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壱符「始まり、託された絆」 作:ツバサ
実体化した状態でデュエルを続ければどうなるかわからないため、魔理沙と早苗は決闘陣を消し去り、デュエルを終了した。
現象について話し合うべく3人が参道に集まると・・・。
唐突に、霊夢の手の中に封筒のような物が現れた。
「・・・なにこれ?手紙?」
「にしては少々分厚くないか?誰からだよ」
「というより、いきなり出現したのはなぜでしょう・・・」
仮に妖怪がけしかけた罠だったとしても、異変解決に慣れている3人が揃うこの状況。大抵の事態になら即座に対応できる。
警戒はしつつ、霊夢は封を開く。
そしてその中を覗き込むと・・・。
「・・・これは・・・カードかなにかの束・・・?
一応手紙もあるけど、本当になんなのこれ?」
「カードの束も気になるが、まずは手紙だな。読んでみてくれよ」
「そうね・・・じゃあ早速」
霊夢は手紙を中から取り出し、広げる。
最初の行に、手紙を書いた主の名前が書かれていた。
その名は・・・「八雲紫」。
「・・・え?紫さん・・・ですか?
そりゃ紫さんが書いた手紙だって言うのなら唐突に表れたのも不思議じゃありませんが・・・でもどうして手紙なんかを?」
八雲紫・・・幻想郷を創り上げた大妖怪。
その能力は幻想郷最強と言われる境界を操る程度の能力。
普段から掴みどころのない性格をしているが、幻想郷を愛する心は本物であり、万一幻想郷を脅かそうものがいるのなら容赦はしない面も持ち合わせる。
そんな彼女が送った手紙が何の意味も持たないはずがない。霊夢はそう思って手紙を読み始めた。
霊夢、あなたがこの手紙を読んでいるということは、この幻想郷に危機が訪れているということ。
この手紙はそれが起こった時、博麗神社に届くよう用意しておいたものよ。
ひょっとしたら、その危機にあなたはまだ気づかないかもしれない。だからこそそれを予感してこの手紙を書いたわ。
心して読みなさい。幻想郷にどのような危機が訪れているのか。
デュエルモンスターズがこの幻想郷に入ってきてから、既に半年。
私は幻想郷各地で、封筒の中に入れてあるカードを見つけたわ。
まずはそれを見てみなさい。おそらく驚くことでしょう。
霊夢は封筒の中から慎重にカードの束を取り出す。
取り出して最初に見たカード・・・それは、霊夢が思わず言葉を失うようなものであった。
「・・・!?」
「ほうほう、『幻想絆・霊夢』か・・・は?なんでお前と同じ姿のイラストや名前がカードになってるんだよ!?」
「いやいや、霊夢さんだけじゃありませんよ!
ほら、『幻想絆・魔理沙』とか、『幻想絆・早苗』!あと『幻想絆・華扇』まで!
どうなってるんです!?なんで私たちのカードが出ているのかっていうのもそうですが、どうしてそれが拾える状態になってたんですか!?」
「・・・続きを読むわよ」
あなたが見たそれらのカードは、「幻想絆」というカテゴリで括られたカード群。
元となったのは、見ればわかるとおり私たち幻想郷の住民たち。
何故これらが存在するのか・・・その理由は調査中。この手紙を書く前から調査を行っているのだけど、おそらく手紙が届いてからもまだ調査をしていることでしょう。
ただ、一つだけわかること・・・これらのカードの存在が、幻想郷内の全てのデュエルモンスターズカードに影響を与えるということ。
影響を与えられるだけの力が込められていて・・・この枚数だけならまだ問題は無いのだけど、さらに多くのカードが出現すれば、おそらく決闘陣のシステムを書き換えるくらいの影響を与えるでしょう。
単なるカードゲームがある程度力を使えるような者にも使える一種の「武器」になってしまったら・・・幻想郷の秩序に問題が発生することになる。
そのうえ、この「幻想絆」のカードだけど・・・こうして回収した分はともかく、他のカードについては持ち主に悪影響を与える作用があることも判明したわ。
悪影響を失くす方法は一つ。こちらも「幻想絆」カードを使ってデュエルに勝利し、それを回収するほかない。
デュエルモンスターズに興味を持たなかったあなただけど、今回は嫌でもやってもらうしかないわ。
私は調査や対策のために動くことができない。だからあなたや他の住民たちに協力してもらうしかない。そのあたりは理解してもらいたい。博麗の巫女でもあるわけだしね。
この異変、放っておけば確実に幻想郷が無事では済まなくなる。だから必ず解決しなければならない。
頼んだわよ、霊夢。
追伸:他の住民たちにも協力してもらうとは言ったけど、複数枚存在するカードは最大3枚までしかないのよね。
「幻想絆」カードはルール上、デッキに1枚しか入れられない。ゆえに3枚存在するカードの1枚、「幻想絆・小鈴」は3枚入れることができないのよ。
だからあなたを含め、3人に解決を行ってもらうことになるわね。
そのうち、何かしらのバックアップを行うからどうにか頑張ってちょうだい。
「異変・・・」
この手紙を開いてから、薄々感じてはいたが・・・やはりというべきか、異変のようである。
しかも、デュエルモンスターズが関わる物・・・普段とは大きく異なる解決方法だ。
「・・・よし、これを機に早速始めることにしようぜ!」
「うぇー?面倒くさいわねぇ・・・」
嫌な顔をしつつ、神社の縁側へと移動してカードの束を広げる霊夢。
「幻想絆」カードはそれなりの枚数が揃っている。補助を行うための魔法、罠は当然3枚存在し、モンスターカードに関しても、「幻想絆・小鈴」や「幻想絆・阿求」といったカードは3枚存在している模様。1枚のみなのは「幻想絆・霊夢」等だ。
3人で相談した結果、3枚ずつ存在するカードは当然1枚ずつ分け、1枚のみのカードは、まずそれぞれのイラストが描かれているカードをそれぞれが受け取り、残りは霊夢が初心者であることを考えて分配することとなった。
一通り分けたあとは、それをもとにデッキを構築することに。
とはいっても、「幻想絆」カードがまだ少ないため、碌にそれを中心としたデッキは作れない。
なので魔理沙と早苗はそれぞれが元々持っていたデッキに合うよう調整を行うこととした。
問題は霊夢にデッキが存在しないこと。
デッキ構築のセオリーがまだわからない霊夢にそのあたりをしっかり教え込まないといけないのだが、先ほどの手紙の内容から察するに、この異変はできる限り早く解決したほうがいい様子。
なのでできることなら魔理沙と早苗は早速向かいたいところだが・・・霊夢の面倒を見ることができないのは正直きつい。
紫もなんで指導役を用意しなかったんだと二人が愚痴ろうとしていた矢先、部屋の奥から小さい何かがトコトコと走ってくる。
赤色の和服を着て、薄紫の髪にお椀を被ったそれは・・・ちゃんと人の形をしている。
「霊夢のデッキなら私に任せてよ。興味出て私もルール覚え始めたし」
「針妙丸か・・・大丈夫か?」
ぴょこぴょこ跳ねつつしゃべるそれは、「少名針妙丸」。
種族は小人。元々はもう少し大きかったのだが、ある影響からさらに小さくなり、およそ20cmほどの身長となってしまったのである。
元に戻るまでこうして霊夢に保護してもらう立場なのである。
「とりあえずどんなカードが強いとか、どんなカードが使いづらいとかはわかるようになったし、霊夢一人で作るよりはマシだと思うよ?」
「まあ、確かにそうですね・・・急がなければならないのは確かですし、ここは任せることとしましょう。魔理沙さん、デッキの方は大丈夫ですか?」
「今の状態だと異物をぶち込むようなもんだから不安なんだが・・・ひとまずは大丈夫だろう。
じゃあ霊夢、まず私は紅魔館の方から回ってみる」
「では私は妖怪の山を探索します。何かあったら博麗神社でいいですか?」
「構わないわよ。私はデッキができたら永遠亭あたりに行ってみることにするわ」
「じゃあ針妙丸、霊夢のこと頼んだぜ」
「任せなさい!」
そう言って魔理沙は箒に跨って神社を飛び立つ。
早苗も風に乗って飛び上がり、その場を去った。
残されたのは、初心者霊夢と、駆け出し針妙丸だけである。
「じゃあ作ろう!どんなデッキにしようかなぁ・・・」
「・・・私も作るんだけどね?滅茶苦茶なのにしないでよ・・・?」
霧の湖に浮かぶ紅い館、紅魔館。
そこに住まうは永遠に幼い紅い月の吸血鬼。
まさか・・・と思いつつも、霧雨魔理沙はそこに向かった。
・・・いつの間にか空は曇っている。今にも振り出しそうだ。
さっさと解決しよう・・・そう決意して、魔理沙は紅魔館の門へと降り立った。
・・・しかし、その門には・・・誰もいなかった。
「・・・まさかが的中するなんてな・・・これは覚悟しておくか」
後書き
壱符は紫からの手紙、そして「幻想絆」カードを託されるイベントで構成しました。
霊夢はカードにほとんど触ったことのない超が付くほどの初心者であり、それを針妙丸がカバーするという立ち位置とすることにしました。
肝心の針妙丸も、ルールを理解している以外はほとんど霊夢と変わらないのですが。
さて、次回はいよいよデュエルが始まります。
お相手は・・・早速紅い館のトップとなります。では、次回をお待ちくださいな。
現象について話し合うべく3人が参道に集まると・・・。
唐突に、霊夢の手の中に封筒のような物が現れた。
「・・・なにこれ?手紙?」
「にしては少々分厚くないか?誰からだよ」
「というより、いきなり出現したのはなぜでしょう・・・」
仮に妖怪がけしかけた罠だったとしても、異変解決に慣れている3人が揃うこの状況。大抵の事態になら即座に対応できる。
警戒はしつつ、霊夢は封を開く。
そしてその中を覗き込むと・・・。
「・・・これは・・・カードかなにかの束・・・?
一応手紙もあるけど、本当になんなのこれ?」
「カードの束も気になるが、まずは手紙だな。読んでみてくれよ」
「そうね・・・じゃあ早速」
霊夢は手紙を中から取り出し、広げる。
最初の行に、手紙を書いた主の名前が書かれていた。
その名は・・・「八雲紫」。
「・・・え?紫さん・・・ですか?
そりゃ紫さんが書いた手紙だって言うのなら唐突に表れたのも不思議じゃありませんが・・・でもどうして手紙なんかを?」
八雲紫・・・幻想郷を創り上げた大妖怪。
その能力は幻想郷最強と言われる境界を操る程度の能力。
普段から掴みどころのない性格をしているが、幻想郷を愛する心は本物であり、万一幻想郷を脅かそうものがいるのなら容赦はしない面も持ち合わせる。
そんな彼女が送った手紙が何の意味も持たないはずがない。霊夢はそう思って手紙を読み始めた。
霊夢、あなたがこの手紙を読んでいるということは、この幻想郷に危機が訪れているということ。
この手紙はそれが起こった時、博麗神社に届くよう用意しておいたものよ。
ひょっとしたら、その危機にあなたはまだ気づかないかもしれない。だからこそそれを予感してこの手紙を書いたわ。
心して読みなさい。幻想郷にどのような危機が訪れているのか。
デュエルモンスターズがこの幻想郷に入ってきてから、既に半年。
私は幻想郷各地で、封筒の中に入れてあるカードを見つけたわ。
まずはそれを見てみなさい。おそらく驚くことでしょう。
霊夢は封筒の中から慎重にカードの束を取り出す。
取り出して最初に見たカード・・・それは、霊夢が思わず言葉を失うようなものであった。
「・・・!?」
「ほうほう、『幻想絆・霊夢』か・・・は?なんでお前と同じ姿のイラストや名前がカードになってるんだよ!?」
「いやいや、霊夢さんだけじゃありませんよ!
ほら、『幻想絆・魔理沙』とか、『幻想絆・早苗』!あと『幻想絆・華扇』まで!
どうなってるんです!?なんで私たちのカードが出ているのかっていうのもそうですが、どうしてそれが拾える状態になってたんですか!?」
「・・・続きを読むわよ」
あなたが見たそれらのカードは、「幻想絆」というカテゴリで括られたカード群。
元となったのは、見ればわかるとおり私たち幻想郷の住民たち。
何故これらが存在するのか・・・その理由は調査中。この手紙を書く前から調査を行っているのだけど、おそらく手紙が届いてからもまだ調査をしていることでしょう。
ただ、一つだけわかること・・・これらのカードの存在が、幻想郷内の全てのデュエルモンスターズカードに影響を与えるということ。
影響を与えられるだけの力が込められていて・・・この枚数だけならまだ問題は無いのだけど、さらに多くのカードが出現すれば、おそらく決闘陣のシステムを書き換えるくらいの影響を与えるでしょう。
単なるカードゲームがある程度力を使えるような者にも使える一種の「武器」になってしまったら・・・幻想郷の秩序に問題が発生することになる。
そのうえ、この「幻想絆」のカードだけど・・・こうして回収した分はともかく、他のカードについては持ち主に悪影響を与える作用があることも判明したわ。
悪影響を失くす方法は一つ。こちらも「幻想絆」カードを使ってデュエルに勝利し、それを回収するほかない。
デュエルモンスターズに興味を持たなかったあなただけど、今回は嫌でもやってもらうしかないわ。
私は調査や対策のために動くことができない。だからあなたや他の住民たちに協力してもらうしかない。そのあたりは理解してもらいたい。博麗の巫女でもあるわけだしね。
この異変、放っておけば確実に幻想郷が無事では済まなくなる。だから必ず解決しなければならない。
頼んだわよ、霊夢。
追伸:他の住民たちにも協力してもらうとは言ったけど、複数枚存在するカードは最大3枚までしかないのよね。
「幻想絆」カードはルール上、デッキに1枚しか入れられない。ゆえに3枚存在するカードの1枚、「幻想絆・小鈴」は3枚入れることができないのよ。
だからあなたを含め、3人に解決を行ってもらうことになるわね。
そのうち、何かしらのバックアップを行うからどうにか頑張ってちょうだい。
「異変・・・」
この手紙を開いてから、薄々感じてはいたが・・・やはりというべきか、異変のようである。
しかも、デュエルモンスターズが関わる物・・・普段とは大きく異なる解決方法だ。
「・・・よし、これを機に早速始めることにしようぜ!」
「うぇー?面倒くさいわねぇ・・・」
嫌な顔をしつつ、神社の縁側へと移動してカードの束を広げる霊夢。
「幻想絆」カードはそれなりの枚数が揃っている。補助を行うための魔法、罠は当然3枚存在し、モンスターカードに関しても、「幻想絆・小鈴」や「幻想絆・阿求」といったカードは3枚存在している模様。1枚のみなのは「幻想絆・霊夢」等だ。
3人で相談した結果、3枚ずつ存在するカードは当然1枚ずつ分け、1枚のみのカードは、まずそれぞれのイラストが描かれているカードをそれぞれが受け取り、残りは霊夢が初心者であることを考えて分配することとなった。
一通り分けたあとは、それをもとにデッキを構築することに。
とはいっても、「幻想絆」カードがまだ少ないため、碌にそれを中心としたデッキは作れない。
なので魔理沙と早苗はそれぞれが元々持っていたデッキに合うよう調整を行うこととした。
問題は霊夢にデッキが存在しないこと。
デッキ構築のセオリーがまだわからない霊夢にそのあたりをしっかり教え込まないといけないのだが、先ほどの手紙の内容から察するに、この異変はできる限り早く解決したほうがいい様子。
なのでできることなら魔理沙と早苗は早速向かいたいところだが・・・霊夢の面倒を見ることができないのは正直きつい。
紫もなんで指導役を用意しなかったんだと二人が愚痴ろうとしていた矢先、部屋の奥から小さい何かがトコトコと走ってくる。
赤色の和服を着て、薄紫の髪にお椀を被ったそれは・・・ちゃんと人の形をしている。
「霊夢のデッキなら私に任せてよ。興味出て私もルール覚え始めたし」
「針妙丸か・・・大丈夫か?」
ぴょこぴょこ跳ねつつしゃべるそれは、「少名針妙丸」。
種族は小人。元々はもう少し大きかったのだが、ある影響からさらに小さくなり、およそ20cmほどの身長となってしまったのである。
元に戻るまでこうして霊夢に保護してもらう立場なのである。
「とりあえずどんなカードが強いとか、どんなカードが使いづらいとかはわかるようになったし、霊夢一人で作るよりはマシだと思うよ?」
「まあ、確かにそうですね・・・急がなければならないのは確かですし、ここは任せることとしましょう。魔理沙さん、デッキの方は大丈夫ですか?」
「今の状態だと異物をぶち込むようなもんだから不安なんだが・・・ひとまずは大丈夫だろう。
じゃあ霊夢、まず私は紅魔館の方から回ってみる」
「では私は妖怪の山を探索します。何かあったら博麗神社でいいですか?」
「構わないわよ。私はデッキができたら永遠亭あたりに行ってみることにするわ」
「じゃあ針妙丸、霊夢のこと頼んだぜ」
「任せなさい!」
そう言って魔理沙は箒に跨って神社を飛び立つ。
早苗も風に乗って飛び上がり、その場を去った。
残されたのは、初心者霊夢と、駆け出し針妙丸だけである。
「じゃあ作ろう!どんなデッキにしようかなぁ・・・」
「・・・私も作るんだけどね?滅茶苦茶なのにしないでよ・・・?」
霧の湖に浮かぶ紅い館、紅魔館。
そこに住まうは永遠に幼い紅い月の吸血鬼。
まさか・・・と思いつつも、霧雨魔理沙はそこに向かった。
・・・いつの間にか空は曇っている。今にも振り出しそうだ。
さっさと解決しよう・・・そう決意して、魔理沙は紅魔館の門へと降り立った。
・・・しかし、その門には・・・誰もいなかった。
「・・・まさかが的中するなんてな・・・これは覚悟しておくか」
後書き
壱符は紫からの手紙、そして「幻想絆」カードを託されるイベントで構成しました。
霊夢はカードにほとんど触ったことのない超が付くほどの初心者であり、それを針妙丸がカバーするという立ち位置とすることにしました。
肝心の針妙丸も、ルールを理解している以外はほとんど霊夢と変わらないのですが。
さて、次回はいよいよデュエルが始まります。
お相手は・・・早速紅い館のトップとなります。では、次回をお待ちくださいな。
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ツバサ
コメントのテストです。 (2014-11-25 22:40)
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