聖霊獣騎!　作：遊戯王初心者

「支度はこんなものね。出発するわよ。」
「はい!いきましょー!」
「私はペドルフィンをつれてくるから、森の入り口辺りまでいってて。」
「はい!」

「お待たせ。」
「いえいえ、、、ってあれ何ですかその大きな麻袋は?中身は何ですか?」
「ペドルフィンよ」
「え?」
「ペドルフィン。私の霊獣よ。」
「いや、知ってますよ、、、。ってえええ!?」
「こうしないと持ち運べないのよ。」
「大丈夫なんですか?死んだりしませんか?」
「聖霊獣はそんなにやわじゃないわ。」
「ええ、、、。」
「守備力2000よ?」
「どうゆうことですか、、、。」
妙に誇らしげだ。
「それに本人もこういうのあまり嫌いじゃないみたい。」
「え?どういうことですか?」
「ね?ペドルフィン」
「ああ。いい。ペドもっと引きずってくれ。ペド」
「、、、。」
「さあいくわよ。」
「、、、はい。」

「うわああ!森ってきれい!」
「ふふ。そうでしょ?」
「はい!空気も美味しいし、それに風が心地いいです!」
「ここはかつて、『ガスタ』という風の民が守っていた森なのよ。」
「へえ、、、。」
「で、この奥には『ナチュルの森』があって。そこには、、、。」
話している途中だった。
「みつけたわ!ウェン!」
誰かが飛んできた。
「あ、あなたは?!」
「我が名は『ミドラーシュ』!偉大なる影の力で、世界征服をするものよ!」
「なんですって?!」
「はいはい。茶番はここまででいいかしら?」
「あ、あなたねえ、、、。!今日こそ倒してやる!」
「なんなんですか?あの人?」
「変な力を使って変な人形を使って変な攻撃を仕掛けてくる変な魔法使いよ。」
「むきー!変変言うな!ぜったいにゆるさないわー!
　いけー!私のシャドールちゃんたち!」
すると、そこらじゅうの影からたくさんのモンスターが出てきた。

「シャドール(鳴き声)!」
「ひい!なにこれ?ミドラーシュさんには悪いけど気持ち悪い!」
「心の声が出てるわよー!むきー!」
「あ!」

「シャドール!」
「どうしましょう囲まれちゃいました、、、。」
「私に任せなさい、、、!」
するとウェンは杖を掲げた。すると杖は青い光を発し、麻袋からも同じ色の光が出た。

目覚めよ。精霊獣の力よ、、。
その大いなる大自然の力で、風、森、命を守りたまえ、、、!
騎乗!
「聖霊獣騎、、、ペドルフィン!」


「これが聖霊獣騎、、、って。」

「乗ってるのペドルフィンの方じゃない!」
というか担がれてる、、、。

「ふふふ。そう来ると思ったわ!やってしまいなさい!」
「シャドール!」
「ひー!」
「レラちゃん!伏せて!」
「ひっ!」
「ふん!」
ぶんっ!
「シャドール!?」
「ええ!?ペドルフィンって振り回して使うんですか?!」
「そうよ。でもこれは攻撃ではなく、防御よ。」
「は、はあ、、、。」
「怯むんじゃないよ!」
「シャドール!」
ペチペチ
「なんで?!ぜんぜん効かないわ!」
ペチペチ
「すごい、、、。一撃も攻撃が通らない!!」
「シャ、シャドール、、、。」
「くっ、、。シャドールが限界のようね、、、。戻りなさい!シャドールたち!!」
シューン
「覚えておきなさい!絶対に神聖樹までたどり着いてやるんあだから!」
そういって、飛んでいった。


「ウェン先輩!やりました!」
「ええ、やったわね。今のが聖霊獣騎よ。どう?」
「ハ、ハイ。スゴクｶｯｺｲｲﾃﾞｽ、、、。」
「分かりやすい感想ありがとう。」
「さ、さあ!きをとりなおして、精霊獣探しです!」

次回予告!
「精霊獣探しを続けるふたり。」
「そこへあのごきげんような生き物が、、、!」
「魚類は嫌だなあ」
「、、、。イルカは哺乳類よ。」