4.決着　作：塩おにぎりさん

4.決着


『効果で2枚ドローし、さらにお前のダイダロスを破壊するぜェ...！』
「急に効果、つえーな.....」
『ンで..もって、効果の対象にならないぜェ....』
「なっ.....そんなんアリかよ？」

グルルルルルルッ....！
メェェ.......！！
クルップゥゥ....！！！

ガーディアン・キマイラの三つの頭のひとつひとつが唸る。
「こんなやつ....どうやって....」

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・不定期更新
・なんなら次の話も出ないかも。
・オリカあるかも。
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『バトルだぜェ！消えなァッ！『ガーディアン・バウンド』ッッ！！！』
３頭の牙がミナモに噛みつく。
「ぐっ.......ぐぅぅっ......いってぇぇ.....！？」 LP4000→ LP700
ミナモが涙目になりながら堪えている。

『さぁ、テメェのターンだぜェ...？』
「.....オレのターン、カードを引く。」
デッキの上からカードを手に取って確認する。
「魔法カード《増援》発動。ンでもって《切り込み隊長》を手札に加える。」
『ほう......』

『.....「切り込みロック」か...古い戦法だな.....』
「カードを伏せてターンエンドだ...」

『俺様のターン....ドローッ！....』
カードを引く。
『チッ......ダルいな.....ターンエンドだ。』

「よし......オレのターン.....カードを引くぜ。」
山札カードを引く。
「...《エルフの戦士》を召喚！」
鎧を装着したエルフが召喚される。
「.....《二重召喚》を発動っ！」

『まだ何かあるのかァ.....』
ミナモが手札から一枚カードを選ぶ。
「3体のモンスターを生贄に、現れよっ！《ギルフォード・ザ・ライトニング》っ！！！」
伝説の剣士が雷と共にフィールドに現れる。
「効果で、《ガーディアン・キマイラ》を破壊っ！」
魔物の姿が消える。

『くっ...』
「....《ギルフォード・ザ・ライトニング》で直接攻撃」
剣士が剣が黒い不完全な竜の腹を貫く。
『ぐるるゥ.......』 LP3900→LP1100
「ターンエンド...だ。」
ミナモの腹からは血が「ポタポタ」と溢れている。

『ククク.....瀕死じゃねぇかよォ.....』
「なんなんだよ....これ、ゴホッ....」
ミナモが吐血する。
『......"闇のデュエル"って知ってるかァ？......』
「..."闇のデュエル"..？」
問う様にミナモが言う。
『負けた方は死.....買った方だけが生き残るデスゲームッてやつだァ....』

「 "デスゲーム"、"闇のデュエル"....か、でもお前のターンだぞ...」
『俺様のターン。ドローッ！』
カードを引く。
『魔法カード《死者蘇生》発動ォ！戻れッ！《ガーディアン・キマイラ》ッ！！』

グオオオオォッッ！！！！！！！

地面から魔物が這い出てくる。
「またかよ.....！？ゴホッ.....」
ミナモは考えた「3300-2800は500！つまり200残る筈....」
『........更に装備魔法発動《デーモンの斧》ッ！』
魔物の手に斧が装備される。

ATK3300→ATK4300

「なっ......！？」
『消えなァッ！！！！！《ガーディアン・クラッシュ》ゥッ！！！！』
魔物の斧がミナモに振り下ろされる。
「ぐがぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"！！！！！！！」

LP700→LP0

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カーテンとカーテンの間からの朝日の光がミナモの目元に差し込む。
「はっ......！？」
エクストラデッキを覗くと、《ガーディアン・キマイラ》が入っていた。


続く？