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第4話 同士 作:ヒラーズ
ゲーテの別荘から数十分、僕はチェルノボグが言っていた町に着く。
町の名は「イグドラシル」、世界樹が近くにあった町だったからこの名がつけられたらしい。
「ここが…イグドラシル?」
「そうだ、ここを回るついでにお前の話を聞こうと思ってな」
なるほど、この町を探索すれば働けれる可能性がある。
ならば探索あるのみ!
僕が先に歩くと何故かチェルノボグに肩を掴まれ、止められる。
「?」
「案内役は私だ、お前はついてくるだけでいい」
わかってた。まぁしょうがないよね、従おう。
「では行くぞ」
「…」
――――
それから僕はあちこちの場所や店などに案内され、最終的に公園で立ち止まる羽目となった。
「…(何だろう、ここにいると異様に落ち着く)」
「…」
チェルノボグはブランコの上に座り、まるで何かを思い出しているような顔をする。
何かあったのだろうか?
僕は隣のブランコに座り、何があったかを聞き出す。
「どうしたんだい?そんな深刻そうな顔をして」
「ん?ああ、すまない、お前の顔がやけに小さい頃のゲーテに似ててな、つい思い出してしまっただけだ」
「…」
この人なら僕の過去を話しても良いだろう。
同じ妹がいるもの同士仲良くできそうだ。
「僕から何か聞きたいんだっけ?いいよ、君だけなら話せれる」
「…そうか」
「僕はね…生まれた頃から影能力に目覚めていたんだ。最初はだれも信用しなかったけど、父さんと母さんだけは信じてくれた」
「生まれた頃から能力が覚醒していたのか…」
「次第に、僕の能力は『呪われた異能』と呼ばれて、しまいには『疫病神』と言われてね、正直心が折れたよ」
「能力があるものを疫病呼ばわりとは、とんだ災難だったな」
「けどね…そんな中で妹が生まれた…名は夜月(よづき)、僕の良き理解者だった。あの子は…とても良い子だった。疫病神の僕をよく慰めてくれてね、僕にとっては自慢の妹だったよ」
「その言い方となると…亡くなったのか?」
僕は首を横に振り、話を続ける。
「いや、交通事故で意識不明の重傷になった」
「…そうか、悪かったな。勝手にお前の妹を」
「いいよ、あれはどのみち僕のせいだしね」
「影道の…せいだと?」
「…あの時、僕が近くに居ていれば、あんな事にならなかったんだ。僕が9歳の時の頃に事故があった。軍の装甲車が軽自動車に突っ込む事件があったんだ。その被害者は…僕の家族だった」
「影道の家族が!?」
「あの時僕はトイレに行ってて、衝突するまでは気づかなかったんだ…親は即死、妹は意識不明の重傷を負い、病院で入院中、犯人は逃走中。残ったのは僕だけ」
「…」
「その事故の後、葬式で周りの大人は僕になんて言ったと思う?『お前さえいなければこんな事にならなかった!お前のせいだ』と言ったんだよ」
その事を聞きチェルノボグは立ち、言う。
「それでは影道が全て悪いと…言ってるようなものではないか!!」
だがこれは事実だ。あの時僕が居れば自身の能力で家族全員を助けれた。
けれども世の中は非情だ。起きてしまった出来事は変えることができない。
「でも僕は受け入れるしかなかった…大人達の言っていることは最もだったからね。要するに反論できなかったんだよ」
「っ…!」
「その時に僕は家を出て、もう誰も迷惑をかけないようにひっそり暮らそうと世界中を旅したよ。その時はもう10歳だった」
「…」
「それから時が経って僕は能力を使って悪事に働いたんだ。せめてこの力で自滅してやろうって…けど上手くいかなかった。僕は警察に捕まり、6年間牢屋に入ってたよ」
次回に続く
町の名は「イグドラシル」、世界樹が近くにあった町だったからこの名がつけられたらしい。
「ここが…イグドラシル?」
「そうだ、ここを回るついでにお前の話を聞こうと思ってな」
なるほど、この町を探索すれば働けれる可能性がある。
ならば探索あるのみ!
僕が先に歩くと何故かチェルノボグに肩を掴まれ、止められる。
「?」
「案内役は私だ、お前はついてくるだけでいい」
わかってた。まぁしょうがないよね、従おう。
「では行くぞ」
「…」
――――
それから僕はあちこちの場所や店などに案内され、最終的に公園で立ち止まる羽目となった。
「…(何だろう、ここにいると異様に落ち着く)」
「…」
チェルノボグはブランコの上に座り、まるで何かを思い出しているような顔をする。
何かあったのだろうか?
僕は隣のブランコに座り、何があったかを聞き出す。
「どうしたんだい?そんな深刻そうな顔をして」
「ん?ああ、すまない、お前の顔がやけに小さい頃のゲーテに似ててな、つい思い出してしまっただけだ」
「…」
この人なら僕の過去を話しても良いだろう。
同じ妹がいるもの同士仲良くできそうだ。
「僕から何か聞きたいんだっけ?いいよ、君だけなら話せれる」
「…そうか」
「僕はね…生まれた頃から影能力に目覚めていたんだ。最初はだれも信用しなかったけど、父さんと母さんだけは信じてくれた」
「生まれた頃から能力が覚醒していたのか…」
「次第に、僕の能力は『呪われた異能』と呼ばれて、しまいには『疫病神』と言われてね、正直心が折れたよ」
「能力があるものを疫病呼ばわりとは、とんだ災難だったな」
「けどね…そんな中で妹が生まれた…名は夜月(よづき)、僕の良き理解者だった。あの子は…とても良い子だった。疫病神の僕をよく慰めてくれてね、僕にとっては自慢の妹だったよ」
「その言い方となると…亡くなったのか?」
僕は首を横に振り、話を続ける。
「いや、交通事故で意識不明の重傷になった」
「…そうか、悪かったな。勝手にお前の妹を」
「いいよ、あれはどのみち僕のせいだしね」
「影道の…せいだと?」
「…あの時、僕が近くに居ていれば、あんな事にならなかったんだ。僕が9歳の時の頃に事故があった。軍の装甲車が軽自動車に突っ込む事件があったんだ。その被害者は…僕の家族だった」
「影道の家族が!?」
「あの時僕はトイレに行ってて、衝突するまでは気づかなかったんだ…親は即死、妹は意識不明の重傷を負い、病院で入院中、犯人は逃走中。残ったのは僕だけ」
「…」
「その事故の後、葬式で周りの大人は僕になんて言ったと思う?『お前さえいなければこんな事にならなかった!お前のせいだ』と言ったんだよ」
その事を聞きチェルノボグは立ち、言う。
「それでは影道が全て悪いと…言ってるようなものではないか!!」
だがこれは事実だ。あの時僕が居れば自身の能力で家族全員を助けれた。
けれども世の中は非情だ。起きてしまった出来事は変えることができない。
「でも僕は受け入れるしかなかった…大人達の言っていることは最もだったからね。要するに反論できなかったんだよ」
「っ…!」
「その時に僕は家を出て、もう誰も迷惑をかけないようにひっそり暮らそうと世界中を旅したよ。その時はもう10歳だった」
「…」
「それから時が経って僕は能力を使って悪事に働いたんだ。せめてこの力で自滅してやろうって…けど上手くいかなかった。僕は警察に捕まり、6年間牢屋に入ってたよ」
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