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第0話 仕事始めは慣れないことばかり 作:おおばんざめ
 潮の匂いをかき分けて船は進む。
荒れ狂った空はまるで自分の来訪を歓迎するかのように沸き立っている。
海もそれに呼応してか、身体を震わせ天高く波を起こしている。
波止場から高速船に乗り、早いもので3時間は経つだろうか。
いよいよ向かっているのだ。かの名高い孤島の学び舎、決闘者達の聖地『デュエルアカデミア』に。
かつて子供の頃から憧れだったあの場所で、俺は教師として働くことを選んだ。
だらしのない自分だが、これからは未来の決闘者達の一見本として頑張っていかねばならないだろう。
だからーー
「センセイしっかり!もうすぐ到着だから!もうしばらく勘弁してくれ !」
「さっきからそればっか言ってな……!おぇぇ………!」
「エチケット袋の在庫は椅子の引き出しのとこにあるから自分で取ってくれ!」
「わかったから……安全に運転を……おっぷ……!」
俺はいつアカデミアに着くんだ。
早くこの地獄から解放してくれ。
◇
荒波を越え嵐を走り、実際にアカデミアに着いたのは、それから1時間してのことだった。
着くや否や、先程までの空模様は嘘みたいに晴れ渡り、海もとても穏やかに揺れるものになった。
何故今になってこの天気なのか。悪意すら覚えるタイミングである。
「大丈夫か?センセイ」
「これが大丈夫な人間のそれに見えるなら……あなたは眼科に行った方がいい………」
「いやすまんな、行けると思ったんだが、まさかこんなに船酔いに弱いとは」
こちらの気もしれず、船長はカラカラと笑う。
流石は海馬コーポレーションの誇る小型高速船。『どんな海洋の状態だろうと全速前進で突き進む!』という謳い文句は伊達ではなかったが、それに人が耐えられるかといったら話は別だ。
俺のライフはもうゼロだった。
「アカデミアの生徒ならこんな嵐屁でもないもんだから、つい」
「なんですかその嵐が日常茶飯事みたいな口ぶり……もう不安になってきたんですけど……」
「いやそう言わないで。ささ、降りてください。到着だ」
何かはぐらかされた気がするが、船長はおもむろに船の出入口を開けた。
いまは船長はの言及なんかより、まず外の空気が吸いたい。何よりもまず、それだ。
俺はリュックを背負って立ち上がり、ゆっくりと降機した。
磯の匂いがふわりと広がる。涼やかな風が身体を通り抜けていく。
一つ、二つと深呼吸をした。
あれほど陰鬱で吐き気を催した気分がこの空のように澄み渡っていく。
嗚呼、大地最高。人はやはり地に足をつけて生きていくべきなのだ。確信。
「こんにちは~! 長旅お疲れ様でした~!」
「ん?」
しばらく陸生の感動に打たれていたところ、港からスーツ姿の女性が走りながら声をかけてきた。
アカデミアの関係者が出迎えにきてくれたのだろうか。
 
俺のところまでやってくると、少しだけかがみ、息を整えながら言った。
「遅れてすいません、本日は海が大荒れで運行状況が不明と聞いていまして……」
「なんか行けるかなと思ったんできちゃったわ。通信入れるのアカデミア見えるまで忘れてたんで連絡が遅れた、すまんな」
あの野郎、やっぱりそのレベルのシケだったんじゃねーか。テヘペロで許されると思ってんじゃねーぞ。
「いえいえ、わざわざお出迎えありがとうございます。自分は間藤 遊弥(まとう ゆうみ)と申します」
「はい、本日よりアカデミアに赴任されると聞いています。聞いていますが……大丈夫でしたか?」
「いやあ……もうお腹には昼食は残ってませんね……」
「船内のエチケット袋もなくなったな!」
「あぁ……それは……おつかれさまでした……」
全てを察してくれたようだ。この人もきっと同じような経験をしたんだろう。
船長は黙ろうか。
「……あっ!すみません、申し遅れました。私は橋場 シオンと申します。デュエルアカデミアの職員をやっています」
「どうも」
彼女はニッコリと口角を上げ直し、右手を差し出した。俺も右手を出し握手に応じる。
「今回はアカデミア敷地内の案内と、その他確認を行うために来ました」
「案内と……確認?」
「はい。まずはこれを。開けてみてください」
彼女は手提げバッグから一つの箱を取り出し、俺に手渡した。
梱包を取り除き箱を開けると、中に入っていたのは新品の機械だった。
「これは……」
「教職員用のデュエルディスクです。既に間藤先生のデータが組み込まれていますので、デッキをセットすれば起動しますよ」
「おお……!これが……!」
早速デュエルディスクを腕に装着し、リュックからデッキを取り出しセットする。
すると起動したようで、赤い光が鈍く光った。
うおお、なんか本当にアカデミアにきたんだなあって感あっていいなぁ!
「起動しましたね。では次に動作確認しましょう」
「動作確認?でもこれちゃんと動いてますよね?」
「これはあくまで起動しただけです。基本作動するかの確認をしないとなんです」
「あぁなるほど、分かりました」
「では、いきますよ」
行く?どこに?
そう質問しようと思ったその瞬間、すぐに答えが得られた。
「決闘!!!」
荒れ狂った空はまるで自分の来訪を歓迎するかのように沸き立っている。
海もそれに呼応してか、身体を震わせ天高く波を起こしている。
波止場から高速船に乗り、早いもので3時間は経つだろうか。
いよいよ向かっているのだ。かの名高い孤島の学び舎、決闘者達の聖地『デュエルアカデミア』に。
かつて子供の頃から憧れだったあの場所で、俺は教師として働くことを選んだ。
だらしのない自分だが、これからは未来の決闘者達の一見本として頑張っていかねばならないだろう。
だからーー
「センセイしっかり!もうすぐ到着だから!もうしばらく勘弁してくれ !」
「さっきからそればっか言ってな……!おぇぇ………!」
「エチケット袋の在庫は椅子の引き出しのとこにあるから自分で取ってくれ!」
「わかったから……安全に運転を……おっぷ……!」
俺はいつアカデミアに着くんだ。
早くこの地獄から解放してくれ。
◇
荒波を越え嵐を走り、実際にアカデミアに着いたのは、それから1時間してのことだった。
着くや否や、先程までの空模様は嘘みたいに晴れ渡り、海もとても穏やかに揺れるものになった。
何故今になってこの天気なのか。悪意すら覚えるタイミングである。
「大丈夫か?センセイ」
「これが大丈夫な人間のそれに見えるなら……あなたは眼科に行った方がいい………」
「いやすまんな、行けると思ったんだが、まさかこんなに船酔いに弱いとは」
こちらの気もしれず、船長はカラカラと笑う。
流石は海馬コーポレーションの誇る小型高速船。『どんな海洋の状態だろうと全速前進で突き進む!』という謳い文句は伊達ではなかったが、それに人が耐えられるかといったら話は別だ。
俺のライフはもうゼロだった。
「アカデミアの生徒ならこんな嵐屁でもないもんだから、つい」
「なんですかその嵐が日常茶飯事みたいな口ぶり……もう不安になってきたんですけど……」
「いやそう言わないで。ささ、降りてください。到着だ」
何かはぐらかされた気がするが、船長はおもむろに船の出入口を開けた。
いまは船長はの言及なんかより、まず外の空気が吸いたい。何よりもまず、それだ。
俺はリュックを背負って立ち上がり、ゆっくりと降機した。
磯の匂いがふわりと広がる。涼やかな風が身体を通り抜けていく。
一つ、二つと深呼吸をした。
あれほど陰鬱で吐き気を催した気分がこの空のように澄み渡っていく。
嗚呼、大地最高。人はやはり地に足をつけて生きていくべきなのだ。確信。
「こんにちは~! 長旅お疲れ様でした~!」
「ん?」
しばらく陸生の感動に打たれていたところ、港からスーツ姿の女性が走りながら声をかけてきた。
アカデミアの関係者が出迎えにきてくれたのだろうか。
俺のところまでやってくると、少しだけかがみ、息を整えながら言った。
「遅れてすいません、本日は海が大荒れで運行状況が不明と聞いていまして……」
「なんか行けるかなと思ったんできちゃったわ。通信入れるのアカデミア見えるまで忘れてたんで連絡が遅れた、すまんな」
あの野郎、やっぱりそのレベルのシケだったんじゃねーか。テヘペロで許されると思ってんじゃねーぞ。
「いえいえ、わざわざお出迎えありがとうございます。自分は間藤 遊弥(まとう ゆうみ)と申します」
「はい、本日よりアカデミアに赴任されると聞いています。聞いていますが……大丈夫でしたか?」
「いやあ……もうお腹には昼食は残ってませんね……」
「船内のエチケット袋もなくなったな!」
「あぁ……それは……おつかれさまでした……」
全てを察してくれたようだ。この人もきっと同じような経験をしたんだろう。
船長は黙ろうか。
「……あっ!すみません、申し遅れました。私は橋場 シオンと申します。デュエルアカデミアの職員をやっています」
「どうも」
彼女はニッコリと口角を上げ直し、右手を差し出した。俺も右手を出し握手に応じる。
「今回はアカデミア敷地内の案内と、その他確認を行うために来ました」
「案内と……確認?」
「はい。まずはこれを。開けてみてください」
彼女は手提げバッグから一つの箱を取り出し、俺に手渡した。
梱包を取り除き箱を開けると、中に入っていたのは新品の機械だった。
「これは……」
「教職員用のデュエルディスクです。既に間藤先生のデータが組み込まれていますので、デッキをセットすれば起動しますよ」
「おお……!これが……!」
早速デュエルディスクを腕に装着し、リュックからデッキを取り出しセットする。
すると起動したようで、赤い光が鈍く光った。
うおお、なんか本当にアカデミアにきたんだなあって感あっていいなぁ!
「起動しましたね。では次に動作確認しましょう」
「動作確認?でもこれちゃんと動いてますよね?」
「これはあくまで起動しただけです。基本作動するかの確認をしないとなんです」
「あぁなるほど、分かりました」
「では、いきますよ」
行く?どこに?
そう質問しようと思ったその瞬間、すぐに答えが得られた。
「決闘!!!」
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| 132 | 第0話 仕事始めは慣れないことばかり | 904 | 0 | 2019-05-12 | - | 
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