透真サイド01　未知との遭遇・・・？　作：ささくれ

？？？「……透真よ……目覚めるのだ…透真よ…」
ふと耳元で声が聞こえた。目を開けてみるとそこには鎖で拘束されたデカい、とてつもなくデカくて長い竜・・・「オシリスの天空竜」がそこにいた……は？

透真「え？何でこんなところにオシリスの天空竜が？ってか、何で話せるの？あと、何で鎖で縛られてるの？というか、ここどこ？」

オシリス「まぁまぁ、そんな慌てなくてもいいじゃないか。深呼吸、深呼吸」

透真「スゥ～ハァ～スゥ～ハァ～…じゃなくて！お前誰？ここどこ？なんで俺ここにいるの？」

オシリス「はぁ、落ち着きがないなぁ。慌ててもいいことなんか1つもないぞ？
とりあえず質問に答えよう。まず私の名前だ。まぁ見てもわかる通り私はオシリスの天空竜だ。
そしてここがどこかについてだ。ここは貴様の心の中だ。貴様が私を呼び出したのだぞ？」
え？まったく状況がつかめないんですが…
オシリス「まぁ私のことは天子とでも呼ぶがいい。
さぁ、早く目覚めるのだ、透真よ…いや、主よ」
そこで俺の意識は途切れた。






？？？「透真…おい透真よ…さっさと起きぬか！」
ベシッ！
透真「ぶふぉ」
最悪な寝起きだ…変な夢を見るし、美女にたたき起こされるし…いや、これは最高なのか？いやいやいや、ないないない！ってﾅﾝﾃﾞﾋﾞｼﾞｮｶﾞｲﾙﾝﾀﾞ？
？？？「ようやく起きたかこの馬鹿たれ」
……この状況はまずいのでは……
ひ、ひとまず落ち着こう・・・
？？？「おや？貴様、まさか私のことを忘れたわけではなかろうな？」
……いや、誰だか見当もつきませんが？
そんな心を読んだのか
？？？「まさか私のことまで忘れるとは馬鹿らしいにもほどがある……私はオシリスの天空竜、天子だ。」
ため息交じりにそう言う美女……ゑ？
俺は急いで俺のデッキ「オシリスパワー」を取りに行った。

透真「あれ？オシリスの絵がない？」
え？なんで？と困惑する俺に天子は
天子「ああ、それは私が今ここにいるからだ。」
ってことはホントにこいつがオシリスの天空竜なの？
天子「だからさっきからそうだと言っているだろう。この馬鹿たれ。」

透真「ってかなんで心読めるの？」
天子「それは貴様が私の主だからに決まっているだろう？」
ﾍｪ ｱﾙｼﾞﾀﾞｶﾗｶ ｿｫﾅﾝﾀﾞｧ……っていつ主になったんだ？
天子「ちなみに、今貴様が私を見て興奮していることもよく分かるぞ？」

……ゑ？？？
透真「そ、そんなことまで読むなよ///」

こうして俺と天子の不思議な生活が始まったのである。

to be continued



ミニコーナー
～～今日のキーワード～～
「オシリスの天空竜」
天子「今回の私は活躍しすぎて色々と凄かったな(語彙力
さて次回はまた私が活躍するようだな。どういう風に活躍するかだって？そっ、それはだな……とっ、とにかく活躍するんだ!(真剣
次回は「天子(オシリス)」だ！お楽しみに!

題名は余儀なく変更する場合があります。ご了承を・・・