始まったカウントダウンと１つの墓石　作：シュンＰ

零「レベル４カンヒャとプラニンにレベル１ニースをチューニング！童が団結した時、王国が造られる」
４＋４＋１＝９
零「シンクロ召喚！築かれろ！娯児面子　サンドランド！」
娯児面子　サンドランド　地属性　悪魔族　シンクロ　Ｐ　星９　ＡＴＫ０　ＤＥＦ３０００
フィールドから砂の城がせり出てくる
竣（おいおい、１ターン目から守備力３０００かよ…）
零「守備表示よ。尚シンクロ素材になったモンスターは全てペンデュラムモンスターだからエクストラデッキに戻るわ」
娯児　プラニン　娯児　カンヒャ　娯児　ニース→エクストラデッキ
零「カードを１枚伏せてターンエンドよ」
アボーン　手札４
竣　手札４　フィールド　夢幻不死者　バイオ
零　手札１　フィールド　娯児面子　サンドランド

アボーン「私のターン、ドロー。私は、終焉のカウントダウンを発動します。ライフを２０００払って私は２０ターン後にデュエルに勝利します」
アボーンの上に２０個の火の玉が現れる
アボーン　ＬＰ　８０００→６０００
アボーン「さて、私のライフが２０００減ったので質問に２つお答えします」
竣「じゃあ、なんで俺達が白紙のカードを持っているのを知っていたんだ？」
アボーン「テン様が貴方のデッキを頂くときにデュエルディスクに盗聴器を仕掛けたようです。何か怪しい動きをされても困るということで」
竣は自分のデュエルディスクを調べる
竣「有った。これだな」
パチンッ　ガシャッ
竣は黒い小さな装置を床に落として踏み潰す
零「次は私からよ。なぜ私達を不死の神とか災いの神って呼んだの？」
アボーン「そのままです。貴方達が不死の神、災いの神となることを危惧してのことです。カードカー・Ｄを召喚。効果でリリースして２ドロー。ターン終了です」
火の玉が一つ消える
終焉のカウントダウン　残り１９ターン
竣「質問タイムは終了かよ。俺のターン、ドロー。もう１体、夢幻不死者　バイオを召喚。１体目のバイオでダイレクトアタック」
夢幻不死者　バイオ　ＡＴＫ１７００　直接攻撃
アボーン「そうはさせません、手札の速攻のかかしを捨てることで、攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させます」
竣「ターンエンドだ」
終焉のカウントダウン　残り１８ターン
零（おそらく相手は攻撃してこないはず。そしたらサンドランドは意味をなさない。何とかしないと…）
零「私のターン、ドロー」
アボーン（さて、この状況どうするのですか？）
零（手札が悪い！ハロウでデッキからサーチできるけど、このテーマは高火力な奴がいないみたいだし…）
零「ターンエンドよ」
終焉のカウントダウン　残り１７ターン
アボーン　手札４
竣　手札４　フィールド　夢幻不死者　バイオ×２
零　手札２　フィールド　娯児面子　サンドランド
アボーン「私のターン、ドロー。カードを１枚伏せてターンエンドです」
竣「俺のターン、ドロー」
零「頼むわよ、竣。アンタに懸かってんだからね」
零は小さな声で呟く
竣「そういうこと言っていいのかよ…。俺は手札から、強欲で貪欲な壺を発動する！」
フィールドに巨大な２つの顔を持った壺が現れる
アボーン「デッキを大量に失う代わりに手札が補充できるカードですか。面白い」
竣「デッキトップ１０枚を除外して２枚ドローだ！」
竣のデッキの上から１０枚のカードが壺の中に吸い込まれ、壺は２枚のカードを吐き出し、竣の手札に加えられる
手に入れたカードを見て、竣はクスッと笑った
竣「来たか…、融合を発動！俺は手札にある夢幻不死者　デンジャラス３体で融合する！」
フィールドに３体のゾンビが現れ、地に沈んでいく
竣「融合召喚！復活せよ、夢幻不死者　マイティデンジャラス！」
夢幻不死者　マイチィデンジャラス　闇属性　アンデッド族　融合　ＡＴＫ１５００　ＤＥＦ１０００
零「遂に切り札の御出ましってわけね…ってあれ！？」
アボーン「こ、これは一体…」
いつも冷静なアボーンでさえも焦ってしまう物、それは…















１つの墓石だった

零「お、お墓だ…」