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4月14日──初めまして王子様 作:コンドル
4月11日 デュエルスペース
見つけた。
・・・やっと、見つけた。
デュエルスペースが占領されて困
っていた私達を助けてくれた王子様。
悪い敵を倒して平和を取り返してくれた王子様。
・・・藤玄遊駆・・・私の王子様...。
顔が真っ赤になっているのが分かる。
胸がドキドキする。
・・・私、きっと恋をしたの。
藤玄遊駆に、王子様に、恋を...。
4月14日 晴れ
昨日の二年生による「新入生歓迎デュエル大会」が終了し、アカデミアでの授業が始まった。
つい先程四時限目が終わり、遊駆と輪廻は昼食を食べに食堂へ向かったが、人が多かったため諦めて二人は購買へ向かっていた。
廊下
「・・・」
遊駆は周りをキョロキョロ見ながらだがデュエルディスクにある地図を見ずに目的地の購買に向かっている。
「・・・」
(地図も見ないでよく進めるなぁ。)
輪廻がそう思っている時、急に遊駆が歩くのを止める。
「・・・」
「どうしたんだ?」
「・・・。」
遊駆が黙って前を指差す。
「・・・あっ、お前は!」
指差した方向には遊駆とデュエルをして敗北した億谷デュエリスト養成所の御曹子、「億谷 護」が立っていた。
「藤玄遊駆...!」
「・・・億谷。」
遊駆の名を言うと不機嫌そうに億谷が遊駆を目で睨み付ける
「睨まれてるよ...。」
輪廻が睨みつける仁の眼を怖がりながら言うが、少ししてあることに気付く。
「・・・あれ?あの時の取り巻き達はは?」
始めて会った時にいた取り巻き達がいない。
「お前は...?」
誰だ?と言いたそうな顔をする仁
「あっ、自己紹介まだだったな。俺は『鶴咲 輪廻』だ。」
「聞いてない。・・・だが、覚えておいてやる。」
腕を組み、上からの態度で言う。
「そうかよ。ありがとさん。」
真似して同じポーズと言い方をするが、似ていない。
「フン・・・。」
仁がそれを見て少しだけ口角を上げて笑う
暫くして「・・・で、取り巻き達はどうしたんだ?」
と、輪廻が話を戻した。
「・・・いないということは」
遊駆が言う。
「いなくなったか?」
「・・・あいつらは俺が負けた次の日には誰も顔を出してこなかった・・・いつもの事だから気にしてはいないがな。」
「だから何だ?」と言う様な顔をしたまま言う。
感情的な言い方ではなく、至って当たり前の事と言う様に。
「いつもの事って、じゃあ、負けたらいつも・・・」
輪廻が言いかけた言葉を遮るように仁が遊駆達とは逆方向に歩き出す。
「あっ、おい」
「藤玄遊駆。」
歩き始めて少しして仁が後ろを向いたまま名前を呼ぶ。
「・・・何だ?」
仁の方を向かずに聞く
「・・・億谷家の名において、次は本気でお前を倒す。覚えておけ。」
静かに決意したようにそう言って仁は振り向かずに歩いて行った。
「・・・あぁ。」
仁の気配が無くなった時に、一人呟く様に遊駆は返事をした。
暫くして遊駆達が見えなくなったのを確認し、護は立ち止まり苛立ちを隠せないような歯ぎしりをした。
(藤玄遊駆...!名前を呼ぶだけで怒りがこみ上げてくる!デュエルスペースを占領し俺の力を示すはずだったのにアイツのせいで...!
アイツは俺が優勢な時もこの俺に勝利することがわかりきっていたように、まるで勝利する事が運命でそれをわかっていたように!アイツは表情一つ崩さずデュエルしていた...!
イカサマをしたのか?いや、観客が見ている中でそんなことが出来る筈がない!
何故奴はこの俺に勝利したのだ!?
俺はあの『億谷家』の億谷護だぞ!
あの『億谷家』の人間なんだ!
今まで負けたのは政治家等のエリート連中だった。俺が負ける度に相手に罵倒され、俺に付いていくと言っていた連中は何も言わずに離れていった!
だが...アイツは只の一般人。
それが気に食わん...!)
ブツブツ呟きながら廊下を歩く。
数分後に一度立ち止まり、再び歩きだす。
その目には「次こそは必ず勝つ」という決意で溢れていた...。
購買
ここではカードパックや惣菜パン等が売ってある。最新パックの発売日にはここが戦場と化すらしい。
現在は一番生徒が大勢いる時間のため、遊駆達のお目当てである昼食の惣菜パンは全て売り切れていた。
「何てこった...。」
「・・・」
遊駆はまだ周りをキョロキョロ見ている。
「どうした遊駆?さっきから周りをそんなにキョロキョロ見て?何か気になんのか?」
輪廻も周りを見るが、特に何も無い。強いて言うならば、商品が一つも置いていない惣菜パンの棚位だろうか。
「・・・いや、何でもない。」
何かを言いかけたが、すぐに引っ込める。
「しっかし全部売り切れてやがる...。寮の食堂は今閉まってるし、これじゃあ昼飯無しか...。」
輪廻が落胆の表情を見せる。遊駆は表情を変えずに売り切れになった惣菜パンの棚を見ていた。
輪廻が「しょうがねぇな」と言った瞬間に、「お二人さん!」と、誰かが後ろから話し掛けると同時にパンを投げてきた。
「うおっ!・・・焼きそばパン?」
「・・・鮭おにぎりか。」
二人ともしっかりと受けとる。
「やぁ。この前はどうも。」
「あっ!巧!」
「・・・。」
パンとおにぎりを渡した男、山野巧が挨拶をし、自信も手に持っているレジ袋からパンを出し、「一緒に食べるかい?」と聞いてきた。
「おう!」
「・・・」
暫くして
「いやぁ、助かったぜ。完全に売り切れてたから今日昼飯無しだと思ってたんだ。」
「・・・。」
巧が渡してくれたパンのお陰で何とか昼食を摂れた二人。
購買より少し離れた所にあるベンチで3人楽しく会話を始めた。
「やっぱり二人も食堂から購買に来たのかい?」
「あぁ、巧もか。俺らが来た時にはもう満席で、なぁ遊駆?」
「・・・あぁ。」
「僕もそんな感じだったよ。地図を見ながら購買を見つけて、何とかそのパンを買えたけど、あともう少し遅かったら僕の昼食も無かったかも。」
「けど良いのか?そんなギリギリで買えたパンを俺達にあげて?」
首を少し傾げる
「良いよ。この前のお礼さ。」
「そうか。ありがとな。」
「・・・。」
輪廻と同じ気持ちだと言う様にコクリと遊駆が頷く
3人が昼食を食べ終わり静かになった所を少しして、「・・・で、」と巧が二人に話し掛けた。
それを不思議そうな顔をして輪廻が聞く体勢をとる。
遊駆はやっぱり無表情だ。
「大したことじゃないんだけど、デュエリストととして、遊駆君、少し君に興味が出てきたんだ。
だって、七人抜きもした相手に顔色一つ変えずにデュエルするどころか、僕らにデュエルを観戦させて勝っちゃうなんて、とても驚いたよ。けど、一番驚いたのは・・・」
「・・・」
「遊駆君も億谷君も、二人ともまだ本気じゃ無かった事だね。」
「・・・気付いてたのか。」
特に動じず返答する。
巧の言う通り二人とも本気では無かったようだ。
「で、それで。」
「・・・」
真剣な表情をして身体を遊駆の方向に向け、「お願い!」と言うように手を合わせる。
「遊駆君!君のデュエル、暫く僕に観戦させてくれないかい?本気の君を見たいんだ!」
「そうか。」と一言言った後に巧の目を見て一つだけ「見てどうする?」と遊駆が質問した。すると巧は、
「対抗策を作って君を倒す!」
と、何の躊躇いもなく即答する。
その答えに輪廻は少し驚いたようだが、遊駆は何の反応も示さなかった。
「リアクション無いよね遊駆君。まぁいいや。で、いいかい?遊駆君。」
「・・・」
コクリと頷く。
巧が「やったぁ!」と声を出しガッツポーズをして喜んだ
「け、けどそんなの良いのかよ!?対策するなんて本人の前で言って、それで巧が遊駆の『JM 』 に完全な対策を施したデッキを作ってそのデッキでデュエルしたら、つまらないデュエルになるんじゃ...。」
輪廻が言う事も当然だ。
対策をうつと言う事は遊駆のデッキの弱点を突くデッキになる。
しかし巧は「大丈夫」と言いきった。
「別に遊駆君だけに勝つためのデッキを作りたい訳じゃないのさ。ただ、遊駆君がどれ程僕の脅威になるか、それを確かめたいんだ。」
「脅威?」
輪廻が首を傾げる。
「そう、脅威。
僕のデッキは昔流行した戦術にちょっとプラスを加えたデッキだからね。・・・まだ時間あるよね?」
ベンチの横にある時計を見て、昼休みがあと数分しかないのに気付く。
「おっと...まぁとりあえず、遊駆君。研究する許可くれてありがとう。またデュエルする事があったら呼んでよ。じゃあね。」
そのまま巧はデュエルディスクに入ったマップデータを見ながら歩いて教室に戻って行った。
「・・・」
巧の方向をじっと見つめながら遊駆は腕を組み何かを考えていた。
「なぁんか、昼休みの間にとんでもない事になったよな。」
輪廻が話し掛ける。
遊駆が耳を傾けた。
「あの億谷には次は倒すって言われるし、巧には対策するって宣言されて、なんか遊駆、一気にライバル作ったんじゃねぇの?」
輪廻の問いかけに遊駆は何の関心も無いように「そうだな」とだけ答え、また周りを見始める。
暫くしてチャイムが鳴り生徒達が教室に戻り始めた。
遊駆達もベンチから立ち上がり教室に戻ろうとする。
タッタッタッ
そこに少女が遊駆のいる方向に猛スピードで向かって走って来た。
「何かあの子遊駆の方に走ってきてないか?」
「・・・みたいだな。」
遊駆にぶつかる直前に遊駆がぶつかってきた少女を腕で止めた。
結果遊駆がぶつかってきた少女を抱き締める前の様な状態になっている。
「・・・!」
「・・・あ、ごめんなさい。『遊駆さん』。」
その少女は綺麗な真っ白の髪のサイドテールをしており、グラビアモデルの様な男には堪らない抜群のスタイルを持ち、顔はすれ違えば「可愛い」と呟いてしまう程の容姿だった。その服は一年女子のピンクと白の制服で、更に可愛さが強調されている。
心優しい感じをした美少女だ。
(かっ、可愛いーッ!)
輪廻が心の中で大声で叫び、硬直する。
「・・・なんで俺の名前を?」
「だって遊駆さんはデュエルスペースを取り返してくれた王子・・・じゃなくて私、あのデュエルスペースでのデュエルを見てたんです。
だから...。」
恥ずかしそうにモジモジし始める少女。硬直から直ってきた輪廻はその仕草をみて再び硬直した。
「・・・私、1年6組の『小込 綾羽(ここみ あやは)っていいます。
確か遊駆さんも同じクラスですよね?その、よかったらこれからも私と仲良くしてくれたら...嬉しいです。」
ニコッと笑う
その顔は恋をする乙女の顔をしていた
「・・・時間が無い。・・・輪廻、おい。」
硬直している輪廻を揺さぶって起こした後すぐに走って教室に戻った。
走っている間、綾羽が遊駆を見ては不適な笑みを浮かべているのに誰も気付かなかった...。
放課後
「あの!遊駆さん!」
昼休みに出会ったばかりの綾羽に遊駆は呼び止められた。
「その、二人っきりで話をしませんか?」
「二人っきり」の部分を強調して言う。
遊駆と一緒に寮に戻ろうとした輪廻はニヤニヤしながら「じゃあ俺先に寮戻っとくわ。」と言ってその場を後にした。
「・・・。」
周りを見渡す。
静かになった教室には二人以外誰もいない。その事実を確かめた瞬間、綾羽は遊駆の隣に寄ってきた
「やっと二人きりですね。」
「・・・」
美少女と二人きりという状況なのに遊駆の表情は変わらない。
しかし綾羽は気にせず話を続ける
「今日は随分周りを見てましたね。」
「・・・!」
「・・・もしかして、誰かに見られてる、視線を感じてたとかですかぁ?」
「・・・!」
雰囲気が変わる。
昼休みに会った時の優しそうな雰囲気とは違い、少しだけ狂気を含んでいるような状態だ。
走っている時にしていたその不適な笑みをして綺麗な目はウットリと二人っきりの状況を堪能している。
「ごめんなさい遊駆さん。
その視線私の視線です。今日は朝から昼休みも授業中もずーっと貴方を見てましたぁ。どうしても遊駆さんとお近づきになりたくて近づくタイミングをずっと伺ってたんですぅ。だから、こうやって二人っきりになれてとっても嬉しいんです。」
「・・・何が目的だ?」
「・・・貴方が好きになりました。
私と付き合ってください。
私を、貴方の彼女にしてください。」
告白。しかしその告白はロマンチックに言うものではなく、淡々と言われるものだった。
まるで日常の会話に唐突に言っても気付かれないくらいに、感情の起伏を感じさせない告白だった。
「・・・俺はそういったものに興味が無い。諦めてくれ。」
同じくらい感情の起伏がない返答。さすがにこの答えは予想外だったのか、「フラれた」と頭で理解しても納得いかないようだった。
「なんで、ですか?」
目に涙を浮かべる。
それでも冷静に理由を聞こうとする。
「・・・悪いがそういった恋愛に興味が無いんだ。他のいい男を探した方が良い。」
「なんで」
「・・・!」
「なんで、なんで、なんで!?」
足で地面を叩きつけながら怒りをいや、理解出来ない状況に錯乱しているようだ。目はウットリとした目ではなく怒りやフラれた悲しみ、様々な感情が混ざっている。
「貴方は私の王子様なのに!王子様なのに!デュエルスペースを取り返してくれた時に確信したのに!貴方は私の王子様だって...」
意味不明なことを言い始める。
さすがの遊駆もこれにはたじろいでいた。
「とにかく、話は終わりだ。」
早くこの教室から出た方が良いと判断し、強引に出ようし、遊駆が背中を向ける
「待って。」
それを綾羽が許してくれるはずもなく、呼び止められた。
「・・・。」
「ウフッ。意地悪な人。なぁんだそういう事だったんだ。」
遊駆が戻ろうとしていた間にどうやら彼女の頭の中で何故フラれたのかを自分の都合の良いように理解したようだ。
「そうですよね。ここはデュエルアカデミア。恋も交際もデュエルで決めないと...。」
「・・・」
「遊駆さん、ううん、王子様。私とデュエルしてください。」
「・・・それで気が済むのなら良い。」
「私が勝ったら王子様は私の物です。良いですよね?」
半分脅迫のように感じるが、遊駆はこのデュエルの申し出を受け、教室でデュエルをする事になった。
「・・・。」
二人がデュエルディスクを構えデッキシャッフルが終わり、二人のデュエルが始まった。
デュエル!!
見つけた。
・・・やっと、見つけた。
デュエルスペースが占領されて困
っていた私達を助けてくれた王子様。
悪い敵を倒して平和を取り返してくれた王子様。
・・・藤玄遊駆・・・私の王子様...。
顔が真っ赤になっているのが分かる。
胸がドキドキする。
・・・私、きっと恋をしたの。
藤玄遊駆に、王子様に、恋を...。
4月14日 晴れ
昨日の二年生による「新入生歓迎デュエル大会」が終了し、アカデミアでの授業が始まった。
つい先程四時限目が終わり、遊駆と輪廻は昼食を食べに食堂へ向かったが、人が多かったため諦めて二人は購買へ向かっていた。
廊下
「・・・」
遊駆は周りをキョロキョロ見ながらだがデュエルディスクにある地図を見ずに目的地の購買に向かっている。
「・・・」
(地図も見ないでよく進めるなぁ。)
輪廻がそう思っている時、急に遊駆が歩くのを止める。
「・・・」
「どうしたんだ?」
「・・・。」
遊駆が黙って前を指差す。
「・・・あっ、お前は!」
指差した方向には遊駆とデュエルをして敗北した億谷デュエリスト養成所の御曹子、「億谷 護」が立っていた。
「藤玄遊駆...!」
「・・・億谷。」
遊駆の名を言うと不機嫌そうに億谷が遊駆を目で睨み付ける
「睨まれてるよ...。」
輪廻が睨みつける仁の眼を怖がりながら言うが、少ししてあることに気付く。
「・・・あれ?あの時の取り巻き達はは?」
始めて会った時にいた取り巻き達がいない。
「お前は...?」
誰だ?と言いたそうな顔をする仁
「あっ、自己紹介まだだったな。俺は『鶴咲 輪廻』だ。」
「聞いてない。・・・だが、覚えておいてやる。」
腕を組み、上からの態度で言う。
「そうかよ。ありがとさん。」
真似して同じポーズと言い方をするが、似ていない。
「フン・・・。」
仁がそれを見て少しだけ口角を上げて笑う
暫くして「・・・で、取り巻き達はどうしたんだ?」
と、輪廻が話を戻した。
「・・・いないということは」
遊駆が言う。
「いなくなったか?」
「・・・あいつらは俺が負けた次の日には誰も顔を出してこなかった・・・いつもの事だから気にしてはいないがな。」
「だから何だ?」と言う様な顔をしたまま言う。
感情的な言い方ではなく、至って当たり前の事と言う様に。
「いつもの事って、じゃあ、負けたらいつも・・・」
輪廻が言いかけた言葉を遮るように仁が遊駆達とは逆方向に歩き出す。
「あっ、おい」
「藤玄遊駆。」
歩き始めて少しして仁が後ろを向いたまま名前を呼ぶ。
「・・・何だ?」
仁の方を向かずに聞く
「・・・億谷家の名において、次は本気でお前を倒す。覚えておけ。」
静かに決意したようにそう言って仁は振り向かずに歩いて行った。
「・・・あぁ。」
仁の気配が無くなった時に、一人呟く様に遊駆は返事をした。
暫くして遊駆達が見えなくなったのを確認し、護は立ち止まり苛立ちを隠せないような歯ぎしりをした。
(藤玄遊駆...!名前を呼ぶだけで怒りがこみ上げてくる!デュエルスペースを占領し俺の力を示すはずだったのにアイツのせいで...!
アイツは俺が優勢な時もこの俺に勝利することがわかりきっていたように、まるで勝利する事が運命でそれをわかっていたように!アイツは表情一つ崩さずデュエルしていた...!
イカサマをしたのか?いや、観客が見ている中でそんなことが出来る筈がない!
何故奴はこの俺に勝利したのだ!?
俺はあの『億谷家』の億谷護だぞ!
あの『億谷家』の人間なんだ!
今まで負けたのは政治家等のエリート連中だった。俺が負ける度に相手に罵倒され、俺に付いていくと言っていた連中は何も言わずに離れていった!
だが...アイツは只の一般人。
それが気に食わん...!)
ブツブツ呟きながら廊下を歩く。
数分後に一度立ち止まり、再び歩きだす。
その目には「次こそは必ず勝つ」という決意で溢れていた...。
購買
ここではカードパックや惣菜パン等が売ってある。最新パックの発売日にはここが戦場と化すらしい。
現在は一番生徒が大勢いる時間のため、遊駆達のお目当てである昼食の惣菜パンは全て売り切れていた。
「何てこった...。」
「・・・」
遊駆はまだ周りをキョロキョロ見ている。
「どうした遊駆?さっきから周りをそんなにキョロキョロ見て?何か気になんのか?」
輪廻も周りを見るが、特に何も無い。強いて言うならば、商品が一つも置いていない惣菜パンの棚位だろうか。
「・・・いや、何でもない。」
何かを言いかけたが、すぐに引っ込める。
「しっかし全部売り切れてやがる...。寮の食堂は今閉まってるし、これじゃあ昼飯無しか...。」
輪廻が落胆の表情を見せる。遊駆は表情を変えずに売り切れになった惣菜パンの棚を見ていた。
輪廻が「しょうがねぇな」と言った瞬間に、「お二人さん!」と、誰かが後ろから話し掛けると同時にパンを投げてきた。
「うおっ!・・・焼きそばパン?」
「・・・鮭おにぎりか。」
二人ともしっかりと受けとる。
「やぁ。この前はどうも。」
「あっ!巧!」
「・・・。」
パンとおにぎりを渡した男、山野巧が挨拶をし、自信も手に持っているレジ袋からパンを出し、「一緒に食べるかい?」と聞いてきた。
「おう!」
「・・・」
暫くして
「いやぁ、助かったぜ。完全に売り切れてたから今日昼飯無しだと思ってたんだ。」
「・・・。」
巧が渡してくれたパンのお陰で何とか昼食を摂れた二人。
購買より少し離れた所にあるベンチで3人楽しく会話を始めた。
「やっぱり二人も食堂から購買に来たのかい?」
「あぁ、巧もか。俺らが来た時にはもう満席で、なぁ遊駆?」
「・・・あぁ。」
「僕もそんな感じだったよ。地図を見ながら購買を見つけて、何とかそのパンを買えたけど、あともう少し遅かったら僕の昼食も無かったかも。」
「けど良いのか?そんなギリギリで買えたパンを俺達にあげて?」
首を少し傾げる
「良いよ。この前のお礼さ。」
「そうか。ありがとな。」
「・・・。」
輪廻と同じ気持ちだと言う様にコクリと遊駆が頷く
3人が昼食を食べ終わり静かになった所を少しして、「・・・で、」と巧が二人に話し掛けた。
それを不思議そうな顔をして輪廻が聞く体勢をとる。
遊駆はやっぱり無表情だ。
「大したことじゃないんだけど、デュエリストととして、遊駆君、少し君に興味が出てきたんだ。
だって、七人抜きもした相手に顔色一つ変えずにデュエルするどころか、僕らにデュエルを観戦させて勝っちゃうなんて、とても驚いたよ。けど、一番驚いたのは・・・」
「・・・」
「遊駆君も億谷君も、二人ともまだ本気じゃ無かった事だね。」
「・・・気付いてたのか。」
特に動じず返答する。
巧の言う通り二人とも本気では無かったようだ。
「で、それで。」
「・・・」
真剣な表情をして身体を遊駆の方向に向け、「お願い!」と言うように手を合わせる。
「遊駆君!君のデュエル、暫く僕に観戦させてくれないかい?本気の君を見たいんだ!」
「そうか。」と一言言った後に巧の目を見て一つだけ「見てどうする?」と遊駆が質問した。すると巧は、
「対抗策を作って君を倒す!」
と、何の躊躇いもなく即答する。
その答えに輪廻は少し驚いたようだが、遊駆は何の反応も示さなかった。
「リアクション無いよね遊駆君。まぁいいや。で、いいかい?遊駆君。」
「・・・」
コクリと頷く。
巧が「やったぁ!」と声を出しガッツポーズをして喜んだ
「け、けどそんなの良いのかよ!?対策するなんて本人の前で言って、それで巧が遊駆の『JM 』 に完全な対策を施したデッキを作ってそのデッキでデュエルしたら、つまらないデュエルになるんじゃ...。」
輪廻が言う事も当然だ。
対策をうつと言う事は遊駆のデッキの弱点を突くデッキになる。
しかし巧は「大丈夫」と言いきった。
「別に遊駆君だけに勝つためのデッキを作りたい訳じゃないのさ。ただ、遊駆君がどれ程僕の脅威になるか、それを確かめたいんだ。」
「脅威?」
輪廻が首を傾げる。
「そう、脅威。
僕のデッキは昔流行した戦術にちょっとプラスを加えたデッキだからね。・・・まだ時間あるよね?」
ベンチの横にある時計を見て、昼休みがあと数分しかないのに気付く。
「おっと...まぁとりあえず、遊駆君。研究する許可くれてありがとう。またデュエルする事があったら呼んでよ。じゃあね。」
そのまま巧はデュエルディスクに入ったマップデータを見ながら歩いて教室に戻って行った。
「・・・」
巧の方向をじっと見つめながら遊駆は腕を組み何かを考えていた。
「なぁんか、昼休みの間にとんでもない事になったよな。」
輪廻が話し掛ける。
遊駆が耳を傾けた。
「あの億谷には次は倒すって言われるし、巧には対策するって宣言されて、なんか遊駆、一気にライバル作ったんじゃねぇの?」
輪廻の問いかけに遊駆は何の関心も無いように「そうだな」とだけ答え、また周りを見始める。
暫くしてチャイムが鳴り生徒達が教室に戻り始めた。
遊駆達もベンチから立ち上がり教室に戻ろうとする。
タッタッタッ
そこに少女が遊駆のいる方向に猛スピードで向かって走って来た。
「何かあの子遊駆の方に走ってきてないか?」
「・・・みたいだな。」
遊駆にぶつかる直前に遊駆がぶつかってきた少女を腕で止めた。
結果遊駆がぶつかってきた少女を抱き締める前の様な状態になっている。
「・・・!」
「・・・あ、ごめんなさい。『遊駆さん』。」
その少女は綺麗な真っ白の髪のサイドテールをしており、グラビアモデルの様な男には堪らない抜群のスタイルを持ち、顔はすれ違えば「可愛い」と呟いてしまう程の容姿だった。その服は一年女子のピンクと白の制服で、更に可愛さが強調されている。
心優しい感じをした美少女だ。
(かっ、可愛いーッ!)
輪廻が心の中で大声で叫び、硬直する。
「・・・なんで俺の名前を?」
「だって遊駆さんはデュエルスペースを取り返してくれた王子・・・じゃなくて私、あのデュエルスペースでのデュエルを見てたんです。
だから...。」
恥ずかしそうにモジモジし始める少女。硬直から直ってきた輪廻はその仕草をみて再び硬直した。
「・・・私、1年6組の『小込 綾羽(ここみ あやは)っていいます。
確か遊駆さんも同じクラスですよね?その、よかったらこれからも私と仲良くしてくれたら...嬉しいです。」
ニコッと笑う
その顔は恋をする乙女の顔をしていた
「・・・時間が無い。・・・輪廻、おい。」
硬直している輪廻を揺さぶって起こした後すぐに走って教室に戻った。
走っている間、綾羽が遊駆を見ては不適な笑みを浮かべているのに誰も気付かなかった...。
放課後
「あの!遊駆さん!」
昼休みに出会ったばかりの綾羽に遊駆は呼び止められた。
「その、二人っきりで話をしませんか?」
「二人っきり」の部分を強調して言う。
遊駆と一緒に寮に戻ろうとした輪廻はニヤニヤしながら「じゃあ俺先に寮戻っとくわ。」と言ってその場を後にした。
「・・・。」
周りを見渡す。
静かになった教室には二人以外誰もいない。その事実を確かめた瞬間、綾羽は遊駆の隣に寄ってきた
「やっと二人きりですね。」
「・・・」
美少女と二人きりという状況なのに遊駆の表情は変わらない。
しかし綾羽は気にせず話を続ける
「今日は随分周りを見てましたね。」
「・・・!」
「・・・もしかして、誰かに見られてる、視線を感じてたとかですかぁ?」
「・・・!」
雰囲気が変わる。
昼休みに会った時の優しそうな雰囲気とは違い、少しだけ狂気を含んでいるような状態だ。
走っている時にしていたその不適な笑みをして綺麗な目はウットリと二人っきりの状況を堪能している。
「ごめんなさい遊駆さん。
その視線私の視線です。今日は朝から昼休みも授業中もずーっと貴方を見てましたぁ。どうしても遊駆さんとお近づきになりたくて近づくタイミングをずっと伺ってたんですぅ。だから、こうやって二人っきりになれてとっても嬉しいんです。」
「・・・何が目的だ?」
「・・・貴方が好きになりました。
私と付き合ってください。
私を、貴方の彼女にしてください。」
告白。しかしその告白はロマンチックに言うものではなく、淡々と言われるものだった。
まるで日常の会話に唐突に言っても気付かれないくらいに、感情の起伏を感じさせない告白だった。
「・・・俺はそういったものに興味が無い。諦めてくれ。」
同じくらい感情の起伏がない返答。さすがにこの答えは予想外だったのか、「フラれた」と頭で理解しても納得いかないようだった。
「なんで、ですか?」
目に涙を浮かべる。
それでも冷静に理由を聞こうとする。
「・・・悪いがそういった恋愛に興味が無いんだ。他のいい男を探した方が良い。」
「なんで」
「・・・!」
「なんで、なんで、なんで!?」
足で地面を叩きつけながら怒りをいや、理解出来ない状況に錯乱しているようだ。目はウットリとした目ではなく怒りやフラれた悲しみ、様々な感情が混ざっている。
「貴方は私の王子様なのに!王子様なのに!デュエルスペースを取り返してくれた時に確信したのに!貴方は私の王子様だって...」
意味不明なことを言い始める。
さすがの遊駆もこれにはたじろいでいた。
「とにかく、話は終わりだ。」
早くこの教室から出た方が良いと判断し、強引に出ようし、遊駆が背中を向ける
「待って。」
それを綾羽が許してくれるはずもなく、呼び止められた。
「・・・。」
「ウフッ。意地悪な人。なぁんだそういう事だったんだ。」
遊駆が戻ろうとしていた間にどうやら彼女の頭の中で何故フラれたのかを自分の都合の良いように理解したようだ。
「そうですよね。ここはデュエルアカデミア。恋も交際もデュエルで決めないと...。」
「・・・」
「遊駆さん、ううん、王子様。私とデュエルしてください。」
「・・・それで気が済むのなら良い。」
「私が勝ったら王子様は私の物です。良いですよね?」
半分脅迫のように感じるが、遊駆はこのデュエルの申し出を受け、教室でデュエルをする事になった。
「・・・。」
二人がデュエルディスクを構えデッキシャッフルが終わり、二人のデュエルが始まった。
デュエル!!
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| 98 | 6月8日──恋愛相談 | 858 | 0 | 2019-03-30 | - | |
| 140 | 6月8日ー1日目終了直前 | 928 | 0 | 2019-09-07 | - | |
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 THE CHRONICLES DECK-白の物語-
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次回は何やら美少女とデュエルをする模様・・・。
いきなりの告白をやって退ける主人公すげぇ・・・。 (2018-04-22 17:03)
遊駆君は感情を見せませんね、淡々としてます。 (2018-04-22 19:07)
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遊駆が本気出す日はまだまだ遠い...。
次回は『JM 』 と綾羽のデッキ。
面白く書けるように頑張ります! (2018-04-22 19:37)
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だから輪廻や他の人がその分感情豊かに話すんです。
完全に無感情って訳じゃないんですけど、うーん...。 (2018-04-22 19:58)