LOAD:03 偽りのロード　作：死霊王ドーハスーラ

前回のあらすじ
　豪波は我王とのデュエルで、究極のロード「マジシャンズ・クロード」をアドバンス召喚し、少しずつ勝利に近づいているように見える…が

　『本編』

豪波「セブンスパラディンに攻撃！「クロード・エレメンタル・マジック」！」

我王「フフフ…思ったよりはやるな…思ったよりは！トラップカード発動！「魔法の筒」発動！その攻撃を無効にし、マジシャンズ・クロードの攻撃力分のダメージを与える…！」

豪波「ぐあああぁぁぁ‼」　LP8000→4900

豪波「くッ…これでターンエンドだ…」

TURN:04　豪波:4900　我王:7700

　せっかく自分の流れが来ていたのに、その流れが一瞬で途絶えてしまったので、やはり我王のデュエルの実力が本物という事を再び実感させられた。

我王「俺様のターン！5枚ドローッ！カードを3枚伏せる！そしてセブンスパラディンの効果を発動！この効果の条件で光属性の「ロードスターの剣士」が墓地に送られた！つまり俺様の墓地の属性は3種類！つまり攻撃力は1200アップ!なので攻撃力は4100！お前は敗北感でも味わってろ！セブンスパラディンで「マジシャンズ・クロード」に攻撃！「七・魔・導・烈・波・斬」！ッ」

豪波「ぐああぁぁぁぁ！」　LP4900→3900

我王「ターンエンドだ…！このターンはこれくらいにしてやるよ！さぁ！最強の俺様にその「偽りのロード」で挑んで来いよ！どん底まで叩き潰すてやるよ！」

豪波「...「偽り」のロード…？お前ふざけんじゃねぇよ…さあ俺のターンだ…」

TURN:04　豪波:3900　我王:7700

豪波「2枚ドローッ！…」

我王「どうした？あぁそうか、まだ負けても無いのに俺の圧倒的さに敗北感を感じちゃったか～」

豪波「違ぇよ…まず自分フィールドの裏守備モンスター1体を表側攻撃表示に、「クロード・チェーン」…そして、クロード・チェーンの効果発動…このカードをリリースし、自分の墓地から、マジシャンズ・クロードを特殊召喚する。しかしこのターン自分は守備力が1850のモンスターしか、召喚・特殊召喚できない。この効果で特殊召喚するのは…」

我王「ま、まさか…⁉あの偽ロードでも特殊召喚する気か？」

豪波「だから偽物じゃねえよ！「マジシャンズ・クロード」を特殊召喚！さらに手札から魔法カード「サモンズ・クロード」発動！手札を好きなだけデッキに戻すッ！この条件で俺は4枚をデッキに戻す！その後、戻した数だけデッキの上からカードを墓地に送り、戻した数まで自分の墓地から守備力が1850のモンスターを攻撃力をこの条件でデッキに戻した数×300アップし特殊召喚する！この効果で…」

我王「な、なんだ？」

豪波「今…俺の銀河に7つのロードが切り開かれるッ！塞げろ！と言われてももう遅い…俺はルークじゃないので1回しか言わないぜ…現れよ禁忌の竜「クロード・ギアス」！」

クロード・ギアス
効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守1850
【条件】デッキの一番上のカードを墓地に送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力は、このターン終了時まで、［お互いの墓地の守備力が1850のモンスターの数］×100アップする。さらに自分フィールドにこのカード以外のモンスター［守備力1850］がいるなら2回攻撃ができる。

豪波「まずクロード・ギアスの効果発動！今！おれの墓地には元々存在していた2体とサモンズ・クロードで墓地に送られた4体、さらに条件で墓地に送られた1体、合計7体の守備力が1850のモンスターがいる…つまり攻撃力が700アップ！さらに自分フィールドにこのカード以外の守備力が1850のモンスターがいるので2回攻撃が出来る…「クロード・チャージ」！攻撃力4400！さらにマジシャンズ・クロードの効果発動！デッキの上から3枚カードを墓地に送り、この効果で守備力1850のモンスターが3体墓地に！攻撃力を1800アップ！「エレメンタル・クロード」！」

我王「何！？」

豪波「そしてバトル！「クロード・ギアス」でセブンスパラディンに攻撃！「爆裂ロード撃光弾」！」

我王「ぐはあ！1500ぅ！」　LP　7700→6200

豪波「そしてクロード・ギアスで2回目の攻撃、あの人の夢を馬鹿にするような奴に直接攻撃だ！「滅殺ロード竜王撃」！」

我王「ぐああ！」　LP　6200→1800

豪波「そしてとどめだ！マジシャンズ・クロードで攻撃！「クロード・エレメンタル・マジック」！」

我王「ぐああ！嘘だ！俺様がぁ…俺様がｧｧｧｧｧ！」　LP　1800→０

豪波「これが人を馬鹿にした罰だ…」

モブ生徒たち「うぉぉ！あの豪波とかって奴、我王に勝ったぞ！凄げぇぇぇぇぇ！」

　次回予告

　なんとか我王を倒し、デュエルアカデミアに入学した豪波だったが、そのデュエルアカデミア「ゴーハ」では表向きからは考えられないほど悲惨な状態であった…
　次回「ゴーハ校の陰謀」