6 デュエルをやってみよう 後編4　作：カツカツ

涼太「バトルだ！ダスクユートピアガイで、ヴァレルロード・ドラゴンを攻撃！このデュエル、もらったーーッ！」

攻撃:Ｄ－ＨＥＲＯ ダスクユートピアガイ 攻4000vsヴァレルロード・ドラゴン攻力3000

遊輝「ヴァレルロードの効果発動！フィールド上のモンスターの攻撃力を500ポイント下げる！」
涼太「500ポイント下げるだけで何になるんだーッ！まだダスクユートピアガイの攻撃力はお前のヴァレルロードを上回っているぞー！」
遊輝「そんなことは知っているさ…。誰がお前のモンスターの攻撃力を無駄に下げるんだ。俺が対象にとるのは、マグナヴァレット・ドラゴン！」
涼太「自分のモンスターを対象に！？何をするんだ！？」
遊輝「言っただろ。俺は銃を用意すると…そして今弾丸は装填された！ヴァレットモンスターは、自身がリンクモンスターの効果の対象となった時、それをトリガーに自身を破壊することで、固有の効果を発揮する！」

墓地へ:マグナヴァレット・ドラゴン

遊輝「マグナヴァレット・ドラゴンは、自身を破壊した時、相手フィールドのモンスター１体を墓地へ送る！ アンチ・エネミー・ヴァレット！」
涼太「無駄だァ！ダスクユートピアガイは破壊されないと言っているだろォ！」
遊輝「話を聞いていたのか。『破壊』じゃない…『墓地へ送る』だ…。よってマグナヴァレットの弾丸はその耐性をすり抜ける。」
涼太「な、なんだってぇ〜！？」

墓地へ:Ｄ－ＨＥＲＯ ダスクユートピアガイ

〈ダスクユートピアガイがフィールドから離れたのでバトル中止〉

涼太「お…俺の切り札が…くっ、ターンエンド…。」
遊輝「ターン終了時、破壊されたマグナヴァレットの効果、デッキからメタルヴァレット・ドラゴンを特殊召喚。」

SS:メタルヴァレット・ドラゴン

遊輝「わかっただろ、これが俺の本気さ。俺のターン、ドロー。手札から装備魔法 巨大化をヴァレルロードに装備、俺の方がライフが低いので攻撃力は倍になる。さらに罠発動 タクティカル・エクスチェンバー。自分フィールドのモンスター１体を破壊し、デッキからヴァレットモンスターを特殊召喚する。俺はメタルヴァレット・ドラゴンを破壊し、デッキからマグナヴァレット・ドラゴンを特殊召喚する。リボルブート・セクターの効果でヴァレットモンスターは攻撃力が300アップしている。」

墓地へ:メタルヴァレット・ドラゴン

SS:マグナヴァレット・ドラゴン

遊輝「バトルだ。ヴァレルロード、ダイレクトアタック。」

涼太LP8000→2000

遊輝「とどめだ、マグナヴァレット・ドラゴンで、ダイレクトアタック。」

涼太LP:2000→0

涼太「うわー、負けちまったぜ…。」
遊輝「そんなに落ち込むなよ。あのデッキは多分お前に合ってなかったんだ、お前に合うカードは、きっといっぱいあるぜ。」
涼太「遊輝…。よーし！優子さん！ショーケース案内してくれ！きっと遊輝に勝てるデッキ、作るからさぁ！」
優子「はいはいー」
遊輝「待ってるぞ涼太。お前と、本気のデュエルを出来る時をな！」
涼太「ああ！次は負けねぇ！」
〜つづく〜