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東方で遊戯王してみよう【第一話・中編①】 作:ゲッター@オリカ職人
※このSSは東方Projectと遊戯王を組み合わせた二次創作です。
【警告!】東方というジャンルが苦手な方は回避してください!
※因みに今回は長いです。また、都合で一部と二部に分けさせていただきました。
↑がおkな方はこれより下へお進み下さい。
【ターン1】
「では私のターンから行きますね、ドロー」
デュエルは紫からの先攻となり、カードをデッキトップから1枚をドローする。
「ふぅん、悪くないですね。メインステップで手札から《ゴブリンドバーグ》を召喚、続いてその召喚時効果により手札から《アレキサンドライドラゴン》を呼び出します」
ゴブリンドバーグが輸送してきたコンテナからまばゆい輝きを持つ龍、アレキサンドライドラゴンが現れて、藍に咆哮する。
「これが【外の世界】の技術ですか、カードのイラストをそのまま現実に投影……、河童達が面白がりそうですね」
立体映像に感心する藍。
「何事も感心するのはいい事ね、けどまだ終わりじゃないわよ? 今呼び出した《アレキサンドライドラゴン》と《ゴブリンドバーグ》をオーバーレイします。
現れよ、希望の戦士《No.39 希望皇ホープ》!」
紫がモンスターカード二枚を重ねて、両者の間に銀河が生まれて、素材となった二体のモンスターが吸い込まれた次の瞬間、そこには【39】を宿したモンスター、《No.39 希望皇ホープ》が場に舞い降りる。
その姿はまさに希望を背負う一人の勇者を具現化したかのようだ。
「このモンスターは確か……」
「ええ、このモンスターはエクシーズモンスターと呼ばれる新たなカテゴリーを持つカード。藍もこれを機会に覚えておくといいわ。
第一ターンはバトルフェイズを行えない、よって私はこのままターンを終えます」
【ターン2】
「(紫様の場には、最上級レベルに等しい攻守を持つホープが一体……どうするかな)」
「そんなに手札とにらめっこして、藍ったら可愛いわね~くすくす」
手札を凝視されていたことを言われて藍は顔が赤くなり、取り乱す。
「かっ、からかわないで下さい!」
「はいはいごめんなさいね」
手をひらひらとさせて誤る紫。だがその表情はまだ緩んだままである。
「コホン、では私のターンドローカード。次にメインステップ、手札から魔法カード《地割れ》を超動します」
藍の魔法カード《地割れ》の発動と同時にホープの足元が亀裂が走り、ガラガラと中に飲み込まれた。
これには紫は困った表情を浮かべる。
「まったく藍ったら肩に力が入りすぎているようね。序盤からパワーカードの使用なんて」
ユニットごとホープをセメタリーゾーンに送る紫に、
「いえいえ、相手がなんの効果を秘めているか分かりませんからね、まずは確定除去でいかせてもらいました。
続いて手札より《増援》を発動、デッキから戦士族モンスターである《切り込み隊長》をサーチそしてデッキをシャッフルします」
自動シャッフル機能が働いて藍のデッキはシャッフルされた。
「さらに今手札に加えた《切り込み隊長》を召喚し、次にその召喚時効果によって手札からレベル四以下の《巨大ネズミ》を場に特殊召喚」
新たに現れた巨大ネズミはその目を赤く発光させて、その身をぐぐっと縮ませて臨戦態勢をとる。
紫は不敵な笑みを浮かべた。
「来るのかしら?」
「はい、こちらにはアタッカーが二体。よってこのまま攻撃に移らせてもらいます。
バトルフェイズに移行、まずは《巨大ネズミ》で紫様にダイレクトアタックです!」
「それではその攻撃は通します」
八雲紫【8000】→【6600】
「ふぅん、なかなか効くわね」
「次に《切り込み隊長》でアタック!」
「その攻撃はライフで受ける」
八雲紫【6600】→【5400】
「メインフェイズ2で私は伏せカードを二枚出してターンエンドです」
【ターン3】
「私のターン、ドロー。
……メインフェイズ時に手札からドローフェイズで引いてきたカード、《サイバー・ドラゴン》を効果で特殊召喚します」
「緩い条件で特殊召喚できる上級モンスターですか、なるほどいいカードですね」
自分を見下ろしているサイバー・ドラゴンを見て藍は険しい表情をして言う。
「外の世界だとレギュレーションでは一時期制限に指定されていたらしいわ。現在は三枚まで入れられるみたいだけど、何があったのかしらね?」
「さぁ、詳しいことは分かりませんがきっとそれが許される時代になったのでは?
ほら、かつて私たち妖怪側が人間側との確執があったじゃないですか。けれど時代は変わってお互いが存在を認め合って、共に歩んでいけるようになったのと同じだと思うのです」
「確かにね。
けどまだデュエルは終わっていないわ。サイバー・ドラゴンは特殊召喚、まだ召喚権は有効、よって手札から《切り込み隊長》を召喚し、その効果で手札からレベル四の《賢者ケイローン》を呼びます。
さて」
計三体のモンスターを従える紫は藍の場を確認する。
「ふぅん、攻撃した時のカウンターが怖いわね。だからそれを取り除いてしまいましょう」
「!」
「賢者ケイローン、あそこに仕掛けられたカードを破壊しなさい。ケイローンの効果発動、手札の魔法カードをコストにして藍の伏せカードを破壊します。破壊するのはデッキ側です」
「チェーンはありません」
「そう、それはいいことだわ。さらに手札から《サイクロン》を発動。最後のカードも破壊よ」
「チェーン無いです」
「では攻撃に移ります。
まずは切り込み隊長で藍の切り込み隊長にアタック」
【切り込み隊長 攻1200】VS【切り込み隊長 攻1200】
結果は同じ攻撃力なので両者は破壊された。
「続けます。ケイローンで藍の巨大ネズミに攻撃」
「通します」
【巨大ネズミ 攻1400】VS【賢者ケイローン 攻1800】
結果は紫のモンスターの攻撃力が勝っているため、一方的に藍のモンスターを破壊した。
八雲藍【8000】→【7600】
「巨大ネズミの戦闘破壊時効果が出ます!」
「あら」
「この効果で、えーと……二体目の《巨大ネズミ》をデッキより特殊召喚!」
「かまわないわ、サイバー・ドラゴンで屠ります。
エヴォリューション・バースト」
まばゆい輝きのレーザーが新たに出てきた巨大ネズミを焼却する。
「わわっ!」
藍は動揺する。
八雲藍【7600】→【6900】
「うう……、じゃあ私は巨大ネズミの効果で、デッキから《ゴゴゴゴーレム》を攻撃表示で特殊召喚します」
「では私はなにも出来ないのでターンを終えます。
ごめんなさいね藍?」
かわいらしく舌を出して片目を閉じた紫。
「しくしく……」
【ターン4】
「めげずに行きますドロー!」
「よし、これなら。
私はメインフェイズで自分のゴゴゴゴーレムをリリースして手札から《フロストザウルス》をアドバンス召喚!」
「なるほど、その高い攻撃力(フロストの攻撃力は2600)で私のモンスターを破壊するつもりね?」
「そうです、しかも紫様にはなんの後ろ盾もありませんからね。行きますよ!
バトルフェイズ! フロストザウルスでサイバー・ドラゴンにアタック!
フロスト・スタンプ!」
凍てつく前足がサイバー・ドラゴンの最先端の技術で造り上げたボディーを易々と破砕する。
【フロストザウルス 攻2600】VS【サイバー・ドラゴン 攻2100】
結果はフロストザウルスの勝利である。
「やってくれるわねっ!」
八雲紫【5400】→【4900】
「よしっ、ターンエンドです!
(次のターンでフロストザウルスに《幸運の鉄斧》を装備させれば手が付けられなくなり、殴り勝ちできる)」
小さくガッツポーズを決める藍は笑顔だった。
【ターン5】
紫はドローしてから藍を見据えて言う。
「藍、あなたは強いわね。けれど、ケイローンを生かしておいたのは失敗だったようね」
「え? どういうことですか?」
「こういうことよ。
メインフェイズで手札から《増援》を超動!」
「それは確かデッキから戦士族を呼んでくるカードですね!」
「そう、そして持ってきたのは《ハウリング・ウォリアー》そしてそれをそのまま召喚、
さらに召喚時効果起動! このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのレベルは3になる。
この効果で賢者ケイローンのレベルはこのターンのみレベル3として扱います。
そしてこの二体でオーバーレイ!
オーバーレイネットワークを構築し、現れよ《弦魔人ムズムズリズム》!」
「攻撃力がたったの1500!? そんなモンスターでどうするんですか?」
「ふぅん、ならどうしてこの局面でこのモンスターなのかを教えてあげるわ。
バトルフェイズでムズムズリズムで藍のフロストザウルスに攻撃!
……する時に効果発動、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが相手モンスターを攻撃するダメージステップ時に、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になるのよ」
「!?」
【フロストザウルス 攻2600】VS【弦魔人ムズムズリズム ※攻3000(※効果補正値)】
「きゃああああ!」
八雲藍【6900】→【6500】
「では私はターンエンド」
【ターン6】
藍はこの状況を打開すべくドローフェイズに賭けたが、残念ながらモンスターは来ない。
【ターン7】
「ではこれで行くわ。
メインフェイズで《幸運の鉄斧》を弦魔人ムズムズリズムに装備」
「あっ、それは……」
「なにかしら?」
「いえっ、なにも……」
「これでムズムズリズムは攻撃力が2000に育った。
それじゃあ行くわよ、ムズムズリズムでアタック!」
「ひィッ!」
八雲藍【6500】→【4500】
【ターン8】
「ドロー、よし」
「(? 何を引いたのかしら)」
紫は怪訝に思う。
この状況を打破するには上級または最上級モンスターの召喚あるいは特殊召喚だけ。もしくはエクストラデッキからのモンスターの特殊召喚。
紫は少しだけ嫌な予感がした。
「私はこのカードを発動します、魔法カード《光の護封剣》を超動!」
紫の前に輝く剣が降り注ぎ、攻撃の手を封じた。
「やるわね、この土壇場でそんなカードを引くなんて」
「いえいえ、紫様の足元にも及びません。
さらに手札から《ゴゴゴジャイアント》を召喚します!
そしてその召喚時効果で私の墓地に眠る《ゴゴゴゴーレム》を一体リアニメイトします!
……ですが、せっかく召喚したこのゴゴゴジャイアントですけど、このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になるんです」
「でも目的は単なるサモン&リア二メイトじゃないでしょ?」
「さすが紫様鋭い。本当の目的はエクシーズにありです」
「やはりね」
どうやら紫が予感していたことは当たったようだ。
「行きますよ!
私の二体のゴゴゴをオーバーレイ!
奇跡の旋律を指揮し、私に勝利を見せてください!
《交響魔人マエストローク》をエクシーズ召喚!」
「現れたわね、エクシーズ……」
「さぁ、マエストロさんの効果を発動です。
ユニット消費で紫様のムズムズリズムをセット状態にします!」
ムズムズリズムの強制セットにより装備されていた幸運の鉄斧はルールにより分離の後に墓地に飛ばされた。
「やってくれるッ! さぁどうする藍!」
「もちろんアタックあるのみです、バトルフェイズに移行し、マエストロークで紫さまのムズムズリズムに攻撃!」
【交響魔人マエストローク 攻1800】VS【弦魔人ムズムズリズム 守1000】
「勝てないか。いいわ破壊されてあげる」
「私はメインフェイズ2で手札に先ほどまで腐っていた《幸運の鉄斧》をマエストロさんに装備してターンエンドします」
~中編②続く~
【警告!】東方というジャンルが苦手な方は回避してください!
※因みに今回は長いです。また、都合で一部と二部に分けさせていただきました。
↑がおkな方はこれより下へお進み下さい。
【ターン1】
「では私のターンから行きますね、ドロー」
デュエルは紫からの先攻となり、カードをデッキトップから1枚をドローする。
「ふぅん、悪くないですね。メインステップで手札から《ゴブリンドバーグ》を召喚、続いてその召喚時効果により手札から《アレキサンドライドラゴン》を呼び出します」
ゴブリンドバーグが輸送してきたコンテナからまばゆい輝きを持つ龍、アレキサンドライドラゴンが現れて、藍に咆哮する。
「これが【外の世界】の技術ですか、カードのイラストをそのまま現実に投影……、河童達が面白がりそうですね」
立体映像に感心する藍。
「何事も感心するのはいい事ね、けどまだ終わりじゃないわよ? 今呼び出した《アレキサンドライドラゴン》と《ゴブリンドバーグ》をオーバーレイします。
現れよ、希望の戦士《No.39 希望皇ホープ》!」
紫がモンスターカード二枚を重ねて、両者の間に銀河が生まれて、素材となった二体のモンスターが吸い込まれた次の瞬間、そこには【39】を宿したモンスター、《No.39 希望皇ホープ》が場に舞い降りる。
その姿はまさに希望を背負う一人の勇者を具現化したかのようだ。
「このモンスターは確か……」
「ええ、このモンスターはエクシーズモンスターと呼ばれる新たなカテゴリーを持つカード。藍もこれを機会に覚えておくといいわ。
第一ターンはバトルフェイズを行えない、よって私はこのままターンを終えます」
【ターン2】
「(紫様の場には、最上級レベルに等しい攻守を持つホープが一体……どうするかな)」
「そんなに手札とにらめっこして、藍ったら可愛いわね~くすくす」
手札を凝視されていたことを言われて藍は顔が赤くなり、取り乱す。
「かっ、からかわないで下さい!」
「はいはいごめんなさいね」
手をひらひらとさせて誤る紫。だがその表情はまだ緩んだままである。
「コホン、では私のターンドローカード。次にメインステップ、手札から魔法カード《地割れ》を超動します」
藍の魔法カード《地割れ》の発動と同時にホープの足元が亀裂が走り、ガラガラと中に飲み込まれた。
これには紫は困った表情を浮かべる。
「まったく藍ったら肩に力が入りすぎているようね。序盤からパワーカードの使用なんて」
ユニットごとホープをセメタリーゾーンに送る紫に、
「いえいえ、相手がなんの効果を秘めているか分かりませんからね、まずは確定除去でいかせてもらいました。
続いて手札より《増援》を発動、デッキから戦士族モンスターである《切り込み隊長》をサーチそしてデッキをシャッフルします」
自動シャッフル機能が働いて藍のデッキはシャッフルされた。
「さらに今手札に加えた《切り込み隊長》を召喚し、次にその召喚時効果によって手札からレベル四以下の《巨大ネズミ》を場に特殊召喚」
新たに現れた巨大ネズミはその目を赤く発光させて、その身をぐぐっと縮ませて臨戦態勢をとる。
紫は不敵な笑みを浮かべた。
「来るのかしら?」
「はい、こちらにはアタッカーが二体。よってこのまま攻撃に移らせてもらいます。
バトルフェイズに移行、まずは《巨大ネズミ》で紫様にダイレクトアタックです!」
「それではその攻撃は通します」
八雲紫【8000】→【6600】
「ふぅん、なかなか効くわね」
「次に《切り込み隊長》でアタック!」
「その攻撃はライフで受ける」
八雲紫【6600】→【5400】
「メインフェイズ2で私は伏せカードを二枚出してターンエンドです」
【ターン3】
「私のターン、ドロー。
……メインフェイズ時に手札からドローフェイズで引いてきたカード、《サイバー・ドラゴン》を効果で特殊召喚します」
「緩い条件で特殊召喚できる上級モンスターですか、なるほどいいカードですね」
自分を見下ろしているサイバー・ドラゴンを見て藍は険しい表情をして言う。
「外の世界だとレギュレーションでは一時期制限に指定されていたらしいわ。現在は三枚まで入れられるみたいだけど、何があったのかしらね?」
「さぁ、詳しいことは分かりませんがきっとそれが許される時代になったのでは?
ほら、かつて私たち妖怪側が人間側との確執があったじゃないですか。けれど時代は変わってお互いが存在を認め合って、共に歩んでいけるようになったのと同じだと思うのです」
「確かにね。
けどまだデュエルは終わっていないわ。サイバー・ドラゴンは特殊召喚、まだ召喚権は有効、よって手札から《切り込み隊長》を召喚し、その効果で手札からレベル四の《賢者ケイローン》を呼びます。
さて」
計三体のモンスターを従える紫は藍の場を確認する。
「ふぅん、攻撃した時のカウンターが怖いわね。だからそれを取り除いてしまいましょう」
「!」
「賢者ケイローン、あそこに仕掛けられたカードを破壊しなさい。ケイローンの効果発動、手札の魔法カードをコストにして藍の伏せカードを破壊します。破壊するのはデッキ側です」
「チェーンはありません」
「そう、それはいいことだわ。さらに手札から《サイクロン》を発動。最後のカードも破壊よ」
「チェーン無いです」
「では攻撃に移ります。
まずは切り込み隊長で藍の切り込み隊長にアタック」
【切り込み隊長 攻1200】VS【切り込み隊長 攻1200】
結果は同じ攻撃力なので両者は破壊された。
「続けます。ケイローンで藍の巨大ネズミに攻撃」
「通します」
【巨大ネズミ 攻1400】VS【賢者ケイローン 攻1800】
結果は紫のモンスターの攻撃力が勝っているため、一方的に藍のモンスターを破壊した。
八雲藍【8000】→【7600】
「巨大ネズミの戦闘破壊時効果が出ます!」
「あら」
「この効果で、えーと……二体目の《巨大ネズミ》をデッキより特殊召喚!」
「かまわないわ、サイバー・ドラゴンで屠ります。
エヴォリューション・バースト」
まばゆい輝きのレーザーが新たに出てきた巨大ネズミを焼却する。
「わわっ!」
藍は動揺する。
八雲藍【7600】→【6900】
「うう……、じゃあ私は巨大ネズミの効果で、デッキから《ゴゴゴゴーレム》を攻撃表示で特殊召喚します」
「では私はなにも出来ないのでターンを終えます。
ごめんなさいね藍?」
かわいらしく舌を出して片目を閉じた紫。
「しくしく……」
【ターン4】
「めげずに行きますドロー!」
「よし、これなら。
私はメインフェイズで自分のゴゴゴゴーレムをリリースして手札から《フロストザウルス》をアドバンス召喚!」
「なるほど、その高い攻撃力(フロストの攻撃力は2600)で私のモンスターを破壊するつもりね?」
「そうです、しかも紫様にはなんの後ろ盾もありませんからね。行きますよ!
バトルフェイズ! フロストザウルスでサイバー・ドラゴンにアタック!
フロスト・スタンプ!」
凍てつく前足がサイバー・ドラゴンの最先端の技術で造り上げたボディーを易々と破砕する。
【フロストザウルス 攻2600】VS【サイバー・ドラゴン 攻2100】
結果はフロストザウルスの勝利である。
「やってくれるわねっ!」
八雲紫【5400】→【4900】
「よしっ、ターンエンドです!
(次のターンでフロストザウルスに《幸運の鉄斧》を装備させれば手が付けられなくなり、殴り勝ちできる)」
小さくガッツポーズを決める藍は笑顔だった。
【ターン5】
紫はドローしてから藍を見据えて言う。
「藍、あなたは強いわね。けれど、ケイローンを生かしておいたのは失敗だったようね」
「え? どういうことですか?」
「こういうことよ。
メインフェイズで手札から《増援》を超動!」
「それは確かデッキから戦士族を呼んでくるカードですね!」
「そう、そして持ってきたのは《ハウリング・ウォリアー》そしてそれをそのまま召喚、
さらに召喚時効果起動! このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターのレベルは3になる。
この効果で賢者ケイローンのレベルはこのターンのみレベル3として扱います。
そしてこの二体でオーバーレイ!
オーバーレイネットワークを構築し、現れよ《弦魔人ムズムズリズム》!」
「攻撃力がたったの1500!? そんなモンスターでどうするんですか?」
「ふぅん、ならどうしてこの局面でこのモンスターなのかを教えてあげるわ。
バトルフェイズでムズムズリズムで藍のフロストザウルスに攻撃!
……する時に効果発動、自分フィールド上の「魔人」と名のついたエクシーズモンスターが相手モンスターを攻撃するダメージステップ時に、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その攻撃モンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になるのよ」
「!?」
【フロストザウルス 攻2600】VS【弦魔人ムズムズリズム ※攻3000(※効果補正値)】
「きゃああああ!」
八雲藍【6900】→【6500】
「では私はターンエンド」
【ターン6】
藍はこの状況を打開すべくドローフェイズに賭けたが、残念ながらモンスターは来ない。
【ターン7】
「ではこれで行くわ。
メインフェイズで《幸運の鉄斧》を弦魔人ムズムズリズムに装備」
「あっ、それは……」
「なにかしら?」
「いえっ、なにも……」
「これでムズムズリズムは攻撃力が2000に育った。
それじゃあ行くわよ、ムズムズリズムでアタック!」
「ひィッ!」
八雲藍【6500】→【4500】
【ターン8】
「ドロー、よし」
「(? 何を引いたのかしら)」
紫は怪訝に思う。
この状況を打破するには上級または最上級モンスターの召喚あるいは特殊召喚だけ。もしくはエクストラデッキからのモンスターの特殊召喚。
紫は少しだけ嫌な予感がした。
「私はこのカードを発動します、魔法カード《光の護封剣》を超動!」
紫の前に輝く剣が降り注ぎ、攻撃の手を封じた。
「やるわね、この土壇場でそんなカードを引くなんて」
「いえいえ、紫様の足元にも及びません。
さらに手札から《ゴゴゴジャイアント》を召喚します!
そしてその召喚時効果で私の墓地に眠る《ゴゴゴゴーレム》を一体リアニメイトします!
……ですが、せっかく召喚したこのゴゴゴジャイアントですけど、このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になるんです」
「でも目的は単なるサモン&リア二メイトじゃないでしょ?」
「さすが紫様鋭い。本当の目的はエクシーズにありです」
「やはりね」
どうやら紫が予感していたことは当たったようだ。
「行きますよ!
私の二体のゴゴゴをオーバーレイ!
奇跡の旋律を指揮し、私に勝利を見せてください!
《交響魔人マエストローク》をエクシーズ召喚!」
「現れたわね、エクシーズ……」
「さぁ、マエストロさんの効果を発動です。
ユニット消費で紫様のムズムズリズムをセット状態にします!」
ムズムズリズムの強制セットにより装備されていた幸運の鉄斧はルールにより分離の後に墓地に飛ばされた。
「やってくれるッ! さぁどうする藍!」
「もちろんアタックあるのみです、バトルフェイズに移行し、マエストロークで紫さまのムズムズリズムに攻撃!」
【交響魔人マエストローク 攻1800】VS【弦魔人ムズムズリズム 守1000】
「勝てないか。いいわ破壊されてあげる」
「私はメインフェイズ2で手札に先ほどまで腐っていた《幸運の鉄斧》をマエストロさんに装備してターンエンドします」
~中編②続く~
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コメント乙です!
>サイドラですら強いのに今はフォトスラっていう恐ろしいモンスターがいますからねぇ
ありましたねぇそのモンスターw
攻撃は強いわしかもエクシーズ召喚の種にしやすかったりとか地味に使える子でしたね。 (2013-02-18 01:05)
ご指摘ありがとうございます。すいません、正直自分のミスですorz
後で修正します…。 (2013-03-12 20:27)