1話ーE デッキ相談するだけ。　作：kaTe

いくる「負けたあぁーーーっ！」

朧「お、元気になったか。」

いくる「ああ、そこは大丈夫、うん。ちょっと入り過ぎちゃっただけだから！
それよりそのデッキだよ、潜咬忍者！つっよいね、それ！何て言うか、その、なんにもできない感じ…そうそれ！渦中拘縛！あれ厳しかったぁ！」

朧「そうだな…、まあ維持できれば強いんだろうけど、お前あんだけドローして破壊する方法なかったのか？運なさ過ぎじゃねえか？」

いくる「ああ～っと、どうだっけ、何枚ぐらい入ってたんだっけ？忘れちゃった。」

朧「いや、だっけ？って言われてもな…。そうだな…
そういや、そのデッキとは何回か戦ってるけど、1回も中身見たことないな。」

いくる「そうだっけ。見る？一緒に作戦でもたてよ！」


ーメインー
リビングデッド・ホールディッグ　3
リビングデッド・ツインズウィズ　3
リビングデッド・ソーサリオウル　3
リビングデッド・スカルスケイル　3
リビングデッド・ドラッグドロウ　2
リビングデッド・エクスドレイク　2
リビングデッド・ディアブラスト　1
リビングデッド・ライカンスローグ　2
リビングデッド・シャーマニア　2
リビングデッド・アンダーチア　2
リビングデッドの会合　3
リビングデッドの埋葬地　3
リビングデッドの呪い　1
リビングデッドの黒い爪　2
リビングデッドの呼び声　3

クリバンデット　3
異次元からの埋葬　1
おろかな埋葬　1

ーエクストラー
リビングデッド・マルチユーザー　3
リビングデッド・ミリオングレイブ　3
リビングデッド・Ｈｏｍｅ　3


朧「…。」
いくる「…。」
朧「…お前なぁ…。」
いくる「うん…。」


朧「1枚も入ってないじゃねえかっ！！」
いくる「そうだよね、これぇ！！」

朧「あぁーびっくりした、そりゃ来ないはずだ。」

いくる「リビングデッド入れてたら40枚になっちゃったんだ、多分。…で、どうしよう、これ？」

朧「どうしようってなあ…。とりあえず安定はツイツイ、コズサイ、羽根箒とかだよな。
正直さ、リビングデッド以外の5枚、抜いて良いんじゃないか？」
いくる「え、まじ？」
朧「うん、リビングデッドしか落とさねえならおろ埋はほぼ上位互換が入ってるし、異次元もうまいタイミングで来れば回るけど、1枚ってのがなあ…。
クリバンデットも、墓地肥やしが相性良いのは分かるけど…、ホールディッグのが即効性があるし、正直そいつで足りてる感はあるんだよなぁ。エンドフェイズなのがもう一歩って感じ。

エクストラは…。まあ、そういうことなんだろ？」

いくる「うん、まあね。ヴァレルロードとか汎用リンクは入れた方が強いのは分かるよ？でもまあ、ほら、「リビングデッド」で戦いたいっていうか、ね、そういうのあるでしょ？
（これじゃリビングデッド媒体にしただけのヴァレルデッキじゃん！）って思いたくないんだよね、私が。わ・た・し・が、だからね！

…まあ、プロ目指してる訳でもないし、普通に遊ぶ分にはエクスドレイクどーん！って感じでいいかな～って。」

朧「エースにならない程度ならサポート系入れてもいいと思うんだけどな…、まあ、そうか。じゃあそんな感じで進めるとして…

爪要らなくねぇか？」
いくる「えぇ～～！あのロマンが分かんないの！？」
朧「いやロマンっていうかさ。リビングデッドってな、墓地効果使うと最終的には除外されるだろ？　意外と墓地が増えないんだよ、結局消費してるから。」
いくる「えぇ…そうだったかなぁ？」

朧「そうだったんだよ。で、2つ目の効果も、結局2体とも墓地に送ってから蘇生する方が手間かかんないんじゃねえかなって。」

いくる「えぇ～…。いらないの、これ？1枚も？えぇ～…。」

朧「…いや、欲しいっていうなら入れててもいいと思うんだけど、あってピンじゃねえかなぁ。
てゆうか、エクスドレイクの打点上げてゴリ押すって感じにしたいんだろ？


なんでアンダーチア2枚なんだ？」
いくる「あ…。」

朧「お前今「あ」っつったろ！絶対忘れてたな！こいつのがよっぽど楽に打点上げられるだろ！」

いくる「いやぁ、全部2枚ずつ積んでから考えよう、って後ですっかり忘れてたよ～。」

朧「墓地にいるだけでいいから妨害受けにくいし、ビートダウンやってくなら地味に有能だぞ、あいつ。
うーん…あと、妨害も少ないよな。呪い増やすか…？墓地効果も結構優秀だったぞ、あれ。」……


30分後…

ーメインー
リビングデッド・ホールディッグ　3
リビングデッド・ツインズウィズ　3
リビングデッド・ソーサリオウル　3
リビングデッド・スカルスケイル　3
リビングデッド・ドラッグドロウ　3
リビングデッド・エクスドレイク　2
リビングデッド・ディアブラスト　1
リビングデッド・ライカンスローグ　2
リビングデッド・シャーマニア　2
リビングデッド・アンダーチア　3
リビングデッドの会合　3
リビングデッドの埋葬地　2
リビングデッドの呪い　2
リビングデッドの黒い爪　1
リビングデッドの呼び声　3

ツインツイスター　3
ハーピィの羽根箒　1

ーエクストラー
リビングデッド・マルチユーザー　3
リビングデッド・ミリオングレイブ　2
リビングデッド・Ｈｏｍｅ　2

アンダークロックテイカー　3
見習い魔嬢　3
ライトロード・ドミニオン キュリオス　2


朧「エクストラが結構充実したな。あくまでメインはエクスドレイク、ってことだからな。みんなサポート系だ。」

いくる「キュリオスが光属性なのがちょっとモヤモヤするけど、パッと見強いからなぁ…。
結局、魔法罠破壊はこの4枚でいいの？」

朧「分かんねぇ。でもリビングデッドの性質上、モンスター数を減らしたくないしな、お前なら良いタイミングで引けんじゃねぇか？」

いくる「…まあ、ベストになるまでちょくちょく改造しよっと。
よし、第2戦！やろう！」

朧「おお、元気だなお前。俺はさっきので結構お腹いっぱいだぞ。…ARって予想以上に疲れるんだな。」

いくる「私はまだまだ余裕だよ！……うん、ちょっと休んでからしよっか！」


このあと何度か遊んでから帰りました。これでデビュー初日は終わり。私達の最初の物語の、終わり。





？？「…あら、あの方達、見たことのないデッキを使ってますわね。…あ、終わった。これはもう御相手していただくしかありませんわ！早速…って、あ、帰ってしまうみたいですのね。う、ああ……引きとめるのも失礼かしら…。ああ、行ってしまった…。　…また、会えますわよね、きっと！うん！」