トロン「デュエル大会だって」　作：わたＶ

５月某日、アークライト家にて－

Ⅳ「デュエル大会だと…？」
トロン「うん。今度遠くの街で大規模なデュエル大会が行われるらしくてね。是非みんなで出ようと思って伝えたんだ」
Ｖ「デュエル大会など笑止。今はまだ私が動くときではない」
トロン「それと、Ｖにもたまには外に出てもらおうと思ってね」
Ⅳ「…同意だ。それは置いといて、いつの日にあるんだ？俺の仕事の日程とかぶってるかもしれないので一応聞かせてくれ」
トロン「うーん…６月２１日だね」
Ⅳ「ちっ…その日は大会への参加予定が入ってるな…残念だ。」
トロン「でも安心して。デュエル協会の方には僕が話を回しといたよ。それに君にはプロとしてこの大会に出てもらうことになってるからね」
Ⅳ「そうか…なら後で文句を言われる心配もないな。助かるぜ父さん」
トロン「後、優勝者は何でも一つ貰えるらしいんだ。後は何が言いたいか分かるね？Ⅲ、Ⅳ。」
Ｖ「な、何でも一つ貰える！？ならば…」
Ⅲ「兄様、あなたは何かよからぬことを考えているかもしれないけど…」
Ⅳ「俺たちが貰おうとしているのは…」

「「「お前の仕事だ！」」」
Ｖ「くうううぅぅぅ！」



同日、バリアン世界



ベクター「デュエル大会ねぇ…」
アリト「参加しようぜ！最近はろくに平和なデュエルもできてないし」
ギラグ「全員疲れてると思うしな。参加するのは十分ありだと思うぞ」
ベクター「俺はよからぬことができるなら大歓迎だぜ？ｗｗｗドルベ、ミザエル、お前らはどう思う？」
ドルベ「私は反対だ。今はそれよりもナンバーズの回収を急がねば…」
ベクター「だがドルベ、もし大会に参加すれば、ナッシュとメラグを見つけることができるかもしれないぜぇ？ｗｗｗもしあいつらが人間世界に飛ばされていたとしたら、この大会に参加していてもおかしくはないはずだろぉ？」
ドルベ「ナッシュか…そうだな、それもありえるかもしれない…ならば参加するとしよう」
ベクター「（実に単純だなｗｗｗ）おうおうそうだろうそうだろう？ｗｗじゃあそうと決まれば行くぞお前ら！」
ドルベ「ああ！行くぞミザエｒ…ミザエ･･･ﾙ…？」
アリト「ああミザエルならさっきカイトの家行くとかいってたぞ。大会の話で」
ドルベ「なっ…あの銀河眼厨め…」


同日、天城カイト宅
カイト「俺は大会に参加する。兄さんの雄姿をとくと見てくれハルトオオオオォォォ！」
ハルト「すぐ叫ぶ兄さんは嫌いだ…」
ミザエル「おいカイト、何を馬鹿らしいことをしている」
カイト「何者だ！…貴様は…ミザエル！？」
ミザエル「ああ。今日は貴様と決着をつけに、そして銀河眼について熱く語り合いに来た…と言いたいところだったのだが」
ミザエル「お前は、あの大会に参加するよな？」
カイト「勿論だ。」
ミザエル「ならいいんだ。それを確認しに来ただけだ。大会で会おう！」
カイト「なんだったんだ今のは…だがミザエル、お前…」

続く