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HOME > 遊戯王SS一覧 > 3:いざ、異大陸へ

3:いざ、異大陸へ 作:ヒラーズ

あれから数時間、俺はハルたちを公国に残し、探索船の中で出航の時を待っていた。

「……」

正直、退屈っちゃあ退屈だが…。

「あ」

そう言えば、行く前にレクス様にデッキを支給されたんだったんだっけ?それもチェックするか。
俺は物資の箱を開け、デッキを取り出す。

「どんなデッキかな?」
ぺらりとカードをめくる。その時、出航の笛が鳴り響いた。

「もう時間か」

デッキを見る前に、俺は船首甲板に出て外の様子を見る。
すると船の近くでハルとセージが手を振っていた。

「陸也さーん!行ってらっしゃーい!」
「気を付けてくださいねー!」

元気の良い見送りが来たもんだ。俺も言い返しておくか。

「おう!ちゃんと帰ってくるぜ!いい子で待ってろよ!」

随分と明るい船旅になりそうだ。そういえばこういう見送りされるの初めてだ。
正直……嬉しい。





















しばらくして船内。
俺は自室で支給されたカードを確認しながら、目標地点に到達する事を待ちわびていた。

「ふーん。暗黒界デッキねぇ……」

どうやら渡されたデッキは暗黒界という悪魔族主体のデッキだ。
だがところどころ別の悪魔族が入ってるから、カスタマイズ可能な支給デッキみたいなものだろう。

「ふむ、結界通路もあるし、転生の予言もある。ヘルポエマーは抜いた方が良いな」

他にもカース・ネクロフィアとか新作のカードが使われてるな。こりゃあ事故防止のカードも必要かもしれんな。

「それにしても……眠いな」

寝る必要のない俺が眠たくなるのもなんだ。とりあえず目標地点に着くまで寝てるか。

「……」

だが俺は感じていた。この先に存在する謎の存在を。
その正体が気になり始めていたのか、少しだけ目を開ける。

「…?」

何もない?気のせいか?まぁいい寝てよう。
俺はぐっすりと眠りに落ちたとたん、それは俺の前に現れる。



—————やっと見つけた。




————―救世主が…。






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