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第1話:デュエルモンスターズ! 作:ヴェノミヤ
カーン、カーン
金属音がなり響く。
少年「やべぇ!」
少年は廊下を全速前進していた。
少年「よっしゃー!セーフ!」
少年は木製のドアを行きよいよく開き、教室へ滑り込む。そして教室の空気は重かった
少年「あれ?」
先生「遊牙、遅刻だぞ」
少年(遊牙)「げっ!」
先生「遊牙、いつになったらお前は遅刻がなくなるんだ」
先生は頭を抱えながら呆れたように言う
遊牙「う、う~」
先生「まぁいい、今日は転校生が来るから、早く席に付け」
遊牙「は~い」
遊牙はこの小さい村、巨竜村に住んでいる。そしてこのボロボロな学校、通称ボロ校に通っていていつも遅刻をしている。この村では人々が助け合って生きている、とてもいい村だ。
先生「それにしても遅いなぁ。おい、遊牙」
遊牙「何ですか先生?」
先生「もしかしたら道に迷っているかもしれないから探しに行ってくれないか?」
遊牙「な、なんで俺が?」
先生「遅刻したろ?それとも、いつものように・・・」
遊牙「わ、わかったよ、見に行けばいいんだろ!」
先生「はぁ・・・」
先生はため息をついて遊牙を見送った
巨竜村
~村外れの森~
???「・・・こんなところか・・・」
遊牙「?おい、お前こんなところで何してんだよ」
???「!?だれ?」
そこにいたのは黄色い髪をした右目が青、左目が赤のオッドアイの少年だった
遊牙「俺は紅鬼 遊牙だ、お前は?」
オッドアイの少年「そんなことよりデュエルしようよ!さっき組んでみたんだ!ね?ね?」
遊牙「だからまずは名前を名のれって!」
オッドアイの少年「あ、ごめん!僕は紅鳴!デュエルしようよ!」
遊牙「ところでお前の言っているデュエルってなんだよ!」
紅鳴「え?知らないの?」
遊牙「とにかくお前、転校生か?」
紅鳴「え?あ、そうだけど」
遊牙「じゃぁ行くぞ!」
紅鳴「え、あ、えぇ!」
遊牙は紅鳴を背負って全速前進した。
ボロ校
~教室~
遊牙「先生!連れてきたぞ!」
紅鳴「う、うわぁ!」
遊牙は紅鳴を乱暴に教室へ投げ込んだ
先生「えぇ!」
紅鳴「いたた・・・」
先生「だ、大丈夫?こら!遊牙くん!」
遊牙「な、なんだよ?」
先生「ちょっと職員室に来てもらおうか!お前らは自習でもやっとけ!」
お前ら「はーい」
遊牙「ちょっ!先生痛い痛い!」
遊牙は先生によって引きづられながら退場させられた
先生がいなくなったあと、生徒たちは自習などせずに騒ぎ出した
生徒1「ざまぁねぇな!遊牙のやつ!」
生徒2「マジおもれぇ!」
生徒3「おい!転校生!」
紅鳴「え?なに?」
生徒3「これなんだ?」
生徒3は紅鳴の腰に付けてあったデッキケースから出てきた1枚のカードを拾った
紅鳴「これはね!デュエルモンスターズって言うんだよ!」
生徒3「へぇ~、大事なものなのか?」
紅鳴「うん!そうだよ!」
生徒3「じゃぁ・・・これを破ったら怒るのかな?」
生徒3はカードを破ろうとする。
紅鳴「やめてよ!」
生徒2「させねぇよぉ!」
生徒1と生徒2は紅鳴を取り押さえた
生徒3「くくく・・・」
生徒3はだんだんと力を入れて破ろうとする
紅鳴「や、やめてってば!」
紅鳴は生徒1と生徒2を振り切ろうとしている。
生徒3「はっはっはぁ!」
ビリィィィ・・・
紅鳴「・・・」
生徒1・生徒2「・・・」
生徒3「・・・」
生徒4「あ~あ、破けちまったな・・・」
紅鳴「う、うわぁぁ!」
ついに破けてしまった・・・
そう・・・生徒3のズボンが・・・
生徒3「うぎゃぁぁぁ!!」
窓際に座っていた生徒4は立ち上がると一気に生徒3との間合いを詰め、生徒3の顔面を蹴飛ばした
生徒3「ふぎゅっ☆」
生徒4は生徒3の手から落ちたカードを拾い上げ、生徒1と生徒2を睨んだ
生徒1「ひぃぃ!」
生徒2「ぎゃぁ!」
生徒1と生徒2は紅鳴を放し、逃げ出した
生徒4「大丈夫か?」
紅鳴「ありがと!」
生徒4「俺の名は・・・カオスだ。お前、それ、デュエルモンスターズのカードだろ?俺も持っているんだ。デュエルしないか?」
紅鳴「うん!デュエルしよ!」
その頃
~職員室~
先生「遊牙くん!その反省文を書いたら戻ってきなさい!」
遊牙「ちぇ・・・めんどくせぇ・・・」
~廊下~
先生「まったく、遊牙くんのあの性格はどうにかならないかな・・・ん?」
教室から騒がしい声が・・・
先生「こらぁ!自習をしていろと・・・」
生徒1「先生!カオスのやろうが!」
生徒2「佐々木(生徒3)がぁ!」
先生「どうした!?」
先生はボロボロな佐々木に駆け寄った
佐々木「せ、先生、カオスが・・・ゲホッ」
先生「こらカオス!・・・」
カオスは紅鳴とデュエルをしていた
カオス「よし、サキュバス・ナイトでホーリー・ドールを攻撃、キャノン・ソルジャーでプレイヤーへダイレクトアタック、キャノン・ソルジャーの効果でサキュバス・ナイトリリースして500ダメージな」
紅鳴「・・・あぁ!またまけたぁ!ねぇねぇ!もう1っかい!」
カオス「あぁ、何回でもいいぞ」
先生「デュエルモンスターズ・・・・」
カオス「?先生も知ってたのか?」
先生「ふふん!これでも先生は巨竜村で一番強いデュエリストなんですから!」
紅鳴「へぇ!じゃぁ先生!デュエルしましょう!」
先生「いいですよ!そのかわり手加減はしません!」
生徒1・生徒2「・・・・」
カオス「ざまぁみろ・・・」
遊牙「よっしゃぁ!終わったぜぇ!」
遊牙は急いで教室へ戻ってきた
先生「ファイヤー・ウイング・ペガサスで攻撃!」
紅鳴「あぁ~負けちゃった~」
先生「ははは先生は強いよ~!」
遊牙「・・・」
先生「あ、遊牙くん!君もデュエルモンスターズしてみないかい?」
遊牙「俺はいいよ、色々と忙しいしな!」
紅鳴「そう言わずに!ね?」
遊牙「いいって!」
カーン、カーン
先生「あ、皆!帰っていいよ」
紅鳴「遊牙くん!一緒に帰ろ!」
遊牙「すまん!おれ、忙しいから!じゃ!」
紅鳴「・・・」
カオス「あいつ、いつもアレなんだ。だからあまり気にすんな」
紅鳴「・・・うん」
~遊牙の家~
遊牙「ただいま!」
・・・
遊牙「母さん?」
家は静まり返っていた
遊牙「!!ゲホゲホッ」
むせ返るような血の匂い・・・
遊牙はその匂いがする方へ行った。そこには長い腕、かぎづめを持った奇妙な姿をした悪魔が人間を食べていた・・・
遊牙「・・・」
遊牙は恐怖で体が動かなくなってしまった
遊牙(何なんだあいつは!逃げなければ食われる!う、動けよ俺の体!動け!)
その時だった・・・
悪魔「モフェ・・・」
悪魔は遊牙を見た瞬間、不気味な笑みと共に大量のよだれを流し始めた・・・
遊牙「う、うわぁ!!!」
悪魔「モフェェ!!!」
悪魔は遊牙へ飛びつこうとした・・・その時
巫女「いけ!サンダー・ドラゴン!」
サンダー・ドラゴン「グオォォォ!」
悪魔「モフェェ!!」
サンダー・ドラゴンは悪魔の胴体を噛みちぎり、捕食した。
遊牙「はぁはぁはぁ」
巫女「大丈夫か!」
駆け寄る巫女
遊牙「・・・うぷ・・・」
・・・
巫女「大丈夫じゃなさそうね」
紅鳴「遊牙大丈夫?」
遊牙「・・・母さんは!?」
そう言って遊牙は気絶した・・・
金属音がなり響く。
少年「やべぇ!」
少年は廊下を全速前進していた。
少年「よっしゃー!セーフ!」
少年は木製のドアを行きよいよく開き、教室へ滑り込む。そして教室の空気は重かった
少年「あれ?」
先生「遊牙、遅刻だぞ」
少年(遊牙)「げっ!」
先生「遊牙、いつになったらお前は遅刻がなくなるんだ」
先生は頭を抱えながら呆れたように言う
遊牙「う、う~」
先生「まぁいい、今日は転校生が来るから、早く席に付け」
遊牙「は~い」
遊牙はこの小さい村、巨竜村に住んでいる。そしてこのボロボロな学校、通称ボロ校に通っていていつも遅刻をしている。この村では人々が助け合って生きている、とてもいい村だ。
先生「それにしても遅いなぁ。おい、遊牙」
遊牙「何ですか先生?」
先生「もしかしたら道に迷っているかもしれないから探しに行ってくれないか?」
遊牙「な、なんで俺が?」
先生「遅刻したろ?それとも、いつものように・・・」
遊牙「わ、わかったよ、見に行けばいいんだろ!」
先生「はぁ・・・」
先生はため息をついて遊牙を見送った
巨竜村
~村外れの森~
???「・・・こんなところか・・・」
遊牙「?おい、お前こんなところで何してんだよ」
???「!?だれ?」
そこにいたのは黄色い髪をした右目が青、左目が赤のオッドアイの少年だった
遊牙「俺は紅鬼 遊牙だ、お前は?」
オッドアイの少年「そんなことよりデュエルしようよ!さっき組んでみたんだ!ね?ね?」
遊牙「だからまずは名前を名のれって!」
オッドアイの少年「あ、ごめん!僕は紅鳴!デュエルしようよ!」
遊牙「ところでお前の言っているデュエルってなんだよ!」
紅鳴「え?知らないの?」
遊牙「とにかくお前、転校生か?」
紅鳴「え?あ、そうだけど」
遊牙「じゃぁ行くぞ!」
紅鳴「え、あ、えぇ!」
遊牙は紅鳴を背負って全速前進した。
ボロ校
~教室~
遊牙「先生!連れてきたぞ!」
紅鳴「う、うわぁ!」
遊牙は紅鳴を乱暴に教室へ投げ込んだ
先生「えぇ!」
紅鳴「いたた・・・」
先生「だ、大丈夫?こら!遊牙くん!」
遊牙「な、なんだよ?」
先生「ちょっと職員室に来てもらおうか!お前らは自習でもやっとけ!」
お前ら「はーい」
遊牙「ちょっ!先生痛い痛い!」
遊牙は先生によって引きづられながら退場させられた
先生がいなくなったあと、生徒たちは自習などせずに騒ぎ出した
生徒1「ざまぁねぇな!遊牙のやつ!」
生徒2「マジおもれぇ!」
生徒3「おい!転校生!」
紅鳴「え?なに?」
生徒3「これなんだ?」
生徒3は紅鳴の腰に付けてあったデッキケースから出てきた1枚のカードを拾った
紅鳴「これはね!デュエルモンスターズって言うんだよ!」
生徒3「へぇ~、大事なものなのか?」
紅鳴「うん!そうだよ!」
生徒3「じゃぁ・・・これを破ったら怒るのかな?」
生徒3はカードを破ろうとする。
紅鳴「やめてよ!」
生徒2「させねぇよぉ!」
生徒1と生徒2は紅鳴を取り押さえた
生徒3「くくく・・・」
生徒3はだんだんと力を入れて破ろうとする
紅鳴「や、やめてってば!」
紅鳴は生徒1と生徒2を振り切ろうとしている。
生徒3「はっはっはぁ!」
ビリィィィ・・・
紅鳴「・・・」
生徒1・生徒2「・・・」
生徒3「・・・」
生徒4「あ~あ、破けちまったな・・・」
紅鳴「う、うわぁぁ!」
ついに破けてしまった・・・
そう・・・生徒3のズボンが・・・
生徒3「うぎゃぁぁぁ!!」
窓際に座っていた生徒4は立ち上がると一気に生徒3との間合いを詰め、生徒3の顔面を蹴飛ばした
生徒3「ふぎゅっ☆」
生徒4は生徒3の手から落ちたカードを拾い上げ、生徒1と生徒2を睨んだ
生徒1「ひぃぃ!」
生徒2「ぎゃぁ!」
生徒1と生徒2は紅鳴を放し、逃げ出した
生徒4「大丈夫か?」
紅鳴「ありがと!」
生徒4「俺の名は・・・カオスだ。お前、それ、デュエルモンスターズのカードだろ?俺も持っているんだ。デュエルしないか?」
紅鳴「うん!デュエルしよ!」
その頃
~職員室~
先生「遊牙くん!その反省文を書いたら戻ってきなさい!」
遊牙「ちぇ・・・めんどくせぇ・・・」
~廊下~
先生「まったく、遊牙くんのあの性格はどうにかならないかな・・・ん?」
教室から騒がしい声が・・・
先生「こらぁ!自習をしていろと・・・」
生徒1「先生!カオスのやろうが!」
生徒2「佐々木(生徒3)がぁ!」
先生「どうした!?」
先生はボロボロな佐々木に駆け寄った
佐々木「せ、先生、カオスが・・・ゲホッ」
先生「こらカオス!・・・」
カオスは紅鳴とデュエルをしていた
カオス「よし、サキュバス・ナイトでホーリー・ドールを攻撃、キャノン・ソルジャーでプレイヤーへダイレクトアタック、キャノン・ソルジャーの効果でサキュバス・ナイトリリースして500ダメージな」
紅鳴「・・・あぁ!またまけたぁ!ねぇねぇ!もう1っかい!」
カオス「あぁ、何回でもいいぞ」
先生「デュエルモンスターズ・・・・」
カオス「?先生も知ってたのか?」
先生「ふふん!これでも先生は巨竜村で一番強いデュエリストなんですから!」
紅鳴「へぇ!じゃぁ先生!デュエルしましょう!」
先生「いいですよ!そのかわり手加減はしません!」
生徒1・生徒2「・・・・」
カオス「ざまぁみろ・・・」
遊牙「よっしゃぁ!終わったぜぇ!」
遊牙は急いで教室へ戻ってきた
先生「ファイヤー・ウイング・ペガサスで攻撃!」
紅鳴「あぁ~負けちゃった~」
先生「ははは先生は強いよ~!」
遊牙「・・・」
先生「あ、遊牙くん!君もデュエルモンスターズしてみないかい?」
遊牙「俺はいいよ、色々と忙しいしな!」
紅鳴「そう言わずに!ね?」
遊牙「いいって!」
カーン、カーン
先生「あ、皆!帰っていいよ」
紅鳴「遊牙くん!一緒に帰ろ!」
遊牙「すまん!おれ、忙しいから!じゃ!」
紅鳴「・・・」
カオス「あいつ、いつもアレなんだ。だからあまり気にすんな」
紅鳴「・・・うん」
~遊牙の家~
遊牙「ただいま!」
・・・
遊牙「母さん?」
家は静まり返っていた
遊牙「!!ゲホゲホッ」
むせ返るような血の匂い・・・
遊牙はその匂いがする方へ行った。そこには長い腕、かぎづめを持った奇妙な姿をした悪魔が人間を食べていた・・・
遊牙「・・・」
遊牙は恐怖で体が動かなくなってしまった
遊牙(何なんだあいつは!逃げなければ食われる!う、動けよ俺の体!動け!)
その時だった・・・
悪魔「モフェ・・・」
悪魔は遊牙を見た瞬間、不気味な笑みと共に大量のよだれを流し始めた・・・
遊牙「う、うわぁ!!!」
悪魔「モフェェ!!!」
悪魔は遊牙へ飛びつこうとした・・・その時
巫女「いけ!サンダー・ドラゴン!」
サンダー・ドラゴン「グオォォォ!」
悪魔「モフェェ!!」
サンダー・ドラゴンは悪魔の胴体を噛みちぎり、捕食した。
遊牙「はぁはぁはぁ」
巫女「大丈夫か!」
駆け寄る巫女
遊牙「・・・うぷ・・・」
・・・
巫女「大丈夫じゃなさそうね」
紅鳴「遊牙大丈夫?」
遊牙「・・・母さんは!?」
そう言って遊牙は気絶した・・・
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