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始まりのディメンジョン 作:クイトス
長い人生の中。
人生の転機があるとするのならば、それは激しい衝撃を心の中で感じたときなのだろう。
この私、遊利 遥が語るのは、人生の転機となったとある出来事、そしてそこから始まった、決闘者としての物語。
「俺のターン、ドロー」
日輪高校。
その中の2-1と書かれたプレートが掛けられていた教室の中。
男子生徒2名がカードを机の上で出し合っていた。
「俺は『巨神竜フェルグラント』でダイレクトアタック」
「うわ、マジかよ」
それを遠巻きに見ていた女子生徒が1人。
黒いセミロングの髪の毛、そして女子高生にしては相当大きめな胸が特徴的だった。
そしてそんな彼女の視線に気づいた男子生徒が彼女を見つめる。
「どうしたの、遊利委員長」
「どうしたのもないだろう。いくら先生がいない休憩時間だからといって遊びにかまけるなど」
「すみませんね、遥さん。ま、でもキリがいいところで終わったんで片付けますよ」
男子生徒は舌打ちしながらもデッキを片付ける。
それを見ていた遥がじっとカードを見る。
(まったく、男子ってのはくだらない。いつまでもよくごっこ遊びに夢中になれるものだ)
カードに書かれていたのは現実世界ではとても見ることがないドラゴンや悪魔であった。それを遠目で見ていたから、それを召喚して召喚師にでもなりきったごっこ遊びのようにしか遥には見えなかった。
そして休憩時間の終わりを告げるチャイムが鳴り、全員が席に着く。
頭が少し禿げた中年男性が入ってきて、全員の姿勢がびしっとなる。
そして授業が開始された。
数学の授業が終わり、昼食の時間となった。
「遥、ご飯一緒に食べよ」
茶髪のショートカット、そしてくりっとした可愛らしい目が目立つ女の子が遥の元にやってきた。
「うん、暦」
彼女の名は山田 暦。
堅物委員長の遥の唯一の友達だ。
暦は手に惣菜パンを持っており、遥の真正面に座るなりパンにかじりついた。
「そういや遥、聞いた?」
「ああ、ここ最近噂になっている連続行方不明事件だろう?」
それは朝のHRで担任教師が話していたことだ。
ここ最近、日輪高校の回りで行方不明事件が多発している。
まだこの学校の生徒が行方不明になったことは無く、女性中心で行方不明になっているらしい。
だが、そのせいでこの学校の先生が犯人なのでは無いかと考える者もいたらしく、担任が少し億劫そうに話していたのが印象的だった。
「怖いよね、私も遥も可愛い部類なんだから、気をつけないとね」
あえて軽めの口調で言ってるが、暦の顔には不安が張り付いていた。
まだ学生が被害には遭っていないが、この学校の周りで起きているのだから近いうちに学生が被害に遭ってもおかしくはないのだ。
だからこそ不安に感じているのだろう。
「そうだな。帰るときは私と一緒に帰ろう」
「ありがとう、遥!」
暦が一転してぱっと笑顔になる。
この笑顔を見ていると一緒に元気になっていく。
暦の笑顔をにこやかに見ていた遥がぽつりと呟く。
「暦はともかく、私には可愛らしいところなど一切無いから大丈夫だろう」
「そんなことないよ。整った顔つきの中にあるあどけなさと、食べた物のカロリーの半分以上が蓄えられてるのではないかと言わんばかりの胸。本当言えば、私よりも遥の方が狙われるんじゃないかと思うぐらいだよ」
私の外見を褒めてるのだろうが、そんなことを大声で言わないで欲しい。
実際男子生徒が何人か私たちのほうを少しやらしい目つきで見てるし。
それに私のような可愛らしい態度が一切ない女が狙われるわけが無いだろう。
「まあ遥がボディガードしてくれるなら安心だね。お願い、騎士様」
「誰が騎士様だ」
軽口を言う暦の頭を軽く小突くが、暦の顔には不安ではなく、笑顔が浮かんでいた。
やっぱり暦は笑顔を浮かべていなくっちゃ。
私が暦の笑顔を見ながらお弁当を食べ、昼食時間が過ぎていく。
その日の放課後。
「ありがとね、遥」
私は暦の家まで彼女を送っていくことにした。
幸い、彼女の家は私よりも学校に近く、私の家の通学路途中にある。
それゆえ、彼女を送り届けてから家に帰ることはなんら問題ではない。
「気にしないで」
「遥が一緒なら心強いや」
暦がうれしそうに言うものだから、なおさらやる気が出るというものだ。
そんな中、ふと暦がとある場所に目を向ける。
「あそこがどうかしたのか?」
「ん、あそこのカードショップ……今日、最新作のパックの発売日なの」
カードショップ……そういや今日の休憩時間、男子生徒がカードゲームをしていたっけ。
もしかしたら暦もそれをしているのだろうか。
「なんていうカードゲーム?」
「うん『遊戯王デュエルモンスターズ』って言うカードゲームなんだけど、さまざまなモンスターが書かれていて、それらを魔法や罠カードでサポートして戦っていくゲームなんだよ」
暦が楽しそうに語っているのを聞くと、本当に面白いんだろうなぁと思う。
すると暦がにやりと笑い、私に話しかける。
「何、遥も『遊戯王デュエルモンスターズ』に興味持ったの?」
「いや、休憩時間中に男子が隠れてやっていたからな。校則違反をしてまで楽しみたいのかなって」
「ふむふむふむ、遥も興味を持ってくれたのなら喜ばしいことですな」
「だけども、まだ連続行方不明事件が解決して無いのに、放課後寄り道なんて出来るわけがないでしょ」
きっぱりと正論を突きつけると、暦が残念そうな顔になる。
「そうだね……早く解決することを祈るのみだね」
「だな」
か弱い女性を狙う行方不明事件など早く解決して欲しい。
戦う力がある女性もいるにはいるが、少なくとも私にも暦にもそんな力はない。
そんなことを考えながら歩いていると、暦の家に到着する。
何の変哲も無い、黒い屋根の2階建ての家だ。
「ありがと、遥。じゃ、また明日ね」
「うん、また明日ね」
暦が家の中に入っていったのを見て、一安心する。
さて、後は私だけだ。
夕暮れも深くなってきて、そろそろ暗くなるころだ。
早いところ帰らないと。
少しばかり駆け足になっているのは自覚していた。
(……獲物、見つけた)
ふと、機械的な声が聞こえて私はあたりを見渡す。
だが、ここは一本道。
私の視界に入る限り、どこにも人影らしきものは見当たらなかった。
だが、ふと空を見上げた瞬間、私の周りに紫色の何かが降り注いでいた。
さすがにこれはまずい。
そう思い走り出そうとしたが、すでに周り一面の風景が変わっていた。
「何よ、これ」
思わずぽつりと呟いていた。
周りは住宅街から、荒廃とした大地へと変化していた。
少なくとも西部劇ぐらいでしかこんな場所は見ないだろう。
(見つけたぞ、獲物だ)
(鹿波様に献上だ)
そして先ほども聞いた機械音声、しかも複数。
それが空から聞こえてきた瞬間、私の目の前に黒い人型のロボットが降り立っていた。
赤丸が頭についており、そしてその片手には剣が握られていた。
少なくとも現代日本、いや世界のどこにもこんなロボットはいないはずだ。
「ちょ、離して!」
機械は私の腕を乱暴に掴み、どこかへと引きずっていく。
何とか逃げ出そうと足に力を入れて抵抗したが引きずっていく力はあまりにも強く、動くことすらかなわず私はどこかへと引きずられていくままだった。
「ふ……ははは、これは遥ちゃんではないか」
ロボットが私を連れてきたのは、禿げた頭の男の前……日輪高校数学教師、鹿波の前だった。
「鹿波先生、これは一体なんなのですか!?」
先生に説明を求めたが、先生の目はすでに私の胸に集中していた。
「これから私の玩具にされる君が知っても意味が無い。それにしても今日の私は運が良い。かねてから君のその体には興味があったのだ。大人の女性になろうとしている未熟な体の中、胸だけはほぼ完熟しそうになっている」
さっきから私を見てる目のいやらしさが更に強くなっていく。
もしかしなくてもこれは。
「やれ」
鹿波の声と共にロボットが動き出し、私の制服を無理やり脱がしていく。
「ちょ、やめて」
私が声を上げ、抵抗しようとした。
だがさっきと同じように力の差は歴然としていた。
上下共に脱がされ、下着姿にされてしまった。
「……ピンクの水玉、ね。下着はまだ子供じみていたか。だがまあ、羞恥と怒りが入り交ざったその顔は最高にそそる」
「この変態っ」
精一杯の罵倒の言葉を投げかけたが、鹿波は一切気にせず私の元へと近寄ってくる。
「だが……やはり君の女性として大事な部分を隠すところは私自ら脱がさないとな」
「や、やだ」
逃げようにもロボットに腕を押さえられ、体が動かない。
その間にも鹿波は私の元へとゆっくりとやってくる。
「おいおいおい、ずいぶんと趣味の悪いことしてるな」
私が目を開くと、私と鹿波の間に黒いマントを羽織った何者かが立っていた。
何者かは私の体を見ていた。
その何者かの顔は……赤い竜を模した仮面によって覆い隠されており、顔つきはまったく分からなかった。
髪の色は茶色だったが、暦よりは黒よりだった。
「ちょ、見ないで!」
思わず叫ぶと、何者かの黒マントが自動的にはずれ、私の体に覆いかぶさる。
「悪かった。それから女の子の体はむやみに触るものじゃない」
何者かが少しだけ怒り声で言うと同時に私の体を抑えてた黒のロボット2体が目の前に立つ何者かによって蹴られる。
普通の蹴りに見えたが、ロボットが動きを停止し、私を抑えていた力が抜け、自由に動けるようになった。
「これでよし。さてと、この街には引っ越してきたばかりだが……うかつに『ディメンジョン』を開く奴がいるとは思わなかった。だが、悪事に利用するのならこの俺が倒させてもらう」
「お前は何者だ!?」
「俺か? 俺はこの姿のときは『イザルク』って名乗ってる。まあ自己紹介はこれだけにして、やろうぜ」
やろうぜって、何を?
先ほどロボットを蹴り壊したあの脚力で鹿波を蹴り倒そうというのだろうか。
「ふん、若造が。私のお楽しみの邪魔をしたのだ、容赦せんぞ」
「最初から遠慮してもらうつもりなんかない。この『ディメンジョン』はこいつを展開した主をデュエルで倒せないと消すことは出来ない。さぁ、デュエルとしゃれこもうぜ」
イザルクが左手を中にかざすと、なんかカードの束が左手の手のひらの上に現れた。
あれは……休憩時間、私のクラスの男子が遊んでいた物と同じ?
「私にデュエルを挑むなど笑止千万」
鹿波の左腕にはなんか円盤のような物体がついており、そこにもやはりカードの束がセットされていた。
あのカードを使って戦うのか。
「さぁ、デュエルタイムだ」
男が空中を左手でなぎ払うと、なぎ払った後の上にデッキを置く。
そこには何も無いように見えたが、まるでそこにテーブルがあるかのようにデッキは中に浮かんでいた。
「「デュエル」」
イザルク LP8000 VS 鹿波 LP8000
「先攻は私からだ。私は手札の『マシンナーズ・カーネル』を捨てて手札の『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚する」
鹿波の場に人の顔面に似た無機質な顔が装着されたキャタピラ戦車が現れる。
マシンナーズ・フォートレス ATk2500
「な、何だあれは!?」
あんな物が現実に存在するわけが無い。
思わず叫ぶとイザルクが私のほうをちらりと見る。
「あれは『遊戯王デュエルモンスターズ』に出てくるモンスターだ。『ディメンジョン』で『デュエルディスク』を装着してると実際に出てくるんだ」
まさかカードに描かれているモンスターが実体化したというのか?
そんな風に思っていると、『マシンナーズ・フォートレス』の傍に先ほど私を捕まえた黒いロボットが現れる。
「『マシンナーズ・パゼストレージ』を召喚だ。パゼストレージは召喚に成功したとき、墓地から『マシンナーズ』モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。私は墓地から『マシンナーズ・カーネル』を特殊召喚する」
黒いロボット、そして戦車の後ろから巨大チェーンソーを腕に装備した巨大ロボットが出現した。
マシンナーズ・パゼストレージ ATk1600
マシンナーズ・カーネル DEF2500
「カードを1枚伏せて私はターンエンドだ」
鹿波 LP8000
手札1枚
モンスター:マシンナーズ・パゼストレージ マシンナーズ・カーネル マシンナーズ・フォートレス
魔法・罠ゾーン:セット1枚
「あ、あんな巨大ロボットたちにどうやって対抗する気だ?」
イザルクに尋ねると、イザルクはふっと笑う。
「えっと、君、名前は?」
「遊利 遥だ」
「そう、じゃ遥さん、見てなよ。『遊戯王デュエルモンスターズ』は見た目だけで全てが決まるわけじゃないって所を。俺のターン、ドロー。俺は永続魔法『星霜のペンデュラムグラフ』を発動。そして『刻剣の魔術師』を召喚する」
イザルクが出したのは、剣を携えた黒い服を着た少年。
黒の鉢巻をつけてやる気十分だが、とてもロボットに勝てるようには見えなかった。
刻剣の魔術師 ATK1400
「えっと、ATKとは何だ?」
「攻撃力だ。攻撃力が相手の場のモンスターの攻撃力を上回っていたら、攻撃してその数値が上ならば、その差分相手にダメージを与えられる」
「だけどもその1400じゃ、あの一番小さい黒いロボットすらも倒せないじゃないか」
「まあ慌てないでよーく見てろ。『刻剣の魔術師』の効果発動。『マシンナーズ・カーネル』とこのカードを対象にして次の俺のスタンバイフェイズまで除外する」
刻剣の魔術師がカーネルに向かって飛び掛っていく。
だがマシンナーズ・フォートレスがカーネルに向かって体当たりを仕掛ける。
「『マシンナーズ・カーネル』の効果じゃ。『マシンナーズ・フォートレス』を破壊して『マシンナーズ・フォートレス』の攻撃力2500以下の相手モンスターを破壊する」
刻剣の魔術師とやらはフォートレスによって跳ね飛ばされ、地面に叩きつけられて消滅する。
だから言わんこっちゃ無い。
「『星霜のペンデュラムグラフ』の効果発動。ペンデュラム『魔術師』モンスターがフィールドを離れた場合、デッキから『魔術師』ペンデュラムモンスター1体を手札に加える。加えるのは『紫毒の魔術師』だ。そして俺はペンデュラムスケール8の『虹彩の魔術師』とペンデュラムスケール1の『紫毒の魔術師』をペンデュラムゾーンにセッティング」
イザルクの場の両端に光の柱が現れ、その中に2人の魔法使いが立っていた。
「ぺ、ペンデュラム?」
「遥さんはデュエルをまったく知らないんだな。まあ見ときなよ」
――魔術師が紡ぐ道は途切れない! 繋がれ!――
「ペンデュラム召喚! 手札より出でよ『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』、そしてEXデッキより蘇れ『刻剣の魔術師』!」
先ほど跳ね飛ばされた魔法使い君と、両目の色が赤と青で異なっている赤い竜が現れる。
そしてイザルクがつけてる仮面と、よく似た顔つきをしてる。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500
「『虹彩の魔術師』のペンデュラム効果発動。『刻剣の魔術師』はモンスターと戦闘したとき、相手に倍の戦闘ダメージを与える。そしてその後このカードは破壊される」
虹彩の魔術師が光の柱から消えていき、代わりに1枚のカードとなってイザルクの手の上に落ちる。
「『虹彩の魔術師』は破壊されたときデッキから『ペンデュラムグラフ』と名のつくカードを手札に加える効果もある。俺が加えるのは『時空のペンデュラムグラフ』。そして『刻剣の魔術師』の効果発動。さっき説明したからもういらないよな」
「ぐっ」
刻剣の魔術師が体当たりしていき、剣をカーネルの胴体に突き刺す。
その突き刺された部分から闇が広がり、魔術師とカーネルが同時に姿を消していく。
「ま、まさかあんな子供がロボットを消し去るなんて」
「だろ? このカードゲームは攻撃力がすべてじゃない。モンスターの効果でどんなに強く見えるモンスターでも倒すことが出来たりするんだ。そしてバトルフェイズに入る。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『マシンナーズ・パゼストレージ』に攻撃」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが口を大きく開き、そこから紫色の極太のビームが放たれる。
そのビームがロボットを焼き尽くし、場から消滅させていった。
「す、すごい……」
そのあまりの大迫力に私は思わず目を奪われた。
「これが『遊戯王デュエルモンスターズ』の楽しいところだ。まああの男はその楽しいゲームを悪事に利用してる。だから許すわけにはいかない。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』が相手のモンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた場合、その倍の数値のダメージを与える」
マシンナーズ・パゼストレージの攻撃力は1600、オッドアイズの攻撃力は2500、その差の2倍だから1600ダメージというわけか。
「若造ごときがやってくれる」
鹿波 LP8000→6400
まさかあの屈強なロボット3体を魔法使いの少年と格好いいドラゴンが力を合わせて処理するなんて。
迫力満点ナ光景を見せられたことで、心がドキドキと弾む。
今まで生きてきたが、ここまで興奮したのは生まれて初めてだ。
いつの間にやら襲われたショックは心から消え去り、次は何が起こるのかワクワクしてる自分がそこにいた。
人生の転機があるとするのならば、それは激しい衝撃を心の中で感じたときなのだろう。
この私、遊利 遥が語るのは、人生の転機となったとある出来事、そしてそこから始まった、決闘者としての物語。
「俺のターン、ドロー」
日輪高校。
その中の2-1と書かれたプレートが掛けられていた教室の中。
男子生徒2名がカードを机の上で出し合っていた。
「俺は『巨神竜フェルグラント』でダイレクトアタック」
「うわ、マジかよ」
それを遠巻きに見ていた女子生徒が1人。
黒いセミロングの髪の毛、そして女子高生にしては相当大きめな胸が特徴的だった。
そしてそんな彼女の視線に気づいた男子生徒が彼女を見つめる。
「どうしたの、遊利委員長」
「どうしたのもないだろう。いくら先生がいない休憩時間だからといって遊びにかまけるなど」
「すみませんね、遥さん。ま、でもキリがいいところで終わったんで片付けますよ」
男子生徒は舌打ちしながらもデッキを片付ける。
それを見ていた遥がじっとカードを見る。
(まったく、男子ってのはくだらない。いつまでもよくごっこ遊びに夢中になれるものだ)
カードに書かれていたのは現実世界ではとても見ることがないドラゴンや悪魔であった。それを遠目で見ていたから、それを召喚して召喚師にでもなりきったごっこ遊びのようにしか遥には見えなかった。
そして休憩時間の終わりを告げるチャイムが鳴り、全員が席に着く。
頭が少し禿げた中年男性が入ってきて、全員の姿勢がびしっとなる。
そして授業が開始された。
数学の授業が終わり、昼食の時間となった。
「遥、ご飯一緒に食べよ」
茶髪のショートカット、そしてくりっとした可愛らしい目が目立つ女の子が遥の元にやってきた。
「うん、暦」
彼女の名は山田 暦。
堅物委員長の遥の唯一の友達だ。
暦は手に惣菜パンを持っており、遥の真正面に座るなりパンにかじりついた。
「そういや遥、聞いた?」
「ああ、ここ最近噂になっている連続行方不明事件だろう?」
それは朝のHRで担任教師が話していたことだ。
ここ最近、日輪高校の回りで行方不明事件が多発している。
まだこの学校の生徒が行方不明になったことは無く、女性中心で行方不明になっているらしい。
だが、そのせいでこの学校の先生が犯人なのでは無いかと考える者もいたらしく、担任が少し億劫そうに話していたのが印象的だった。
「怖いよね、私も遥も可愛い部類なんだから、気をつけないとね」
あえて軽めの口調で言ってるが、暦の顔には不安が張り付いていた。
まだ学生が被害には遭っていないが、この学校の周りで起きているのだから近いうちに学生が被害に遭ってもおかしくはないのだ。
だからこそ不安に感じているのだろう。
「そうだな。帰るときは私と一緒に帰ろう」
「ありがとう、遥!」
暦が一転してぱっと笑顔になる。
この笑顔を見ていると一緒に元気になっていく。
暦の笑顔をにこやかに見ていた遥がぽつりと呟く。
「暦はともかく、私には可愛らしいところなど一切無いから大丈夫だろう」
「そんなことないよ。整った顔つきの中にあるあどけなさと、食べた物のカロリーの半分以上が蓄えられてるのではないかと言わんばかりの胸。本当言えば、私よりも遥の方が狙われるんじゃないかと思うぐらいだよ」
私の外見を褒めてるのだろうが、そんなことを大声で言わないで欲しい。
実際男子生徒が何人か私たちのほうを少しやらしい目つきで見てるし。
それに私のような可愛らしい態度が一切ない女が狙われるわけが無いだろう。
「まあ遥がボディガードしてくれるなら安心だね。お願い、騎士様」
「誰が騎士様だ」
軽口を言う暦の頭を軽く小突くが、暦の顔には不安ではなく、笑顔が浮かんでいた。
やっぱり暦は笑顔を浮かべていなくっちゃ。
私が暦の笑顔を見ながらお弁当を食べ、昼食時間が過ぎていく。
その日の放課後。
「ありがとね、遥」
私は暦の家まで彼女を送っていくことにした。
幸い、彼女の家は私よりも学校に近く、私の家の通学路途中にある。
それゆえ、彼女を送り届けてから家に帰ることはなんら問題ではない。
「気にしないで」
「遥が一緒なら心強いや」
暦がうれしそうに言うものだから、なおさらやる気が出るというものだ。
そんな中、ふと暦がとある場所に目を向ける。
「あそこがどうかしたのか?」
「ん、あそこのカードショップ……今日、最新作のパックの発売日なの」
カードショップ……そういや今日の休憩時間、男子生徒がカードゲームをしていたっけ。
もしかしたら暦もそれをしているのだろうか。
「なんていうカードゲーム?」
「うん『遊戯王デュエルモンスターズ』って言うカードゲームなんだけど、さまざまなモンスターが書かれていて、それらを魔法や罠カードでサポートして戦っていくゲームなんだよ」
暦が楽しそうに語っているのを聞くと、本当に面白いんだろうなぁと思う。
すると暦がにやりと笑い、私に話しかける。
「何、遥も『遊戯王デュエルモンスターズ』に興味持ったの?」
「いや、休憩時間中に男子が隠れてやっていたからな。校則違反をしてまで楽しみたいのかなって」
「ふむふむふむ、遥も興味を持ってくれたのなら喜ばしいことですな」
「だけども、まだ連続行方不明事件が解決して無いのに、放課後寄り道なんて出来るわけがないでしょ」
きっぱりと正論を突きつけると、暦が残念そうな顔になる。
「そうだね……早く解決することを祈るのみだね」
「だな」
か弱い女性を狙う行方不明事件など早く解決して欲しい。
戦う力がある女性もいるにはいるが、少なくとも私にも暦にもそんな力はない。
そんなことを考えながら歩いていると、暦の家に到着する。
何の変哲も無い、黒い屋根の2階建ての家だ。
「ありがと、遥。じゃ、また明日ね」
「うん、また明日ね」
暦が家の中に入っていったのを見て、一安心する。
さて、後は私だけだ。
夕暮れも深くなってきて、そろそろ暗くなるころだ。
早いところ帰らないと。
少しばかり駆け足になっているのは自覚していた。
(……獲物、見つけた)
ふと、機械的な声が聞こえて私はあたりを見渡す。
だが、ここは一本道。
私の視界に入る限り、どこにも人影らしきものは見当たらなかった。
だが、ふと空を見上げた瞬間、私の周りに紫色の何かが降り注いでいた。
さすがにこれはまずい。
そう思い走り出そうとしたが、すでに周り一面の風景が変わっていた。
「何よ、これ」
思わずぽつりと呟いていた。
周りは住宅街から、荒廃とした大地へと変化していた。
少なくとも西部劇ぐらいでしかこんな場所は見ないだろう。
(見つけたぞ、獲物だ)
(鹿波様に献上だ)
そして先ほども聞いた機械音声、しかも複数。
それが空から聞こえてきた瞬間、私の目の前に黒い人型のロボットが降り立っていた。
赤丸が頭についており、そしてその片手には剣が握られていた。
少なくとも現代日本、いや世界のどこにもこんなロボットはいないはずだ。
「ちょ、離して!」
機械は私の腕を乱暴に掴み、どこかへと引きずっていく。
何とか逃げ出そうと足に力を入れて抵抗したが引きずっていく力はあまりにも強く、動くことすらかなわず私はどこかへと引きずられていくままだった。
「ふ……ははは、これは遥ちゃんではないか」
ロボットが私を連れてきたのは、禿げた頭の男の前……日輪高校数学教師、鹿波の前だった。
「鹿波先生、これは一体なんなのですか!?」
先生に説明を求めたが、先生の目はすでに私の胸に集中していた。
「これから私の玩具にされる君が知っても意味が無い。それにしても今日の私は運が良い。かねてから君のその体には興味があったのだ。大人の女性になろうとしている未熟な体の中、胸だけはほぼ完熟しそうになっている」
さっきから私を見てる目のいやらしさが更に強くなっていく。
もしかしなくてもこれは。
「やれ」
鹿波の声と共にロボットが動き出し、私の制服を無理やり脱がしていく。
「ちょ、やめて」
私が声を上げ、抵抗しようとした。
だがさっきと同じように力の差は歴然としていた。
上下共に脱がされ、下着姿にされてしまった。
「……ピンクの水玉、ね。下着はまだ子供じみていたか。だがまあ、羞恥と怒りが入り交ざったその顔は最高にそそる」
「この変態っ」
精一杯の罵倒の言葉を投げかけたが、鹿波は一切気にせず私の元へと近寄ってくる。
「だが……やはり君の女性として大事な部分を隠すところは私自ら脱がさないとな」
「や、やだ」
逃げようにもロボットに腕を押さえられ、体が動かない。
その間にも鹿波は私の元へとゆっくりとやってくる。
「おいおいおい、ずいぶんと趣味の悪いことしてるな」
私が目を開くと、私と鹿波の間に黒いマントを羽織った何者かが立っていた。
何者かは私の体を見ていた。
その何者かの顔は……赤い竜を模した仮面によって覆い隠されており、顔つきはまったく分からなかった。
髪の色は茶色だったが、暦よりは黒よりだった。
「ちょ、見ないで!」
思わず叫ぶと、何者かの黒マントが自動的にはずれ、私の体に覆いかぶさる。
「悪かった。それから女の子の体はむやみに触るものじゃない」
何者かが少しだけ怒り声で言うと同時に私の体を抑えてた黒のロボット2体が目の前に立つ何者かによって蹴られる。
普通の蹴りに見えたが、ロボットが動きを停止し、私を抑えていた力が抜け、自由に動けるようになった。
「これでよし。さてと、この街には引っ越してきたばかりだが……うかつに『ディメンジョン』を開く奴がいるとは思わなかった。だが、悪事に利用するのならこの俺が倒させてもらう」
「お前は何者だ!?」
「俺か? 俺はこの姿のときは『イザルク』って名乗ってる。まあ自己紹介はこれだけにして、やろうぜ」
やろうぜって、何を?
先ほどロボットを蹴り壊したあの脚力で鹿波を蹴り倒そうというのだろうか。
「ふん、若造が。私のお楽しみの邪魔をしたのだ、容赦せんぞ」
「最初から遠慮してもらうつもりなんかない。この『ディメンジョン』はこいつを展開した主をデュエルで倒せないと消すことは出来ない。さぁ、デュエルとしゃれこもうぜ」
イザルクが左手を中にかざすと、なんかカードの束が左手の手のひらの上に現れた。
あれは……休憩時間、私のクラスの男子が遊んでいた物と同じ?
「私にデュエルを挑むなど笑止千万」
鹿波の左腕にはなんか円盤のような物体がついており、そこにもやはりカードの束がセットされていた。
あのカードを使って戦うのか。
「さぁ、デュエルタイムだ」
男が空中を左手でなぎ払うと、なぎ払った後の上にデッキを置く。
そこには何も無いように見えたが、まるでそこにテーブルがあるかのようにデッキは中に浮かんでいた。
「「デュエル」」
イザルク LP8000 VS 鹿波 LP8000
「先攻は私からだ。私は手札の『マシンナーズ・カーネル』を捨てて手札の『マシンナーズ・フォートレス』を特殊召喚する」
鹿波の場に人の顔面に似た無機質な顔が装着されたキャタピラ戦車が現れる。
マシンナーズ・フォートレス ATk2500
「な、何だあれは!?」
あんな物が現実に存在するわけが無い。
思わず叫ぶとイザルクが私のほうをちらりと見る。
「あれは『遊戯王デュエルモンスターズ』に出てくるモンスターだ。『ディメンジョン』で『デュエルディスク』を装着してると実際に出てくるんだ」
まさかカードに描かれているモンスターが実体化したというのか?
そんな風に思っていると、『マシンナーズ・フォートレス』の傍に先ほど私を捕まえた黒いロボットが現れる。
「『マシンナーズ・パゼストレージ』を召喚だ。パゼストレージは召喚に成功したとき、墓地から『マシンナーズ』モンスター1体を守備表示で特殊召喚できる。私は墓地から『マシンナーズ・カーネル』を特殊召喚する」
黒いロボット、そして戦車の後ろから巨大チェーンソーを腕に装備した巨大ロボットが出現した。
マシンナーズ・パゼストレージ ATk1600
マシンナーズ・カーネル DEF2500
「カードを1枚伏せて私はターンエンドだ」
鹿波 LP8000
手札1枚
モンスター:マシンナーズ・パゼストレージ マシンナーズ・カーネル マシンナーズ・フォートレス
魔法・罠ゾーン:セット1枚
「あ、あんな巨大ロボットたちにどうやって対抗する気だ?」
イザルクに尋ねると、イザルクはふっと笑う。
「えっと、君、名前は?」
「遊利 遥だ」
「そう、じゃ遥さん、見てなよ。『遊戯王デュエルモンスターズ』は見た目だけで全てが決まるわけじゃないって所を。俺のターン、ドロー。俺は永続魔法『星霜のペンデュラムグラフ』を発動。そして『刻剣の魔術師』を召喚する」
イザルクが出したのは、剣を携えた黒い服を着た少年。
黒の鉢巻をつけてやる気十分だが、とてもロボットに勝てるようには見えなかった。
刻剣の魔術師 ATK1400
「えっと、ATKとは何だ?」
「攻撃力だ。攻撃力が相手の場のモンスターの攻撃力を上回っていたら、攻撃してその数値が上ならば、その差分相手にダメージを与えられる」
「だけどもその1400じゃ、あの一番小さい黒いロボットすらも倒せないじゃないか」
「まあ慌てないでよーく見てろ。『刻剣の魔術師』の効果発動。『マシンナーズ・カーネル』とこのカードを対象にして次の俺のスタンバイフェイズまで除外する」
刻剣の魔術師がカーネルに向かって飛び掛っていく。
だがマシンナーズ・フォートレスがカーネルに向かって体当たりを仕掛ける。
「『マシンナーズ・カーネル』の効果じゃ。『マシンナーズ・フォートレス』を破壊して『マシンナーズ・フォートレス』の攻撃力2500以下の相手モンスターを破壊する」
刻剣の魔術師とやらはフォートレスによって跳ね飛ばされ、地面に叩きつけられて消滅する。
だから言わんこっちゃ無い。
「『星霜のペンデュラムグラフ』の効果発動。ペンデュラム『魔術師』モンスターがフィールドを離れた場合、デッキから『魔術師』ペンデュラムモンスター1体を手札に加える。加えるのは『紫毒の魔術師』だ。そして俺はペンデュラムスケール8の『虹彩の魔術師』とペンデュラムスケール1の『紫毒の魔術師』をペンデュラムゾーンにセッティング」
イザルクの場の両端に光の柱が現れ、その中に2人の魔法使いが立っていた。
「ぺ、ペンデュラム?」
「遥さんはデュエルをまったく知らないんだな。まあ見ときなよ」
――魔術師が紡ぐ道は途切れない! 繋がれ!――
「ペンデュラム召喚! 手札より出でよ『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』、そしてEXデッキより蘇れ『刻剣の魔術師』!」
先ほど跳ね飛ばされた魔法使い君と、両目の色が赤と青で異なっている赤い竜が現れる。
そしてイザルクがつけてる仮面と、よく似た顔つきをしてる。
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK2500
「『虹彩の魔術師』のペンデュラム効果発動。『刻剣の魔術師』はモンスターと戦闘したとき、相手に倍の戦闘ダメージを与える。そしてその後このカードは破壊される」
虹彩の魔術師が光の柱から消えていき、代わりに1枚のカードとなってイザルクの手の上に落ちる。
「『虹彩の魔術師』は破壊されたときデッキから『ペンデュラムグラフ』と名のつくカードを手札に加える効果もある。俺が加えるのは『時空のペンデュラムグラフ』。そして『刻剣の魔術師』の効果発動。さっき説明したからもういらないよな」
「ぐっ」
刻剣の魔術師が体当たりしていき、剣をカーネルの胴体に突き刺す。
その突き刺された部分から闇が広がり、魔術師とカーネルが同時に姿を消していく。
「ま、まさかあんな子供がロボットを消し去るなんて」
「だろ? このカードゲームは攻撃力がすべてじゃない。モンスターの効果でどんなに強く見えるモンスターでも倒すことが出来たりするんだ。そしてバトルフェイズに入る。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』で『マシンナーズ・パゼストレージ』に攻撃」
オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが口を大きく開き、そこから紫色の極太のビームが放たれる。
そのビームがロボットを焼き尽くし、場から消滅させていった。
「す、すごい……」
そのあまりの大迫力に私は思わず目を奪われた。
「これが『遊戯王デュエルモンスターズ』の楽しいところだ。まああの男はその楽しいゲームを悪事に利用してる。だから許すわけにはいかない。『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』が相手のモンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた場合、その倍の数値のダメージを与える」
マシンナーズ・パゼストレージの攻撃力は1600、オッドアイズの攻撃力は2500、その差の2倍だから1600ダメージというわけか。
「若造ごときがやってくれる」
鹿波 LP8000→6400
まさかあの屈強なロボット3体を魔法使いの少年と格好いいドラゴンが力を合わせて処理するなんて。
迫力満点ナ光景を見せられたことで、心がドキドキと弾む。
今まで生きてきたが、ここまで興奮したのは生まれて初めてだ。
いつの間にやら襲われたショックは心から消え去り、次は何が起こるのかワクワクしてる自分がそこにいた。
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