ex1話「キャロラトウィッジ・おまけ」　作：信天翁

～前回までのあらすじ～
カリアと協力して「キャロラトウィッジ」を完成させたメソロ。しかしその途中のカリアに対する態度が原因でバニーガールのコスプレをすることに！果たしてメソロは貞操を守れるのか、そして私はメソロ君に襲いかかったりしないだろうか！？
「絶対やめてくださいね！フィルさん！？」

～本編～
「衣装を着るのは僕でやりますから！自分でできるから大丈夫です！下着を脱がさないでくださーい！」
「だってメソロ、こういうピチピチの服着るのは初めてじゃん？誰かに手伝って貰わないで本当に着れるの～？」
「…できないです。」
「よしよし。じゃあ脱ごうねー」
「パンツの下、あんまり見ないでくださいね…！」
私は見るから(ﾊﾟｯﾁﾘｵﾒﾒ)
「やめてくださーい！」

「ふう、終わったね」
ふう…
「～～～～～～///」
「似合ってるよ！カワイイカワイイ」
生もいいけどピッチリした服越しも中々…
「フィルさんはそういうの自重してください！」
「そうだ！ポーズ取ってみてよ！」
「ポ、ポーズ？どんなふうに？」
そりゃあもう、しゃがんだ状態から脚を開いて、そのままここを指で、こう開くような感じで…。
「フィルは邪な提案をしない。普通にこうやって手を当ててウサギのポーズするだけでいいから」
「こ、こうですか…？(ﾋﾟｮｲﾋﾟｮｲ)」
ア！(死)
「いいよ、そういうのもっとちょうだい」
「うう～(ﾋﾟｮﾝｺﾋﾟｮﾝｺ)」
「いいよいいよ、次はこんな感じで…」

「よし！もう罰ゲーム終わり！」
「も、もういいですか…？」
「うん、もう脱いでいいよ！また手伝ってあげよっか？」
「いや、その前に」
「？」
「コスプレ、次はカリアさんの番ですよ？確か『ハートの女王』でしたよね…？」
「あっ…」
「衣装は既にフィルさんが用意しているみたいです。こんな感じの。」
「！？女王は女王でもレースクイーンとかそういう系の衣装じゃん！こんなの着るの！？」
「こういう服着るのは初めてですか？僕たちが手伝ってあげますよ～？」
「ちょっ…だめ！裸はまだ親以外には見せたことないの！」
自分だけ得をするのか！卑怯者！
「いやだっ、こんなの許さない！脱がさないで、ひあんっ、こっち見ちゃいやっ…ダメぇ～！」

「～～～～～～っ！///」
「カリアさんがやった事と同じです。恥ずかしくても我慢してください。」
ふむふむ、これも見事なスタイルがよく表れてて素晴らしいな…よーく写真に収めとこ
「うう…これじゃあもうお嫁に行けないよ～…」
まだ始まったばかりだよ？それにこれは自分から言い出した事でもあるし。
「こんな露出の高い衣装なんて想定してないよ！」
まあまあ、じゃあポーズ取ろうねー。
「僕は思い付かないので全部フィルさんに任せます。」
おっしゃ任された！お姉さん張り切っちゃうぞー！まずはその衣装…全部脱いで？
「えいっ。(ｺﾞｽｯ)」
痛ぁ！冗談だってばメソロ君！真面目にやるから！…じゃあ前屈みになって腕をこうして…
「えっ、これで合ってるの？すごい胸が強調されてるんだけど」
そうそう、いいよいいよー(ﾊﾟｼｬｼｬｼｬｼｬｼｬ)。お次は…メソロ君、仰向けに寝て？
「こ、こうですか…？」
そうそう！崩れかけのバニー衣装もイイね…。じゃあカリア、メソロ君の上に跨がって？
「跨がっ…！？」
あれー？分からなかったのかなー？じゃあ細かく指定してあげるね！寝ているメソロ君に跨がるように座って、向きはメソロ君の顔の方、座る位置は足の根元かその上あたり。両手は頭の横らへんに置いて…
「あああもう！やればいいんでしょ、やれば！それで終わるんだったらやってやる！(ﾄﾞｼｰﾝ)」
「うわーっ！？」

ああ～♡いい顔してる写真がいっぱい撮れちゃった♡
「バカ！変態！エッチ！スケベ！う～っ！」
大丈夫大丈夫！個人利用な分にはいいでしょ！
「気持ち悪いから消して！」
「カリアさん、落ち着いてください。」
「落ち着ける訳ないよ！アタシたちのあんな写真やこんな写真、全部フィルが持ってるんだよ！」
「ハンプティ・ダンプティのコスプレがまだ残ってます。」
「あ」
あ
「ハンプティ・ダンプティは最後高いところから落ちて体が割れて中身が出ます。」
「！」
！？
「「…」」
…逃げるか！
「あっ、こら！待ちなさーい！フィル～～～！！！」
やなこったー！！！