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第11話 攻めか守りか 響雷魔vs幻蝶 作:ユフリ
前回までのあらすじ
瀬戸川隼人、斎門宏美、冬河七海(アポロン)、鳳翼の4人でついにチーム結成。
『鳳祭』にそなえて練習試合を行うと翼は言うが…
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~第9棟・屋上~
屋上にあぐらをかく、斎門と隼人。
斎門「…ここに来てもらったんは他でもない。瀬戸川くんに『鳳杯』のルールとか知ってもらおうと思ってな」
隼人「ルールかぁ…普通のデュエルじゃないのか?」
斎門「基本的なルールは同じや。ただし、細かいところがちゃう」
隼人「細かいところ…」
斎門「一回戦、これは1対1の4000LP戦や。そして、二回戦は2対2で一人4000LPもってのタッグデュエルや」
隼人「タッグデュエル!!」
斎門「タッグデュエルの練習もしていかなアカン。…で、三回戦はお互いの大将同士で1対1の8000LP戦。一回戦二回戦三回戦で二本先取でチーム勝利、そんなところや」
隼人「へ~面白そうだな!」
斎門「それと、練習試合の相手が決まったらしい」
隼人「え、本当か!」
斎門「ああ、翼はんから隼人に伝えてくれってな。相手は北麗学園っつーロシアの学校で、初参戦らしい。ここ、日本に遠征してきてて、日本に慣れるためにも練習試合をしたかったみたいや」
隼人「なるほど~じゃあお互いに得があって意見が合ったんだな!」
斎門「そうそう。…てことで、早速やけど明後日に練習試合や」
隼人「えぇ~いきなりすぎないか?」
斎門「俺もおもたわ~…まぁ、初めての練習試合やから、気楽にいこな!」
隼人「おう!」
『鳳祭』まで22日
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~2日後・鳳学園~
翼「隼人さん、斎門さんからルールの話は聞きましたね?」
隼人「はい!」
翼「…では、僭越ながら今日のフォーメーションを提案させていただきますわ」
翼「先鋒は斎門さん」
斎門「俺か」
翼「斎門さんは1対1の駆け引きに強いですが、はっきり言ってタッグ向きではありません」
斎門「た、確かにな…」
翼「そして、抜群の攻撃力がありますから、自分のLPに関わらず、相手の持っているLPが少ないほど有利だと考えましたわ」
翼(一番不意の負けが起こりやすい…とは言わない方がよさそうですね…)
翼「そして、大将はアポロンさんに任せてみようと思います」
アポロン『いいよ…ボクに任せてもらおう』
翼(チームプレイができないからタッグ向きじゃない…とは(ry)
翼「そして、中堅のタッグデュエルは隼人君とワタクシで。異論がありましたら。」
隼人「OK!」
斎門「ないで!」
アポロン『いいだろう』
翼「…あら、ちょうど北麗学園の方々がいらっしゃいましたわ…」
翼・斎門「!!」
翼「あの殿方が……」
斎門「やっぱりか…薄々そうやないかと思っとったが…」
隼人「ん、二人ともどうした?」
斎門「見てみ、あそこの一番長身の男。あれは鳳学園の生徒や。」
隼人「えっ!?」
斎門「右肩に校章がある。それも、水星[マーキュリー]クラスのNo.1の称号付きや」
隼人「待ってよ、水星[マーキュリー]って言やぁ、この学園で太陽[サン]に次いで、2番目に強いクラスじゃん!」
斎門「本物やで…ヤツの名はパヴェル。通称『氷のパヴェル』。氷のような冷たいデュエルをしおる。実力は言うまでもないな、太陽[サン]に行く実力を持ちながらあえて行ってないとまで言われとる」
隼人「…でも、そんな強い人がなんで北麗学園に?」
斎門「パヴェルはロシアからの留学生や、そしてその母校が北麗学園なんや。おそらく、北麗学園側もパヴェルの協力がなければここまで来ることはなかったはずや…」
隼人「なるほど…」
斎門「奴は恐らく大将戦で現れる…てことで、頼んだでアポロン!」
アポロン『…あ、あぁ……』
アポロン(……なんだ、この胸騒ぎは…まるで、心が凍りつくような言い知れぬ不安感は…)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
翼「ようこそ、Здравствуйте!(いらっしゃいませ)」
???「はじめまして。私は北麗学園の決闘部部長のベラといいます」
カールした長髪の女子生徒は、日本人のように形式ばった丁寧な挨拶をした。
ベラ「この度は、どうぞよろしくお願いします」
翼「こちらこそ。…それでは、早速始めましょうか」
ベラ「えぇ…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~鳳学園・決闘リング~
審判「これより、鳳学園チーム対北麗学園チームの練習試合を開始する!両チーム先鋒、前へ!」
隼人「斎門さん、頑張って!」
斎門「おう!……行ってくるぜ」
決闘リングに上がる斎門とベラ。
斎門「おや…あんさんかいな。さっきウチの翼はんと話してた…」
ベラ「ベラと言います。一応部長をしております」
斎門「ほーう、部長か…ワシは斎門って言うで。…あんたらの秘密兵器はワシにぶつけんでええのか?」
ベラ「…おや、随分と自信がおありのようですね。お手並み拝見と行きましょうか」
斎門・ベラ「「決闘!!」」LP4000
???「…突然だがッ!この決闘の実況はワタクシ、ケイト・トゥルーアンサーがお届けするぜェ! !」
ケイト「先行はベラ選手だァ!重要な1ターン目、ベラ選手はどのような手で動いてくるか!注目です!」
ベラ「私のターン、ドロー!」
ベラ「フィールド魔法《幻蝶の花園》、発動!」
ケイト「おおっ!フィールド魔法が発動されたことで、ベラ選手のフィールドが花原へと変化しましたぁ!…でも、黒い花ばかりで、トゲもたくさん生えています。こわぁ~い!」
ベラ「この花園に咲く黒い薔薇は、私の戦士族モンスターと昆虫族モンスターに力を与え…攻撃力・守備力を300ポイントアップします」
斎門「モンスター強化フィールドか…!」
斎門(ときたら、高ステータスのモンスターを攻撃表示で召喚やな。誰だってそーする、俺もそーする)
ベラ「私はモンスターを裏守備でセット」
斎門(ズコー)
ベラ「さらに、カードを1枚伏せてターンエンド」
ベラ 手3 LP4000
□ □ ◼ □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手5 LP4000
□ □ □ □ □
□ □ □ □ □
斎門「あんま気にせんとこ……そうしよう……」
ベラ「? どうかしましたか?」
斎門「いや、こっちの話や。行くで、ワシのターン、ドロー」
斎門「ワシのモンスターは《響雷魔-グレイサー》!」Lv3 ATK900
ケイト「雷になびかれていると言ったらいいのでしょうか!?とにかく、雷を身にまとったモンスターです!」
斎門「バトル!グレイサーで伏せモンスターに攻撃!!」
ケイト「先手を打ったのは斎門選手だぁ!ふところに踏み込んで雷を放つ攻撃か!」
ベラ「私の裏守備モンスターは《幻蝶の刺客ピエリス》。《花園》の効果で守備力が300ポイントアップします」Lv4 DEF2000→2300
ケイト「モンシロチョウの妖精モンスターです!これは固い、守備力はグレイサーの攻撃力を上回っています!このままでは斎門選手にダメージだ!」
斎門「関係あらへん、グレイサーの効果発動!コイツが守備モンスターを攻撃する時、手札から『響雷魔(エコープラズマ)』1体を守備表示で特殊召喚し、相手モンスターの守備力を0にする!!」
斎門「ワシは手札から《響雷魔-シャーディ》を守備表示で特殊召喚!そして、その『ちょうちょ』の守備力は0や!!」Lv4 DEF1600
ピエリス:DEF2300→0
ケイト「あぁーっと!『グレイサー』の雷攻撃で『ピエリス』は弾けとんだ!」
斎門「『シャーディ』のモンスター効果発動や!このカード以外の『響雷魔』がバトルでモンスターを破壊した時、デッキから『響雷魔』モンスター、《キュレシア》を手札に加える!そして、『シャーディ』をチューナーとして扱い、シンクロ召喚を……」
斎門「……? デュエルディスクが反応しねぇ……」
ベラ「フフ……」
ベラは不適な笑みを浮かべる。
斎門「くそっ、一体どういうことや………ん、これは…白い粉?」
斎門は目をこすると、グレイサーがじわじわと黒ずんでいき、そしてそれが裏側表示になっているのが分かった。
斎門「…! これは、『燐扮』か!」
ベラ「よく気付きましたね。…そう、私の幻蝶の燐扮は幻覚を見せる……あなたが今まで『響雷魔-グレイサー』だと思っていたものは、その『影』!」
ベラ「『ピエリス』がリバースした時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを裏側守備表示にする……この効果で『グレイサー』の『影』のみを写し取った!」
斎門「裏側のモンスターはシンクロ素材には出来ん、シンクロは不発や…」
ケイト「なんということでしょう!斎門選手の一方的な展開かと思いきや、肝心のシンクロ召喚を防ぐプレイングを見せたのはベラ選手だぁっ!」
アポロン『まずいな…斎門は攻め手をいなす防御系デッキが苦手だ…』
斎門「カードを1枚伏せてターンエンド!」
ベラ 手3 LP4000
□ □ □ □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手4 LP4000
□ □ ◼(グレイサー) シャーディ □
□ □ ◼ □ □
ベラ「私のターン、ドロー!」
ベラ「…このカードは、相手フィールドに守備表示モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる!現れなさい、《幻蝶の刺客リブラ》!」Lv4 ATK1300
ベラ「《花園》の効果を受け、攻撃力がアップする!」
リブラ:ATK1300→1600
ベラ「バトル!『リブラ』で、『シャーディ』に攻撃!」
斎門「へっ、『シャーディ』の守備力は1600、あんたと互角やで!」
ベラ「《幻蝶の刺客リブラ》のモンスター効果発動!守備表示モンスターとバトルを行う時、攻撃力が元々の数値の倍となり、さらに相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない!」
リブラ:ATK1600→2600
ケイト「ベラ選手も反撃だ~っ!斎門選手の『シャーディ』を破壊しましたっ!」
翼「相手の隙をついての的確な反撃…無駄がありませんわ」
ベラ「ここで、《幻蝶の花園》の更なる効果を発動」
ベラ「私の戦士族モンスターがバトルでモンスターを破壊した時、それとカード名の異なる幻蝶の刺客1体をデッキから手札に加える」
ベラ「私が加えるのは《幻蝶の刺客モルフォ》、これをメインフェイズ2で召喚!」Lv4 ATK1200
隼人「レベル4のモンスターが2体…」
ベラ「私はレベル4の『リブラ』と『モルフォ』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築……エクシーズ召喚!!女王の翼持つ蝶よ、魂を震わせ幻想を描け!《ミカド・バタフライ・エンプレス》!!」R4 ATK2100
ケイト「美しい羽を持つ大きな蝶だ~っ!体長は3メートルほどでしょうか…」
ベラ「『花園』の効果により攻撃力が300ポイントアップ…私はこれでターンエンド!」
《ミカド・バタフライ・エンプレス》:ATK2100→2400
ベラ 手3 LP4000
□ □ MBE □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手4 LP4000
□ □ ◼(グレイサー) □ □
□ □ ◼ □ □
斎門「ワシのターン、ドロー…!」
斎門「……やるしかあらへんな、《響雷魔-ラゴスクス》召喚!」Lv3 ATK1000
斎門「バトル!『ラゴスクス』で、《ミカド・バタフライ・エンプレス》に攻撃!」
ベラ「攻撃力の低いモンスターで攻撃!?」
ケイト「相手より攻撃力の低いモンスターで攻撃だ~っ!斎門選手、また何か策があるのでしょうか!」
ベラ(《ミカド・バタフライ・エンプレス》にはORUを1つ使って相手フィールドのモンスター全てを守備表示にする効果があるが…万が一を警戒して使っておこうかしら?………いや、この伏せカードなら…)
ベラ「…受けるわ」
パヴェル(…ここは通してはいけない。一瞬の隙が命取りだぞ、ベラ)
斎門「……『ラゴスクス』は1ターンに1度、このカード自身の攻撃では破壊されへん」LP4000→2600
斎門「そして、『ラゴスクス』は攻撃を行った時、自分フィールドのモンスター1体をリリースすることで手札から『響雷魔』モンスターを1体、守備表示で特殊召喚できる。ワシは裏側表示になっていた『グレイサー』をリリースし、《響雷魔-ペテロン》を特殊召喚!」Lv5 DEF1700
斎門「そして、この効果で特殊召喚した『ペテロン』をチューナー扱いとして、『バトル中にシンクロ召喚』できる!」
斎門「レベル3の『ラゴスクス』に、レベル5の『ペテロン』をチューニング!鋼鉄のボディに雷まとわせ、音速の境地を開け!シンクロ召喚!!現れろ、《響雷魔王-ゲオルグエッジ》!!」Lv8 ATK2200
ケイト「決まったぁ~シンクロ召喚!!巨大なゴーレムモンスターだぁ~っ!!」
ベラ「…だが、私の《ミカド・バタフライ・エンプレス》よりも攻撃力は低いわ!」ATK2400
斎門「それはどうかな?『ゲオルグエッジ』で、《ミカド・バタフライ・エンプレス》に攻撃!〈剛雷撃-ライトニング・エッジ〉!」
ベラ(嫌な予感がするわね…)
ベラ「…ここは、《ミカド・バタフライ・エンプレス》の効果を発動!ORUを1つ使い、相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする!」
斎門「カウンター罠《妨害雷波》ぁ!ワシの場に雷族モンスターがいる時、相手モンスターの効果を無効にして破壊する!」
ベラ「ならばこちらも、カウンター罠《守護の繭》!モンスターを破壊する効果が発動した時、その効果で自分のモンスターが破壊されなくなる!」
ケイト「《ミカド・バタフライ・エンプレス》が繭にくるまれ、完全防御耐性となったぁ~!」
斎門「ぐっ…せやけど、効果は無効になった!バトルは続行や!ここで、『ゲオルグエッジ』のモンスター効果を発動!」
斎門「『ゲオルグエッジ』がバトルを行う時、手札を1枚捨てることでデッキから『響雷魔』を1体、守備表示で特殊召喚し、その攻守を自身に加える!《響雷魔-キュレシア》を捨て…来い、《響雷魔-ジェノス》!」Lv4 DEF0/ATK1900
ゲオルグエッジ:ATK2200→4100
ベラ「攻撃力4100…!だが……」
ケイト「おぉ~っと、さきほどから《ミカド・バタフライ・エンプレス》を守っていた『繭』が、『ゲオルグエッジ』の攻撃をも防ぎました~っ!!」
ベラ「《守護の繭》の効果を受けたモンスターは、このターンいかなる手段でも破壊されない…ぐっ!」LP4000→2300
斎門「ちっ、破壊はできなかったか…ワシはカードを1枚伏せてターンエンド」
ベラ「この瞬間、『繭』の封印は解かれ、再び《ミカド・バタフライ・エンプレス》は攻撃体制に…」
ケイト「お互いの身を削る激しい攻防に目が話せませ~ん!」
ベラ 手3 LP2300
□ □ MBE □ □
□ □ □ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手1 LP2600
□ □ ゲオルグエッジ ジェノス □
□ □ ◼ □ □
TO BE CONTINUED...
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
次回、『ワシの生き様』
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〔使用カード紹介〕
《幻蝶の花園》
フィールド魔法
①:自分フィールドの戦士族・昆虫族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、この効果を発動できる。
デッキから、その自分のモンスターとはカード名の異なる「幻蝶の刺客」モンスター1体を手札に加える。
《幻蝶の刺客ピエリス》
星4/闇属性/戦士族/リバース/攻 900/守2000
①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
モンシロチョウの学名(Pieris rapae)より。
《幻蝶の刺客リブラ》
星4/闇属性/戦士族/攻1300/守1100
①:相手フィールドに守備表示モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで、このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になり、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
フタスジチョウの学名(Neptis rivularis)より。
《幻蝶の刺客モルフォ》(OCG)
星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1600
相手フィールド上のモンスターの表示形式が変更された時、そのモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力・守備力を1000ポイントダウンする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
《響雷魔(エコープラズマ)-グレイサー》
星3/風属性/雷族/攻 900/守1500
①:このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
手札から「エコープラズマ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、その相手モンスターの守備力は0になる。
《響雷魔-シャーディ》
星4/風属性/雷族/攻1300/守1600
①:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時、手札を1枚捨て、自分の墓地の「エコープラズマ」モンスター1体対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚し、その元々の数値分、このカードの攻撃力・守備力をダメージステップ終了時までアップする。
②:1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、このカード以外の自分フィールドのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキから1枚ドローする。
その後、このカードをチューナーとして扱い、このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う事ができる。
《響雷魔-キュレシア》
星4/風属性/雷族/攻1100/守1200
①:自分フィールドの「エコープラズマ」モンスターが相手モンスターから攻撃を受けたダメージステップ開始時からダメージ計算時までに、手札のこのカードを墓地に送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力は、ダメージステップの間のみ1100アップする。
《響雷魔-ラゴスクス》
星3/風属性/雷族/攻1000/守 600
①:1ターンに1度、このカードが攻撃する場合、その戦闘ではこのカードは破壊されない。
②:このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
手札から「エコープラズマ」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、そのモンスターをチューナーとして扱い、S召喚を行うことができる。
《響雷魔-ぺテロン》
星5/風属性/雷族/攻2000/守1700
このカードはデッキ・墓地から特殊召喚できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊する度に自分はデッキから1枚ドローする。
このカードが「エコープラズマ」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したのでなければ、その後、手札を1枚捨てる。
《響雷魔王(エコープラズマクス)-ゲオルグエッジ》
星8/風属性/雷族/シンクロ/攻2200/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「エコープラズマ」モンスター1体を特殊召喚し、その元々の数値分、このカードの攻撃力・守備力をダメージステップ終了時までアップする。
《妨害雷波》
カウンター罠
①:自分フィールドに雷族モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのモンスターを破壊する。
《守護の繭》
カウンター罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時、または自分フィールドのモンスターを破壊する効果が発動した時に発動できる。
その戦闘・効果で自分フィールドのモンスターは破壊されない。
この効果で破壊されなかったモンスターは、ターン終了時まで攻撃できず、戦闘・効果で破壊されない。
《響雷魔-ジェノス》
星4/風属性/雷族/攻1900/守0
①:このカードが除外された場合、「響雷魔-ジェノス」以外の除外されている自分の「エコープラズマ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分エンドフェイズに発動する。
このカードを守備表示にする。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
防御は最大の攻撃、というとポケモンコロシアムを思い出すのは私だけでいい笑
瀬戸川隼人、斎門宏美、冬河七海(アポロン)、鳳翼の4人でついにチーム結成。
『鳳祭』にそなえて練習試合を行うと翼は言うが…
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~第9棟・屋上~
屋上にあぐらをかく、斎門と隼人。
斎門「…ここに来てもらったんは他でもない。瀬戸川くんに『鳳杯』のルールとか知ってもらおうと思ってな」
隼人「ルールかぁ…普通のデュエルじゃないのか?」
斎門「基本的なルールは同じや。ただし、細かいところがちゃう」
隼人「細かいところ…」
斎門「一回戦、これは1対1の4000LP戦や。そして、二回戦は2対2で一人4000LPもってのタッグデュエルや」
隼人「タッグデュエル!!」
斎門「タッグデュエルの練習もしていかなアカン。…で、三回戦はお互いの大将同士で1対1の8000LP戦。一回戦二回戦三回戦で二本先取でチーム勝利、そんなところや」
隼人「へ~面白そうだな!」
斎門「それと、練習試合の相手が決まったらしい」
隼人「え、本当か!」
斎門「ああ、翼はんから隼人に伝えてくれってな。相手は北麗学園っつーロシアの学校で、初参戦らしい。ここ、日本に遠征してきてて、日本に慣れるためにも練習試合をしたかったみたいや」
隼人「なるほど~じゃあお互いに得があって意見が合ったんだな!」
斎門「そうそう。…てことで、早速やけど明後日に練習試合や」
隼人「えぇ~いきなりすぎないか?」
斎門「俺もおもたわ~…まぁ、初めての練習試合やから、気楽にいこな!」
隼人「おう!」
『鳳祭』まで22日
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~2日後・鳳学園~
翼「隼人さん、斎門さんからルールの話は聞きましたね?」
隼人「はい!」
翼「…では、僭越ながら今日のフォーメーションを提案させていただきますわ」
翼「先鋒は斎門さん」
斎門「俺か」
翼「斎門さんは1対1の駆け引きに強いですが、はっきり言ってタッグ向きではありません」
斎門「た、確かにな…」
翼「そして、抜群の攻撃力がありますから、自分のLPに関わらず、相手の持っているLPが少ないほど有利だと考えましたわ」
翼(一番不意の負けが起こりやすい…とは言わない方がよさそうですね…)
翼「そして、大将はアポロンさんに任せてみようと思います」
アポロン『いいよ…ボクに任せてもらおう』
翼(チームプレイができないからタッグ向きじゃない…とは(ry)
翼「そして、中堅のタッグデュエルは隼人君とワタクシで。異論がありましたら。」
隼人「OK!」
斎門「ないで!」
アポロン『いいだろう』
翼「…あら、ちょうど北麗学園の方々がいらっしゃいましたわ…」
翼・斎門「!!」
翼「あの殿方が……」
斎門「やっぱりか…薄々そうやないかと思っとったが…」
隼人「ん、二人ともどうした?」
斎門「見てみ、あそこの一番長身の男。あれは鳳学園の生徒や。」
隼人「えっ!?」
斎門「右肩に校章がある。それも、水星[マーキュリー]クラスのNo.1の称号付きや」
隼人「待ってよ、水星[マーキュリー]って言やぁ、この学園で太陽[サン]に次いで、2番目に強いクラスじゃん!」
斎門「本物やで…ヤツの名はパヴェル。通称『氷のパヴェル』。氷のような冷たいデュエルをしおる。実力は言うまでもないな、太陽[サン]に行く実力を持ちながらあえて行ってないとまで言われとる」
隼人「…でも、そんな強い人がなんで北麗学園に?」
斎門「パヴェルはロシアからの留学生や、そしてその母校が北麗学園なんや。おそらく、北麗学園側もパヴェルの協力がなければここまで来ることはなかったはずや…」
隼人「なるほど…」
斎門「奴は恐らく大将戦で現れる…てことで、頼んだでアポロン!」
アポロン『…あ、あぁ……』
アポロン(……なんだ、この胸騒ぎは…まるで、心が凍りつくような言い知れぬ不安感は…)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
翼「ようこそ、Здравствуйте!(いらっしゃいませ)」
???「はじめまして。私は北麗学園の決闘部部長のベラといいます」
カールした長髪の女子生徒は、日本人のように形式ばった丁寧な挨拶をした。
ベラ「この度は、どうぞよろしくお願いします」
翼「こちらこそ。…それでは、早速始めましょうか」
ベラ「えぇ…」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
~鳳学園・決闘リング~
審判「これより、鳳学園チーム対北麗学園チームの練習試合を開始する!両チーム先鋒、前へ!」
隼人「斎門さん、頑張って!」
斎門「おう!……行ってくるぜ」
決闘リングに上がる斎門とベラ。
斎門「おや…あんさんかいな。さっきウチの翼はんと話してた…」
ベラ「ベラと言います。一応部長をしております」
斎門「ほーう、部長か…ワシは斎門って言うで。…あんたらの秘密兵器はワシにぶつけんでええのか?」
ベラ「…おや、随分と自信がおありのようですね。お手並み拝見と行きましょうか」
斎門・ベラ「「決闘!!」」LP4000
???「…突然だがッ!この決闘の実況はワタクシ、ケイト・トゥルーアンサーがお届けするぜェ! !」
ケイト「先行はベラ選手だァ!重要な1ターン目、ベラ選手はどのような手で動いてくるか!注目です!」
ベラ「私のターン、ドロー!」
ベラ「フィールド魔法《幻蝶の花園》、発動!」
ケイト「おおっ!フィールド魔法が発動されたことで、ベラ選手のフィールドが花原へと変化しましたぁ!…でも、黒い花ばかりで、トゲもたくさん生えています。こわぁ~い!」
ベラ「この花園に咲く黒い薔薇は、私の戦士族モンスターと昆虫族モンスターに力を与え…攻撃力・守備力を300ポイントアップします」
斎門「モンスター強化フィールドか…!」
斎門(ときたら、高ステータスのモンスターを攻撃表示で召喚やな。誰だってそーする、俺もそーする)
ベラ「私はモンスターを裏守備でセット」
斎門(ズコー)
ベラ「さらに、カードを1枚伏せてターンエンド」
ベラ 手3 LP4000
□ □ ◼ □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手5 LP4000
□ □ □ □ □
□ □ □ □ □
斎門「あんま気にせんとこ……そうしよう……」
ベラ「? どうかしましたか?」
斎門「いや、こっちの話や。行くで、ワシのターン、ドロー」
斎門「ワシのモンスターは《響雷魔-グレイサー》!」Lv3 ATK900
ケイト「雷になびかれていると言ったらいいのでしょうか!?とにかく、雷を身にまとったモンスターです!」
斎門「バトル!グレイサーで伏せモンスターに攻撃!!」
ケイト「先手を打ったのは斎門選手だぁ!ふところに踏み込んで雷を放つ攻撃か!」
ベラ「私の裏守備モンスターは《幻蝶の刺客ピエリス》。《花園》の効果で守備力が300ポイントアップします」Lv4 DEF2000→2300
ケイト「モンシロチョウの妖精モンスターです!これは固い、守備力はグレイサーの攻撃力を上回っています!このままでは斎門選手にダメージだ!」
斎門「関係あらへん、グレイサーの効果発動!コイツが守備モンスターを攻撃する時、手札から『響雷魔(エコープラズマ)』1体を守備表示で特殊召喚し、相手モンスターの守備力を0にする!!」
斎門「ワシは手札から《響雷魔-シャーディ》を守備表示で特殊召喚!そして、その『ちょうちょ』の守備力は0や!!」Lv4 DEF1600
ピエリス:DEF2300→0
ケイト「あぁーっと!『グレイサー』の雷攻撃で『ピエリス』は弾けとんだ!」
斎門「『シャーディ』のモンスター効果発動や!このカード以外の『響雷魔』がバトルでモンスターを破壊した時、デッキから『響雷魔』モンスター、《キュレシア》を手札に加える!そして、『シャーディ』をチューナーとして扱い、シンクロ召喚を……」
斎門「……? デュエルディスクが反応しねぇ……」
ベラ「フフ……」
ベラは不適な笑みを浮かべる。
斎門「くそっ、一体どういうことや………ん、これは…白い粉?」
斎門は目をこすると、グレイサーがじわじわと黒ずんでいき、そしてそれが裏側表示になっているのが分かった。
斎門「…! これは、『燐扮』か!」
ベラ「よく気付きましたね。…そう、私の幻蝶の燐扮は幻覚を見せる……あなたが今まで『響雷魔-グレイサー』だと思っていたものは、その『影』!」
ベラ「『ピエリス』がリバースした時、相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを裏側守備表示にする……この効果で『グレイサー』の『影』のみを写し取った!」
斎門「裏側のモンスターはシンクロ素材には出来ん、シンクロは不発や…」
ケイト「なんということでしょう!斎門選手の一方的な展開かと思いきや、肝心のシンクロ召喚を防ぐプレイングを見せたのはベラ選手だぁっ!」
アポロン『まずいな…斎門は攻め手をいなす防御系デッキが苦手だ…』
斎門「カードを1枚伏せてターンエンド!」
ベラ 手3 LP4000
□ □ □ □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手4 LP4000
□ □ ◼(グレイサー) シャーディ □
□ □ ◼ □ □
ベラ「私のターン、ドロー!」
ベラ「…このカードは、相手フィールドに守備表示モンスターが存在する場合、手札から特殊召喚できる!現れなさい、《幻蝶の刺客リブラ》!」Lv4 ATK1300
ベラ「《花園》の効果を受け、攻撃力がアップする!」
リブラ:ATK1300→1600
ベラ「バトル!『リブラ』で、『シャーディ』に攻撃!」
斎門「へっ、『シャーディ』の守備力は1600、あんたと互角やで!」
ベラ「《幻蝶の刺客リブラ》のモンスター効果発動!守備表示モンスターとバトルを行う時、攻撃力が元々の数値の倍となり、さらに相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない!」
リブラ:ATK1600→2600
ケイト「ベラ選手も反撃だ~っ!斎門選手の『シャーディ』を破壊しましたっ!」
翼「相手の隙をついての的確な反撃…無駄がありませんわ」
ベラ「ここで、《幻蝶の花園》の更なる効果を発動」
ベラ「私の戦士族モンスターがバトルでモンスターを破壊した時、それとカード名の異なる幻蝶の刺客1体をデッキから手札に加える」
ベラ「私が加えるのは《幻蝶の刺客モルフォ》、これをメインフェイズ2で召喚!」Lv4 ATK1200
隼人「レベル4のモンスターが2体…」
ベラ「私はレベル4の『リブラ』と『モルフォ』でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築……エクシーズ召喚!!女王の翼持つ蝶よ、魂を震わせ幻想を描け!《ミカド・バタフライ・エンプレス》!!」R4 ATK2100
ケイト「美しい羽を持つ大きな蝶だ~っ!体長は3メートルほどでしょうか…」
ベラ「『花園』の効果により攻撃力が300ポイントアップ…私はこれでターンエンド!」
《ミカド・バタフライ・エンプレス》:ATK2100→2400
ベラ 手3 LP4000
□ □ MBE □ □
□ □ ◼ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手4 LP4000
□ □ ◼(グレイサー) □ □
□ □ ◼ □ □
斎門「ワシのターン、ドロー…!」
斎門「……やるしかあらへんな、《響雷魔-ラゴスクス》召喚!」Lv3 ATK1000
斎門「バトル!『ラゴスクス』で、《ミカド・バタフライ・エンプレス》に攻撃!」
ベラ「攻撃力の低いモンスターで攻撃!?」
ケイト「相手より攻撃力の低いモンスターで攻撃だ~っ!斎門選手、また何か策があるのでしょうか!」
ベラ(《ミカド・バタフライ・エンプレス》にはORUを1つ使って相手フィールドのモンスター全てを守備表示にする効果があるが…万が一を警戒して使っておこうかしら?………いや、この伏せカードなら…)
ベラ「…受けるわ」
パヴェル(…ここは通してはいけない。一瞬の隙が命取りだぞ、ベラ)
斎門「……『ラゴスクス』は1ターンに1度、このカード自身の攻撃では破壊されへん」LP4000→2600
斎門「そして、『ラゴスクス』は攻撃を行った時、自分フィールドのモンスター1体をリリースすることで手札から『響雷魔』モンスターを1体、守備表示で特殊召喚できる。ワシは裏側表示になっていた『グレイサー』をリリースし、《響雷魔-ペテロン》を特殊召喚!」Lv5 DEF1700
斎門「そして、この効果で特殊召喚した『ペテロン』をチューナー扱いとして、『バトル中にシンクロ召喚』できる!」
斎門「レベル3の『ラゴスクス』に、レベル5の『ペテロン』をチューニング!鋼鉄のボディに雷まとわせ、音速の境地を開け!シンクロ召喚!!現れろ、《響雷魔王-ゲオルグエッジ》!!」Lv8 ATK2200
ケイト「決まったぁ~シンクロ召喚!!巨大なゴーレムモンスターだぁ~っ!!」
ベラ「…だが、私の《ミカド・バタフライ・エンプレス》よりも攻撃力は低いわ!」ATK2400
斎門「それはどうかな?『ゲオルグエッジ』で、《ミカド・バタフライ・エンプレス》に攻撃!〈剛雷撃-ライトニング・エッジ〉!」
ベラ(嫌な予感がするわね…)
ベラ「…ここは、《ミカド・バタフライ・エンプレス》の効果を発動!ORUを1つ使い、相手フィールドのモンスターを全て守備表示にする!」
斎門「カウンター罠《妨害雷波》ぁ!ワシの場に雷族モンスターがいる時、相手モンスターの効果を無効にして破壊する!」
ベラ「ならばこちらも、カウンター罠《守護の繭》!モンスターを破壊する効果が発動した時、その効果で自分のモンスターが破壊されなくなる!」
ケイト「《ミカド・バタフライ・エンプレス》が繭にくるまれ、完全防御耐性となったぁ~!」
斎門「ぐっ…せやけど、効果は無効になった!バトルは続行や!ここで、『ゲオルグエッジ』のモンスター効果を発動!」
斎門「『ゲオルグエッジ』がバトルを行う時、手札を1枚捨てることでデッキから『響雷魔』を1体、守備表示で特殊召喚し、その攻守を自身に加える!《響雷魔-キュレシア》を捨て…来い、《響雷魔-ジェノス》!」Lv4 DEF0/ATK1900
ゲオルグエッジ:ATK2200→4100
ベラ「攻撃力4100…!だが……」
ケイト「おぉ~っと、さきほどから《ミカド・バタフライ・エンプレス》を守っていた『繭』が、『ゲオルグエッジ』の攻撃をも防ぎました~っ!!」
ベラ「《守護の繭》の効果を受けたモンスターは、このターンいかなる手段でも破壊されない…ぐっ!」LP4000→2300
斎門「ちっ、破壊はできなかったか…ワシはカードを1枚伏せてターンエンド」
ベラ「この瞬間、『繭』の封印は解かれ、再び《ミカド・バタフライ・エンプレス》は攻撃体制に…」
ケイト「お互いの身を削る激しい攻防に目が話せませ~ん!」
ベラ 手3 LP2300
□ □ MBE □ □
□ □ □ □ □
フィールド:《幻蝶の花園》
斎門 手1 LP2600
□ □ ゲオルグエッジ ジェノス □
□ □ ◼ □ □
TO BE CONTINUED...
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次回、『ワシの生き様』
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〔使用カード紹介〕
《幻蝶の花園》
フィールド魔法
①:自分フィールドの戦士族・昆虫族モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
②:1ターンに1度、自分フィールドの戦士族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、この効果を発動できる。
デッキから、その自分のモンスターとはカード名の異なる「幻蝶の刺客」モンスター1体を手札に加える。
《幻蝶の刺客ピエリス》
星4/闇属性/戦士族/リバース/攻 900/守2000
①:このカードがリバースした場合、相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを2体まで対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。
モンシロチョウの学名(Pieris rapae)より。
《幻蝶の刺客リブラ》
星4/闇属性/戦士族/攻1300/守1100
①:相手フィールドに守備表示モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃する場合、ダメージステップ終了時まで、このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になり、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
フタスジチョウの学名(Neptis rivularis)より。
《幻蝶の刺客モルフォ》(OCG)
星4/闇属性/戦士族/攻1200/守1600
相手フィールド上のモンスターの表示形式が変更された時、そのモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力・守備力を1000ポイントダウンする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
《響雷魔(エコープラズマ)-グレイサー》
星3/風属性/雷族/攻 900/守1500
①:このカードが相手の守備表示モンスターに攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
手札から「エコープラズマ」モンスター1体を守備表示で特殊召喚し、その相手モンスターの守備力は0になる。
《響雷魔-シャーディ》
星4/風属性/雷族/攻1300/守1600
①:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時、手札を1枚捨て、自分の墓地の「エコープラズマ」モンスター1体対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚し、その元々の数値分、このカードの攻撃力・守備力をダメージステップ終了時までアップする。
②:1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、このカード以外の自分フィールドのモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキから1枚ドローする。
その後、このカードをチューナーとして扱い、このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う事ができる。
《響雷魔-キュレシア》
星4/風属性/雷族/攻1100/守1200
①:自分フィールドの「エコープラズマ」モンスターが相手モンスターから攻撃を受けたダメージステップ開始時からダメージ計算時までに、手札のこのカードを墓地に送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力は、ダメージステップの間のみ1100アップする。
《響雷魔-ラゴスクス》
星3/風属性/雷族/攻1000/守 600
①:1ターンに1度、このカードが攻撃する場合、その戦闘ではこのカードは破壊されない。
②:このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
手札から「エコープラズマ」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、そのモンスターをチューナーとして扱い、S召喚を行うことができる。
《響雷魔-ぺテロン》
星5/風属性/雷族/攻2000/守1700
このカードはデッキ・墓地から特殊召喚できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分のモンスターが戦闘で相手モンスターを破壊する度に自分はデッキから1枚ドローする。
このカードが「エコープラズマ」モンスターをリリースしてアドバンス召喚したのでなければ、その後、手札を1枚捨てる。
《響雷魔王(エコープラズマクス)-ゲオルグエッジ》
星8/風属性/雷族/シンクロ/攻2200/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「エコープラズマ」モンスター1体を特殊召喚し、その元々の数値分、このカードの攻撃力・守備力をダメージステップ終了時までアップする。
《妨害雷波》
カウンター罠
①:自分フィールドに雷族モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのモンスターを破壊する。
《守護の繭》
カウンター罠
①:相手モンスターの攻撃宣言時、または自分フィールドのモンスターを破壊する効果が発動した時に発動できる。
その戦闘・効果で自分フィールドのモンスターは破壊されない。
この効果で破壊されなかったモンスターは、ターン終了時まで攻撃できず、戦闘・効果で破壊されない。
《響雷魔-ジェノス》
星4/風属性/雷族/攻1900/守0
①:このカードが除外された場合、「響雷魔-ジェノス」以外の除外されている自分の「エコープラズマ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
②:自分エンドフェイズに発動する。
このカードを守備表示にする。
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防御は最大の攻撃、というとポケモンコロシアムを思い出すのは私だけでいい笑
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