大会に立つ通常使い　作：パシフィスの人

「いよいよだな。」

「そうね、こんなちっぽけな大会　今のあなたなら楽勝よ。さっさと優勝して社を直しなさい！」

「そうだな　今ならプロ以外に負ける気はしないぜ。」

「そこはプロにも勝てるって言ってほしかったわ。」


そんな軽口をたたきながら俺は会場に向かう


「すごい人ね。これだけ見る人がいるなら、煌の力を世に示すチャンスだわ。」

「目立つのは好きじゃないんだけどな。」

「目立ってもらわないと困るわ。そうじゃないと参拝客が増えないもの。」

「俺を使って宣伝する気か？」

「お参りしたら大会優勝、参拝客を呼び込むならそれくらいのご利益の1つは作らないと。」

「神事関係者がそんなことを言っていいのかよ。」

「伝説やご利益が始まったのが1000年昔でも今でも関係ないわ。だいたいでっちあげだもの。」

「めちゃくちゃ関係あると思うんですけどねぇ！」


そんなことを話してるうちに大会会場につく


「トーナメント表が貼られているわ　見てみたら？」

「そうだな。見てみるか」


1回戦目　『閃刃　麗華』（せんじん　れいか）VS『水堂　遊現』（すいどう　ゆうげん）


おいこの一回戦目の　水堂　遊現　ってだれだよ？

知らね無名じゃね？

しっかし相手があの　閃刃　麗華　とはこいつもついてないね。1回戦は閃刃だとして2回戦はどうなる？

んーそうだなー


「誰も私たちが勝つと思ってないらしいわよ。」

「そりゃそうだろあっちは有名人おれは無名だ　しかたない。」

「だけど、ここで勝てば知名度大幅アップよチャンスだわ。」

「金につながるんだったら目立つのは我慢するか。」


そして大会が始まる・・・


「おっまたせしましたー！　！　！　これより神崎プロ主催決闘大会を始めます！」

！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　！　

「実況　解説はわたくし美少女実況者『升川　レーナ』（ますかわ　れーな）と！』

「この私『神崎　拳地』（かんざき　けんじ）です。今日はよろしくお願いします。」

「ありがとうございます！　それではさっそく行ってみましょう！」

「一回戦第一試合　『閃刃　麗華』VS『水堂　遊現』！」

「閃刃選手はジュニア時代から大会上位の常連ですからね。今回の優勝候補でもあります」

「対する水堂選手は大会の出場履歴一切なし！正体不明のダークホースだぁぁぁ！」

「どのような試合をするかとても楽しみです。」


俺がデュエルフィールドに立つと・・・


「ふぅんあなたが　水堂　遊現　？　さえない顔ねチャチャっと倒してあげるわ。」

「あいにくこちとら優勝するつもりで、来てるんだ。そっちこそチャチャっと倒されないでくれよ？」

「生意気！私を誰だと思ってるのかしら。身の程を教えてあげるわ。」


そう言って相手は決闘版を構える


「生意気なのはお互い様ね・・・そんな女とっとと倒して知名度にしちゃいなさい！」

「そうだな」


「そっちこそ新人相手に無様に負けないでくれよ。」


そう言い俺も決闘版を構える


「両者準備ができたようですね！　それでは決闘開始っ！」


「「決闘」」


遊現LP8000　麗華LP8000















作者裏話

名前だけで元ネタや使用デッキが察せた君はすごいぞ！