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HOME > 遊戯王SS一覧 > 入学試験

入学試験 作:わっきー

ピピピ…
6:00に目覚ましが鳴る
唐突に高い音をならす目覚ましは何となく嫌いだ。…頼っている身だし文句は言えないか
『ふぁ~』
朝は苦手だ、思考がうまく働かなくてよくボーッとしてしまってミスをおかすことが多い。
特に今日は入試当日ということで失敗なんてできない。寝坊なんてできない…
…眠い…試験は9:00からだし8:00に出れば間に合うだろう。
もう少し睡眠をとろう…おやすみ…
(しばらくして…)
『…ん、あっ、テスト!!』
飛び起きて時計を確認、『8:24』
『…まじかよ』
何て言ってる暇はない!さっさと出なくては!!
幸運にも昨日のうちに出掛ける準備はしていたので、すぐに出発できた
ダッシュでギリギリ間に合うだろう。長距離は自信無いがそんなこと言ってられない。
『はぁ、はぁ、はぁ』
よし、大体半分くらいもうちょっとだな…
???『お前も受験生か?』
横からいきなり話しかけられた
『…』
十代『俺、「遊城 十代」よろしくな!』
『おい、危な…』
十代『うわ、危ない!』
俺の言葉は間に合わず、前を歩いていた人にぶつかった
十代『ごめん』
『…』
こんなやつのことは知らん。さっさと行…!
???『君、デュエルをやるのかい?』
ぶつかった相手はデュエルキングの「武藤 遊戯」だった。
こんな機会滅多にない。早速デュエルを申し込もう。
『十代大丈夫か?』
俺もカードを拾うのを手伝う。
十代『サンキューな』
なんてやっていると「遊戯さん」は近くに来て。
遊戯『ラッキーカードだ、このカードが君のところへ行きたがっている』
十代『え、あ、ありがと』
『武藤遊戯さんですね?今ここで、デュエルを申し込みます!』
遊戯『え、でも君たち…』
十代『お前テスト受けるんじゃないのか?』
…あ、そっか。んーでもこんな機会滅多にないしなぁ…、んーでも…
遊戯『ふふっ、君にもラッキーカードだ』
『ん、あ、どうもです』
遊戯『デュエルはまたの機会にしよう』
『はい!』
十代『おい、そろそろいかないとヤバイぜ!』
『そうだった!!』
と言って、まともに挨拶もせずに走っていった
(アカデミアにて)
受け付け『時間だな。もう来ないだろう』
十代『まったぁー!!!』
受け付け『!?』
十代『受験番号110番、遊城 十代。ギリギリセーフだよね?』
真『同じく、受験番号19番、「六道 真(ろくどう まこと)」です』
受け付け『はぁ…』

???『ふーっ』
十代『お、やってるやってる』
デュエルフィールドでは一人のデュリストが試験を受けている
受験者の場には『ブラッドヴォルス』、試験官の場には『ビッグシールドガードナー』『機動砦のギアゴーレム』がいた。
試験官のデッキは受験者の腕を見るために守りに徹した構築なのだろう。
試験管『いかに優秀な君でもこの超守備デッキの前ではライフポイントをこれ以上削ることはできない』
受験者『罠カード『破壊輪』発動!この罠カードはフィールド上の表側表示のモンスター一体を破壊しお互いにその攻撃力分のダメージを受ける』
ブラッドヴォルスが破壊されお互いにその攻撃力分、1900のダメージを受ける。
受験者3200→1900
試験官1900→0
試験官『試験デュエル終了。おめでとう、君の勝利だ。』
受験者『ありがとうございます』
十代『あの一番、見事なコンボだったな』
???『そりゃそうさ受験番号一番。つまり筆記試験第一位の三沢君だよ?』
真『三沢…か』
十代『ふーん、受験番号はそういう意味か』
真『知らなかったのかよ…』
十代『へへっ』
???『合格は筆記の成績とデュエルの成績で決まるんだ。デュエルにはなんとか勝ったけど受験番号119番の僕じゃ受かるかどうか…』
十代『心配すんな、運が良ければ合格するよ。俺だって110番だ、こいつは19番だけどな。』
???『君たちも受験生?』
十代『でも110番台と10番台のデュエルはもうとっくに終わったよ!?』
十代『え!?』
真『(…これは不味いか?)』
試験官A『三沢くんは審議の必要もない。決まりだな』
試験官B『うん。次で最後だ』
試験官C『すみません、クロノス教諭、もう二人受け付け時刻ギリギリにやって来た受験生がいて』
クロノス『筆記試験順位は』
試験官『110番と19番です』
クロノス『ギリギリにやって来るなんてまず心がけがなってないネ。ドロップアウトボーイは我が学園に必要ないノーネ。』
試験管B『しかし、一応間に合ったわけです し、受験資格はあるかと』
試験管Aそれに理由も電車の事故ですし、ま ずいでしょう。受けさせないというのは』
クロノス『ノンプロブレーム、ノンノン!!』
その時、クロノスの携帯の音が鳴る。
クロノス『スコーシュ、どちらさま!? お、校長 先生』
校長『電車の事故で受験にギリギリに間に合っ た受験生達がいるらしいですね』
クロノス『え?』
校長『筆記試験が終わることもチャンスを奪う ことがないように。我が交の目的は広く様々な 才能を集め、健全なデュエリストを育成することですからね』
クロノス『地獄耳~ネ。タヌキオヤジーノ (デュエルアカデミアはデュエルエリートのた めの学園。ヘルク、鮫島校長は何であんなドロップアウトボーイに肩入れする~ノ!?)私がその受験生とデュエルしマース』
試験官『お、お待ち下さい。クロノス教諭、こ の試験用デッキをお持ち下さい』
真『(…門題無さそうだな)』
十代『スゲー強いなお前』
三沢『ああ』
十代『今年の受験生で2番目くらいに強いかもな』
アナウンス『受験番号110、遊城十代君。受験番号19、六道真君。』
十代『よぉし、俺の番だ』
三沢『君』
十代『え?』
三沢『なぜ僕が2番なんだ!?』
十代『1番は俺だからさ』
翔『僕より筆記試験の順位が9番いいだけで何であんな自信が持てるんだろう!? うらやましい』
クロノス『ボンジョールノ!』
十代『遊城十代です』
クロノス『シニョール十代。私はクロノス・ デ・メディチ。学園では実技担当最高責任者 やってルーノデース』
十代『光栄だなぁ、実技の責任者が対戦してく れるなんて。きっと俺それだけ期待されてるっ て事かなぁ、へへへ』
クロノス『あきれてものもいえまシェーン』
生徒A『クロノス教諭が直々なんて!』
生徒B『あの十代って相当大物なのか!?』
万条目『(そんなはずはない!)』
クロノス『デュエルコート、オ~ヌ』
十代『すげ~かっこい~。先生、そのコートっ て俺も買えるの?』
クロノス『成績の優秀な生徒ならみんなモッテ ル~ノ(あなたのようなドロップアウトボーイ には関係ない~のデスケドネ、永久に)』
十代『よ~し、頑張るぞ~』
十代・クロノス『デュエル』

真『へぇ…あの人実技の最高責任者かぁ…』
試験官A『さあ、六道君。僕達も始めようか。』
真『あの、失礼を承知で申し上げるのですが…』
試験官A『ん、なんだい?』
真『あの…ここに来ている教師の中で一番強いのってあのクロノス先生でょうか?』
試験官A『んー…そうなるかな(自身のデッキだしなぁ)』
真『もしよかったら…僕もクロノス先生とデュエルできませんか?』
試験官A『えっ!?』
真『やっぱりダメですか?』
試験官A『えっと…(チラッ』
クロノス『構わないノーネ』
真『やった!!ありがとうございます』
試験官A『いえいえ、でもよかったのかい?』
真『はい、強い人とやった分だけ楽しめると思ってるので(ガサゴソ』
真は鞄の中から耳栓と目隠しを取り出す
試験官A『耳栓に目隠し?』
真『ああ、相手のデッキの情報わかっててやったら不平等ですから』
試験官A『はあ…』

十代『俺のターン』
十代『よぉし、『E・HERO フェザーマン』 (守1000)を守備表示で召喚だ! さらに場に1枚伏 せてターン終了』
クロノス『私のターンデ~ス』
クロノス『ヒーローデッキねぇ、さしずめどこ カ~ノ、スモールタウン~ノ、ヒーローダタ~ ノでしょうネ~。世界の広さを私が教えてあげ る~のデ~ス。手札より魔法カード『押収』発動』
十代『何!? 『押収』!?』
クロノス『1000ポイント~のライフを払イ~ 相手~の手札を見てその中からカードを1枚選 んで墓地に捨てる事ができル~ノ。ふふん、や はりドロップアウトボーイのデッキデ~スネ』
クロノス4000→3000
十代『く、俺の命のデッキにけちつける気か!』
クロノス『『死者蘇生』を墓地に送ル~ノデ ス。そして場に2枚のカードを伏せリューニョ。さら
に魔法カード『大嵐』を手札から発動。このカードは全フィールド上の魔法・罠 カードを全て破壊スル~ノデ~ス
『大嵐』により『ドレインシールド』と『黄金の邪神像』2枚が破壊された。
十代『へへ、だけど先生、自分のカードも巻き込まれてるぞ』
クロノス『それが井戸の中のフロッグだと言うノデ~ス、ゲロゲ~ロ。特殊召喚『邪神トークン』!』
クロノスの場に『邪神トークン』2体が特殊召喚された。
翔『何がどうなってるのかさっぱり……』
三沢『『黄金の邪神像』は破壊されると『トー クン』を生み出す特殊な罠だ。クロノス教諭は その効果を利用するために自らの『黄金象』を壊したんだ』
翔『へぇ~』
生徒A『あれは入試用のデッキじゃない! クロ ノス教諭自身の『暗黒の中世デッキ』』
生徒B『自分のコンボを成立させると同時に 110番の罠も封じてしまった』
生徒A『あのデッキに勝てる受験生なんて』
生徒B『いないよな~』
万条目『ふん、あの受験生が特別なのかと思っ ていたが飛んだ勘違いだった。クロノス教諭は ドロップアウトボーイの儚い夢を徹底的に叩き潰すつもりなんだ』
明日香『あの子かわいそう、クロノスのお気に召さなかったようね』
亮『見物だぞ、暗黒の中世デッキ。110番のおかげで伝説のレアカードが拝めるかもしれない』
クロノス『まだ私のターンは続ク~ノデ~ス』
十代『へへ、面白いな。今度は何を見せてくれるんだい、先生』
クロノス『さらに『邪神トークン』2体を生け 贄にしテ~『古代の機械巨人(アンティーク・ ギア・ゴーレム)』(攻3000)を召喚』
クロノスの場に『古代の機械巨人』が召喚された。
明日香『これが……伝説のレアカード!』
十代『すげ~、噂に聞いた事があるぜ』
翔『いきなり八つ星モンスターなんて』
亮『クロノス・デ・メディチがこのカードを召喚して未だ負けたことはない。あの受験生に先 生を本気にさせる力があるとは思えないが』
明日香『クロノス教諭は気まぐれだから。気の毒に、アカデミアの鉄の扉が閉じる音が私には 聞こえたわ』
クロノス『ホーホホホ、行ク~ノデスヨ 『アルティメット・パウンド』!』
翔『『古代の機械巨人』の攻撃力3000、 『フェザーマン』の守備力1000。かないっこ ないよ!』
三沢『それだけではすまないさ。このモンス ターの効果は守備表示モンスターを攻撃した時 その守備力を攻撃力が上回っていればその差だけ相手にダメージを与えるんだ』
翔『そ、そんな……掟破りモンスターじゃないか』
『フェザーマン』は『古代の機械巨人』のパンチによって潰されてしまった。
十代4000→2000
クロノス『ウォ~ホホホ、早くも戦意ソウシ~ツデスノ?』
十代『ふふふふ、へへへ、感動してるぜ。最高責任者の先生が本気でデュエルしてくれて!』
クロノス『何? どこまで勘違いしてル~ノデ ス。お前のようなドロップアウトボーイなどは なから栄誉アルデュエル・アカデミ~アの門をくぐらせるつもりはアリマセ~ン』
十代『(ここから俺の本当の力が試される時だ)』
???『クリクリクリ~♪』
十代『(ん? 誰だ?)』
十代がドローしたのは遊戯にもらった『ハネクリボー』だった。
十代『(あ、お前さっきの……まさかな。そうか、 『ハネクリボー』か)』
その時『ハネクリボー』が笑ったようにみえた。
十代『へへ。よし、お前を信じるぜ。手札より 『ハネクリボー』を守備表示で召喚』
十代の場に『ハネクリボー』が召喚された。
ハネクリボー『クリ~♪』
十代『さらにカードを1枚伏せてターンエンドだ』
クロノス『ヴァラララ、羽の生えた『クリ ボー』。珍しいカードを持ってイル~デスネ。 しかし所詮は低級モンスターデショ。守備表示 で出した所で『古代の機械巨人』の貫通効果を 防ぐ事はできまセ~ンヌ。雑魚には雑魚モンス ターがお似合いデス~ネ。私のターンデスネ。 これで終わりデ~ス。『古代の機械巨人』『ハネクリボー』に『アルティメット・パウンド』』
ハネクリボー『クリ~!!』
『ハネクリボー』も『古代の機械巨人』の拳によって叩き潰されてしまった。
十代『すまない『ハネクリボー』』
クロノス『なぜライフが減らな~いのデス?』
十代『『ハネクリボー』が破壊されたターン、 自分が受けるダメージは0』
明日香『クロノスが知らないカードが存在する なんて……』
亮『先生とて到達できない所がある。デュエル の世界は底がしれない』
明日香『だから面白いのよ』
クロノス『フフ、その雑魚モンスターの特殊能力デシタカ』
十代『命を賭けて俺を守ってくれた友達を雑魚呼ばわりは許さないぜ』
クロノス『こざかしい、その場凌ギ~ノモンス ターを雑魚と呼んで悪いデスカ~?』
十代『いや『ハネクリボー』の悲鳴はシグナル となって俺のデッキのモンスターを呼び覚ます ぜ。罠カード発動『ヒーロー・シグナル』。2 体目の『E・HERO』『E・HERO バーストレディ』(攻 1200)デッキから特殊召喚』
十代の場に『バーストレディ』が召喚された。
十代『俺のターン』
十代『『ハネクリボー』お前の励まし、しっか り受けとめたぜ。見ててくれよ。そして『フェ ザーマン』もまた不屈の闘志で蘇る。魔法カー ド『戦士の生還』により墓地より手札に戻し召 喚』
クロノス『ふん、ペラペラのコミックス~の ヒーローに何ができマ~ス? ノーマルモンス ターに過ぎマ~セン』
十代『『フェザーマン』と『バーストレ ディ』。攻撃力の低いノーマルモンスターとい うのは仮の姿。その本当の姿を見て驚くな、先 生。魔法カード『融合』発動。『フェザーマ ン』と『バーストレディ』の『融合』。融合召 喚、マイフェイバリットカード『E・HERO フレイム・ウィングマン』(攻2100)』
十代の場に『フレイムウイングマン』が融合召喚された
翔『かっこい~』
三沢『『フレイム・ウィングマン』は融合召喚 でしか召喚できない。戦闘によって破壊した相 手モンスターの攻撃力分のダメージを相手プレ イヤーに与える事ができる』
翔『でもさ~『フレイム・ウィングマン』の攻 撃力は2100。『古代の機械巨人』の攻撃力に は届かないよ』
三沢『あぁ、あいつが本当に1番ならなんとか するだろうさ』
翔『本当は110番だよ……』
クロノス『特別講義してアゲ~ル。イイデスカ ~、デュエルにくだらない御託はイラナ~イ。 覚えておきなサ~イ。融合召喚した所デ~攻撃 力は2100。私の『古代の機械巨人』には及び マセ~ンヌ』
十代『じゃあ、先生に教えてやるぜ。ヒーロー にはヒーローに相応しい戦う舞台があるんだ。 フィールド魔法『スカイスクレイパー』』
地面から無数の高層ビルが出てきてフィールドは高層ビル街へと変わり、ビルの天辺には『フレイムウイングマン』が立っていた。
十代『さぁ、舞台は整った。行け~『フレイ ム・ウィングマン』(攻2100)『古代の機械巨 人』に攻撃』
クロノス『冗談デショ。『フレイム・ウィング マン』の攻撃力など『古代の機械巨人』の足元 にも及ばなイ~ヌ』
『フレイムウイングマン』はビルの天辺から『古 代の機械巨人』に近づく。
十代『ヒーローは必ず勝つ! 『スカイスクレイ パー』の効果は自分よりも攻撃力が高いモンス ターとヒーローが戦う場合にその攻撃力を 1000ポイントアップさせるフィールド魔法』
クロノス『オゥ、ヒーロー!』
十代『食らえ『スカイスクレイパー・シュー ト』』
『フレイム・ウィングマン』は上空から『古代の機械巨人』に攻撃する。
そして『古代の機械巨人』は爆発した。
クロノス『オ~ゥ、マダミ~ヤ、我が『古代の 機械巨人』ガ~』
『古代の機械巨人』の残骸がクロノスの頭に当たる。
十代『『フレイム・ウィングマン』の効果によ り破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを 受けてもらうぜ、先生』
クロノス『ナニ~』
『古代の機械巨人』は崩れ、クロノスがそれの下敷きとなる。
クロノス2900→0(-100)
十代『ガッチャ! 楽しいデュエルだったぜ、先生!』
こうしてデュエルは終了し、ソリットビジョン システムは消えていく。
クロノス『なぜナ~ノ。なぜ私があんなドロッ プアウトボーイに~』
万条目『信じられない……クロノス教諭が受験生に敗れるなど……』
明日香『ちょっと……面白いんじゃないあの子』
亮はその場を去っていく。
翔『いいぞ~110番!』
三沢『よきライバルになれるかもしれないな1番君』
十代『イェ~イ、勝っちゃた~俺。やった~、 へへへ。これからもよろしくな相棒』
ハネクリボー『クリクリ~♪』

試験官A『六道君、十代君のデュエルは終わりましたよ』
真『そうですか、十代は勝ったようですね』
試験官A『え、なんで…いや、この状況を見ればわかるか』
十代は調子にのって回りにアピールしまくり、クロノスは倒れている
試験官A『それじゃあ早速はじめてもいいかな?』
真『ふーぅ、はー。はい』
真は深呼吸を一回してから答えた。

真『受験番号19、六道真です』
クロノス『ふん、さっきは不覚をとってしまいましターガ、今度はそうはいかないデスーノ』
真・クロノス『デュエル!!』
クロノス『私の先行、ドロー!!』
クロノス『私は、『トロイホース』を攻撃表示で召喚しマースノ。そして魔法発動、『二重召喚』!。このターンもう一度通常召喚が行えルノデース!!』
真『『トロイホース』…最上級か』
クロノス『そのトーリ!私は『トロイホース』を生け贄に、『古代の機械巨人』を召喚!!』
クロノス『これでターン終了デスーノ』
翔『あれ?『古代の機会巨人』のレベルは8だよね?どうして生け贄が一体でいいの?』
三沢『『トロイホース』は地属性モンスターの生け贄召喚時、二体分の生け贄として利用できるんだ』
翔『ふーん』
真『俺のターン、ドロー!!』
真『俺は手札から『インヴェルズの魔細胞』を守備表示で特殊召喚!。このモンスターは自分フィールド上にモンスターが存在せず、相手フィールド上にモンスターが存在する場合に手札から特殊召喚できる。』
真『そして俺は『インヴェルズの魔細胞』を生け贄に…『インヴェルズ・ギラファ』を生け贄召喚!!。』
クロノス『レベル7のモンスターを一体の生け贄で…』
真『『インヴェルズ・ギラファ』は『インヴェルズ』一体を生け贄に生け贄召喚することが可能です。』
クロノス『なるホード、コスト軽減効果を持つ上級モンスターデスカ。しかし、攻撃力は『古代の機械巨人』の足元にも…』
真『攻撃力が全てじゃありませんよ?先生』
真『『インヴェルズギラファ』のモンスター効果発動!!。『インヴェルズ』を生け贄にして生け贄召喚をした時、相手の場のカード一枚を墓地に送り、自分のライフを1000回復する。』
真『対象は『古代の機会巨人』だ!。捕食しろ!!』
『インヴェルズギラファ』は命じられた通り『古代の機会巨人』を食べる。
クロノス『私の『古代の機会巨人』がぁ…』
真4000→5000
真『バトルだ!!『インヴェルズギラファ』でダイレクトアタック!!』
クロノス4000→1400
真『俺はリバースカードを一枚セットし、ターン終了だ。』
クロノス『ぐぬぬ…私のターン!…!?(ぬふふふふ、このカードならば…)』
クロノス『私は『古代の整備場』を発動、墓地の『古代の機械巨人』を手札に加えるノーネ』
クロノス『さラーニ、魔法カード発動!融合!!手札の『古代の機械巨人3体を融合!!。『古代の機械究極巨人』を特殊召喚!!』
翔『攻撃力4400!?』
クロノス『バトーゥル、『古代の機械究極巨人』で、『インヴェルズギラファ』を攻撃!!』
真5000→3200
クロノス『これでターン終了ナノーネ』
クロノス『(正直生徒相手に『古代の機械究極巨人』を出すことになるとは…)』
真『ふーん…』
真『俺のターン、ドロー』
真『俺は魔法カード、悪夢再びを発動!。墓地の守備力0の闇属性モンスターを二枚手札に加える。俺はは『インヴェルズの魔細胞』と『インヴェルズギラファ』を手札に加える』
真『そして『インヴェルズの魔細胞』を守備表示で特殊召喚。これを生け贄に…『インヴェルズギラファ』を生け贄召喚!!。『ギラファ』の効果発動!対象は『究極巨人』!!』
クロノス『…くっ…デスーガ、『究極巨人』は破壊されたとき墓地の『古代の機械巨人』を召喚条件を無視して特殊召喚できマース』
真『破壊ではない、墓地に送ったのです』
クロノス『!?』
真『『ギラファ』の効果によりライフを1000回復する!』
真3200→4200
真『バトルだ!『ギラファ』でダイレクトアタック!!』
クロノス『そん…ナ…』
クロノス1400→0(-1200)
真『ありがとうございました(まあ試験だしこんなもんか…)』
十代『お前スッゲェな!!』
真『あ、ああどうも』

翔『なんかあの二人…凄かったね』
三沢『これは一番二番なんて言ってられないかもしれないな』
こうして俺等の入学試験は幕を閉じた
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189 入学試験 2626 0 2014-08-14 -

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