか。
「こんな事をして、タダで済むと思っているんですか!?」
「ああ?知らねーよ。金さえあれば良いんだよ金さえあればな」
要求は金か。よくある犯罪だ。
要するに金さえあれば他はどうでも良いと、三流犯罪者のやり口か。
「そんな事をしてもはしたない金になるだけです!どうして分からないんですか!!」
この言い分け、時間稼ぎか。良い判断だ。けど相手が悪すぎたな。
この犯人…いや、この男…僕は知ってる。
B級の能力犯罪者、「毒蝮のレイジン」。僕と同じ刑務所に収容されていた奴だ。
何より特徴は毒手と蛇の目(メデューサ・アイズ)を使った犯罪者であり。見分け方は頬に彫られている蛇の刺青。
こいつ生きてたんだなぁ…まぁ放っておいても被害が出ると思うが、僕にとっては能力的に雑魚も当然。
チェルノボグを驚かすためだ。早く懲らしめて人質解放といこうか。
次回に続く
「運命から捨てられた者の末路…それがお前の世界で言う能力犯罪者か…とても悲しいな」
まぁ、これは僕自身の問題であって、彼女は関係ないんだけどね。
けど、このままでは暗いままだし紛らわすか。
「でもそれは過去での事、今はこの先どう生きるかの事を考えなくちゃいけない。いつまでも過去に囚われては未来に進めないし、元の世界に帰る方法も見つかりはしない」
もとより帰る気は微塵もないけどね。
「前向きに生きる…それが僕のモットーさ」
その事でチェルノボグは少し笑った。
「そうか…お前は強いのだな」
「人生、何があるかわからない!これだから人間は面白いのさ。こんな能力さえなければ僕はごく普通の学校生活を満喫していたし、思いっきり親に甘え、好きなように怒り、怒られ、喧嘩し、一緒に笑い、泣く、そしてまた笑う、そんな素晴らしい日々を持っている君たちを僕らは羨ましがっていたよ」
「僕ら…となるとお前に仲間がいたのか?」
やべ…言い過ぎた。
どうしよう…言うべきか言わないべきか…。
「うん、いるよ。けどもう会えないけどね」
この際、言ってしまおう。抱えているよりマシだ。
「えと…イカレ研究者と戦闘スキルを極振りした狂軍人、基暗殺者だよ」
「…お前の仲間、常識人はいないのか?つまりお前の友達は頭のネジが抜けた研究員と狂人だな」
うん、まぁ間違ってはいない。一応狂人が常識人なんだけど。
そう言って僕が気を紛らわしていると、一人の男が僕たちの前まで走ってきた。
男は息切れになりながらも僕たちに走り寄り、チェルノボグの前で跪く。
「どうした?」
「もっ…申し上げます…。怪しい者がノルン様とゲーテお嬢様を人質に、イグドラシルの樹の内部に…」
「ノルン様とゲーテが!?」
あらら、いきなり事件が発生か。運命の神は事件を引き起こすのがお好きなようで。
「わかった、すぐ向かう。お前は自警団に報告を、影道、お前は公園で待っててくれ」
そう言ってチェルノボグは走り去って行った。
「…」
さて、どうしたものか。立てこもり事件が発生し、探索は台無し。
おまけに腹ごしらえもなし、まぁ物を喰う必要はないけど。影で出来てるし。
それに公園で待てと言われる始末、それってついてくるなと言っている事。
ついてくるな言われてついてくるのは人間の性。黙ってついていくよ。
君の影になってね。
――――
しばらくして僕たちはイグドラシルという巨大な大樹の根元につく。
無論、僕は気づかれてない。
「待ってろ、二人共…」
ヒーロー気取りかい?かっこわるいな。
「お嬢!」
チェルノボグが内部に入ろうとした時、二人の衛兵に押さえられる。
「離せ!あそこには妹がいるんだぞ!」
姉妹思いも良い所だけど。自分の命も大事にしなくちゃねぇ、取り押さえられて当然だよ。
けど、このままだと互いに硬直状態に陥って犯人がしびれを切らしてくる可能性がある。
「…」
仕方ないなぁ。僕が救出してくるか。
そう思い僕は影の中を移動しつつ、大樹内部に侵入した。
中はRPGでいうダンジョンのようになっていた。
正直、これがゲームならGM(ゲームマスター)の頭の中の思考を疑いたくなる。
「うひゃあ…こりゃあ探すのは一苦労だぞ」
けど、影の皇帝である僕は歩き回る必要ない。
何でかって?人質の影を探して、その影に潜めば犯人の隙を突けるという訳だ。
さてと…おーいたいた。屋上に居るねぇ…誘ってんのかな?
僕がその影に入ろうとした時、犯人と人質の会話が聞こえた。
人質は…ゲーテと金髪ロングで鎧を着ているお嬢様…こいつがノルンか。
「こんな事をして、タダで済むと思っているんですか!?」
「ああ?知らねーよ。金さえあれば良いんだよ金さえあればな」
要求は金か。よくある犯罪だ。
要するに金さえあれば他はどうでも良いと、三流犯罪者のやり口か。
「そんな事をしてもはしたない金になるだけです!どうして分からないんですか!!」
この言い分け、時間稼ぎか。良い判断だ。けど相手が悪すぎたな。
この犯人…いや、この男…僕は知ってる。
B級の能力犯罪者、「毒蝮のレイジン」。僕と同じ刑務所に収容されていた奴だ。
何より特徴は毒手と蛇の目(メデューサ・アイズ)を使った犯罪者であり。見分け方は頬に彫られている蛇の刺青。
こいつ生きてたんだなぁ…まぁ放っておいても被害が出ると思うが、僕にとっては能力的に雑魚も当然。
チェルノボグを驚かすためだ。早く懲らしめて人質解放といこうか。
次回に続く
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