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第四幕 ヒーローよ、立ち上がれ 作:名無しのゴーレム
「……分かりました。ありがとうございます。」
……ピッ。
やはり駄目か。警察を当てには出来ない。なら、どうすれば……
プルル、プルル……
「……もしもし。」
『拓人か!? 渚から聞いた。彩葉ちゃんが居なくなったんだって!?』
「……ああ。」
『探す当てはあるのか?』
「……いや、たぶん普通に探しても見つからないと思う。」
『……? どういう意味だ?』
「それは……」
義暁に昨夜の出来事を明かした。すべてを話し終えた後、義暁はゆっくりと言葉を紡ぐ。
『……実は、俺も昨日妙なことがあった。真っ暗な闇が、俺にデュエルを挑んできた。デュエルには勝ったが、去り際に意味深な言葉を出していた。器、とか……』
「器……? まさか。」
いや、そんなはずは……だが……
『……拓人。昨日からいろいろ調べていたら、この類いの事件を取り扱う専門家がいることが分かった。一緒に来ないか?』
「……分かった。すぐに行く。」
義暁と合流して、俺たちは専門家のところへと向かった。
「義暁、事前に話はつけてるんだな?」
「もちろん。大変興味深いからすぐに来てくれと言われている。……と、ここだな。」
目の前には小さな館。なるほど、オカルトの専門家にはぴったりだ。
ピーンポーン……
『……はい。どちら様ですか?』
「昨日電話した竜見だ。佐久間 遼(さくま りょう)は?」
『……師匠なら出掛けました。用件は俺が聞くように言われています。どうぞ、入ってください。』
声は幼い男子のものだが……大丈夫か?
「じゃあ、失礼するぞ。」
「…………」
「ようこそ。俺は佐久間 照(さくま てる)と申します。何の歓迎も出来ませんが、どうぞお寛ぎください。」
「どうも。竜見 義暁だ。」
「和泉 拓人だ。さっそく本題に入りたいが、君に話せばいいのか?」
「はい。話を聞き次第、師匠に連絡します。」
「その師匠はどこに? 急いできたつもりだったが、そちらにも急ぎの用事が?」
「師匠なら、竜見さんとの電話が終わり次第支度を整えてあなたたちの町に向かいました。」
「……ふぅん、行動が早いな。」
「……話を始めよう。」
「……分かりました。その旨、伝えておきます。」
「ありがとう。それでは俺たちは……」
ピピピピ…………
「すみません。……もしもし、師匠ですか。…………はい、はい。お客にはなんと…………分かりました。それでは。」
「師匠からの連絡か。なにかあったのか?」
「……あなたたちに伝言を頼まれました。この事件の真相、その一端が明らかになりました。」
「なに!?」
「……話してくれ。」
「はい。それでは……」
「まず、事件の原因から。1週間ほど前に、あなたたちの町で大きな火災があったのは知っていますか?」
「……そう言えば、そんなことがあったな。」
「……ん? ……それって、和希の家か!?」
「知っているのなら話が早い。師匠の調査によると、その家の夫婦は研究者で、ある実験を行っていました。その内容は……」
「異世界へのゲートを開くこと、だそうです。」
「……はぁ!?」
「……異世界だと?」
……話が跳躍しすぎだ。……いや、待てよ……
「……おい、義暁が言っていた闇ってのは、まさか……」
「お察しの通り、異世界からの侵略者、といったところでしょう。火災は実験の失敗により発生したもので、そのときに現れたのが竜見さんの言う闇、及び和泉さんの言う少女だと言うのが、師匠の見解です。」
「…………マジかよ。」
「……それと、彩葉が拐われたことに何の関係が?」
「……少女の方については不明ですが、闇は未だに肉体を得ていないと思われます。このままでは闇はいずれこの世界から姿を消すことでしょう。その前に、依代、つまり器を手に入れようとしているのかと。」
「……!! 彩葉は、器にされたって言うのか!?」
「……確かなことは言えませんが、まだ器にされたとは思えないそうです。もし闇が身体を得たなら、明らかな異常が町に現れるはずだが、今のところはそれは確認できないそうです。」
「……そうか。」
それなら、まだ取り返しがつくはずだ。
「ですが、楽観は出来ません。いずれは器を見つけるでしょう。……竜見さん、あなたは先ほど火災が起きた家の娘の名前を言っていましたね。」
「あ、ああ。和希がどうかしたのか?」
「師匠の推論ですが、今一番危険なのは彼女です。そもそも実験が成功したのはあの家庭に彼女がいたからではないか、と師匠は考えているそうです。」
「なっ!?」
「……現在、師匠が彼女の確保に向かっています。ですが間に合わないかもしれません。あなたたちの知り合いに、彼女の一時的な保護を頼める方はいますか?」
……いきなりそんなことを言われても……ん? 確か……
「……いた! 姉さんだ!」
「な、いきなり大声を出すな! びっくりしただろうが!」
「わ、悪い。姉さんは今ごろ彩葉を探しに町中を回っているはずだ。今、その子はどこに!?」
「和希なら、すずめのさえずりっていう孤児院にいるが……」
「よし、電話してみる!」
プルル、プルル、…………
頼む、出てくれ……
『……もしもし、たっくん? もしかして彩葉ちゃん、見つかった……』
「姉さん! 今どこにいる!?」
『え? 何よ急に。ええと……』
「近くにすずめのさえずりっていう孤児院はないか? そこに和希っていう女の子が居るはずだから、その子に会って欲しいんだ。」
『……へっ!? 和希ちゃん!? ……何があったの?』
「詳しい説明は後でする。とにかく今は、その子のところに行って、俺たちが着くまで見といてくれ。頼んだぞ!」
プツッ。 ふう、これで取り敢えずは大丈夫か……
「俺たちも行こう!」
「おう!」
早く姉さんと合流しようと、俺たちが外に出た、まさにそのときだった。
「……ヤア。マタアッタネ。」
「あれ、昨日のおじさんもいるんだ。」
「!! お前……!!」
目の前には見えないはずの、しかし確かにそこにある『闇』、そして昨夜の少女がいた。
「お前ら!! 彩葉をどこにやった!!」
「落ち着いてよ。この子、見えないの?」
少女が抱えていたものを見せつけてくる。な、あれは……!!
「彩葉!!」
「…………」
俺の呼び掛けにも、彩葉はピクリとも動かない。
「お前っ……!! 彩葉に何をした!!」
「落ち着いてって言ってるのが聞こえないの? この子は寝てるだけ。器になれなかったから、返しにきたの。」
「……なら、早く返せ。」
「アハハ、タダで返すわけないじゃん。この子を返す条件、それは……」
「……カワリニ、ワタシノウツワヲサガシテモラオウ。キノウノキミデモイイノダガネ。」
「……ハッ、誰が好き好んで自分の身体を差し出すかよ。」
「ナラバ、カズキトイウショウジョヲワタシテモラオウ。カノジョナラワタシノウツワニモウシブンナイ。」
「悪いが、それも出来ないな。」
「……ソウカネ。ナラバシカタナイ。ムリニデモコノショウジョニノリウツルシカナイ。」
「……テメェ、少しでも彩葉に変な真似してみろ、跡形も残さず叩き潰してやる。」
「ムリムリ、おじさんに私たちは倒せないよ。昨日のこと、忘れちゃった?」
「くっ……」
「……なら、俺たちとデュエルしようぜ。お前らが勝ったら俺の身体をくれてやる。だから俺たちが勝てば彩葉ちゃんを解放してここを去りな。」
「……義暁!?」
そんなの危険すぎる。万一負ければ……
「……拓人。お前は一度負けた相手にもう一度負けるようなやつなのか?」
「……そんなわけないだろ。でも……」
「でもなんてねぇよ。俺たちなら勝てる。そうだろ?」
「……お前、怖くないのか?」
「怖い? んなわけないだろ。なんたって俺は世界チャンピオン、お前は俺に後一歩まで迫った最強のチャレンジャーだぜ? それに、娘の前で負けるわけにはいかないよなぁ?」
「……当たり前だろ。」
俺の返事に、義暁はニヤリと笑った。
「こっちの意見は纏まったぜ。そっちはどうだ? お前ら、時間がないんだろう?」
「……シッテイルノカ。ナラバハナシガハヤイナ。」
「受けるよ。おじさんたちに負けるはずがないしね。」
「ハッ、よく言った! じゃあ始めようぜ! ルールはタッグデュエル、お互いのライフは2人共通で8000、フィールドも共有だ!」
「……リョウカイシタ。」
「オッケー。」
「…………」
「よし、それじゃ……」
「「「「デュエル!!」」」」
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