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第二章 魔の海賊団バミュレーツ 作:スワラル・ネクロ
カイは一旦、周りの様子を見た。どうやら、悪魔はカイたちを取り囲んでいる三体以外は全員港町の住民を連れ去ってしまったらしい。つまり、悪魔達にはこれ以上の増援は無いということだ。だが、その程度で喜んでいられるほど、今の状況は良く無い。三体の悪魔はカイとフユミを捕らえようと少しずつ距離を縮めて来ていた。
「カイお兄ちゃん…」
フユミはカイの左腕を掴みながらカイの顔を不安そうに見上げる。
「大丈夫だ…心配するな…」
そういうカイも平静を保つのでいっぱいいっぱいだった。
無理もない、フユミを守りながら異形の悪魔三体を相手に戦うなど、たとえ剣術の達人でも厳しいだろう。ましてやカイは剣術に関しては全くの素人である。そんな絶望的な状況に置かれたカイの呼吸は荒くなっていき、サーベルを持つ手も震えてきた。そうしてるうちに悪魔の一体がカイたちめがけて飛びかかってきた。もはや、これまでか。
そう諦めかけたカイとフユミはとっさに目を瞑った。
すると、その時不可思議な現象が発生した。カイの首に下がっていた両親の形見のペンダントが突然雷光のような強い光を発したのだ。目を瞑っていたカイとフユミには少し眩しいと感じただけで何の影響もなかったが、突然の光に悪魔達は目が眩んでしまった。
「NNG…OKtT…!!」
「MG…MEN…!」
「ONR…!」
悪魔達は次々にそんなことを言う。言っている言語はわからないが、恐らく目が見えなくなっているのだろう。
そのことを直感で感じたカイはすぐに目を開き、サーベルを鞘に収め、フユミの手を引いて自宅へ逃げ込む。
それから5分ほどたった後、悪魔達の視界が正常に戻った。
「YTR…NGTK…!!」
「SKTGNI…KKNSRZ!」
「ONR…!!」
そうして悪魔達は飛び去って行った…どうやらカイたちのことを諦めたようだ…。
やがて…港町に夜が訪れた…。
港町の夜はいつも決まっていた。
漁師達が海に出てとてつもなく静かな夜か。
海から帰ってきた漁師達が酒を飲み交わして賑やかに騒いでいる夜の二択だった。
だが、今日のよるはいつもとは大分違った。
カイとフユミ以外誰もいない港町…そこから生まれる静けさが恐怖感を容赦なく煽る。
もしかしたらこの静寂を破る何者かがやってくるかもしれない。そう思えて、カイは眠ることができなかった。
カイは、フユミを寝かしつけてから、サーベルを携え、自宅のドアの前に座り込み、夜の港町を見張っていた。またいつ、何者かが襲来してきてもいいように。恐怖を紛らわすためにペンダントを握りしめながら。
所変わって、ここはある船の中。その船はマストにやたら大きいドクロが描かれていた。
いわゆる、海賊船である。
だがその海賊船に乗っている者たちは全てが異様だった。
その海賊船には人間がいない。いるのは、意志を持ってひとりでに動く骸骨達だ。
その中でも、一番豪華な服装をし、キャプテンハットをかぶった骸骨が甲板にいる骸骨に声をかける。
「アインス!島は見つかったかぁ!?」
アインスと呼ばれた骸骨は、
「まだ島は見つからないでやんす船長!」
と答えた。
「ご苦労!そのまま見張っていろ!」
「了解でやんす!」
船長と呼ばれたこの骸骨は、船内にある部屋に戻り、紙を広げる。この世界の海図だ。
そこには、カイ達が住んでいる『ウミナリ島』も載っていた。
海賊船の船長、
『バミュレーツ・キャプテンズィーベン』が呟く。
「財宝の手がかりである『海鳴りのペンダント』…絶対に手に入れてやらぁ…。」
「カイお兄ちゃん…」
フユミはカイの左腕を掴みながらカイの顔を不安そうに見上げる。
「大丈夫だ…心配するな…」
そういうカイも平静を保つのでいっぱいいっぱいだった。
無理もない、フユミを守りながら異形の悪魔三体を相手に戦うなど、たとえ剣術の達人でも厳しいだろう。ましてやカイは剣術に関しては全くの素人である。そんな絶望的な状況に置かれたカイの呼吸は荒くなっていき、サーベルを持つ手も震えてきた。そうしてるうちに悪魔の一体がカイたちめがけて飛びかかってきた。もはや、これまでか。
そう諦めかけたカイとフユミはとっさに目を瞑った。
すると、その時不可思議な現象が発生した。カイの首に下がっていた両親の形見のペンダントが突然雷光のような強い光を発したのだ。目を瞑っていたカイとフユミには少し眩しいと感じただけで何の影響もなかったが、突然の光に悪魔達は目が眩んでしまった。
「NNG…OKtT…!!」
「MG…MEN…!」
「ONR…!」
悪魔達は次々にそんなことを言う。言っている言語はわからないが、恐らく目が見えなくなっているのだろう。
そのことを直感で感じたカイはすぐに目を開き、サーベルを鞘に収め、フユミの手を引いて自宅へ逃げ込む。
それから5分ほどたった後、悪魔達の視界が正常に戻った。
「YTR…NGTK…!!」
「SKTGNI…KKNSRZ!」
「ONR…!!」
そうして悪魔達は飛び去って行った…どうやらカイたちのことを諦めたようだ…。
やがて…港町に夜が訪れた…。
港町の夜はいつも決まっていた。
漁師達が海に出てとてつもなく静かな夜か。
海から帰ってきた漁師達が酒を飲み交わして賑やかに騒いでいる夜の二択だった。
だが、今日のよるはいつもとは大分違った。
カイとフユミ以外誰もいない港町…そこから生まれる静けさが恐怖感を容赦なく煽る。
もしかしたらこの静寂を破る何者かがやってくるかもしれない。そう思えて、カイは眠ることができなかった。
カイは、フユミを寝かしつけてから、サーベルを携え、自宅のドアの前に座り込み、夜の港町を見張っていた。またいつ、何者かが襲来してきてもいいように。恐怖を紛らわすためにペンダントを握りしめながら。
所変わって、ここはある船の中。その船はマストにやたら大きいドクロが描かれていた。
いわゆる、海賊船である。
だがその海賊船に乗っている者たちは全てが異様だった。
その海賊船には人間がいない。いるのは、意志を持ってひとりでに動く骸骨達だ。
その中でも、一番豪華な服装をし、キャプテンハットをかぶった骸骨が甲板にいる骸骨に声をかける。
「アインス!島は見つかったかぁ!?」
アインスと呼ばれた骸骨は、
「まだ島は見つからないでやんす船長!」
と答えた。
「ご苦労!そのまま見張っていろ!」
「了解でやんす!」
船長と呼ばれたこの骸骨は、船内にある部屋に戻り、紙を広げる。この世界の海図だ。
そこには、カイ達が住んでいる『ウミナリ島』も載っていた。
海賊船の船長、
『バミュレーツ・キャプテンズィーベン』が呟く。
「財宝の手がかりである『海鳴りのペンダント』…絶対に手に入れてやらぁ…。」
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